ワクワクと不安が同居する、ママ友宅からのお招き
お相手と心地よい関係を築くための「子連れでの訪問マナー」
お相手の負担や手間を減らすための心遣い《2つ》
1.どんな手土産を持参するのか、事前に伝える

お招きを受けたときは何らかの手土産、差し入れを持参するのは、大人のたしなみ。
しかし、「どんな手土産が喜ばれるかな」というのが、悩みどころですよね。当日持参したものが、他のお友達や、お邪魔するお宅の用意したものとかぶってしまうと、心苦しいものです。
そこで、あえて「何を持っていくかを、あらかじめ伝えてしまう」ことは、スマートな方法の一つです。

「子供のおやつを多めに持っていくから、余ったら●●くんのおやつにしてね」「おいしいイチゴがたくさんあるからお裾分けさせて!」など、ザックリとでも伝えておけば、お相手も準備がしやすくなります。
2.子供の好き嫌いやアレルギーなどは、事前に伝えておく

子どもの好みを気にかけてせっかく用意していただいたものが、明らかに我が子の苦手なものだったり、与えるのを避けていたお菓子だったりすると、とても申し訳ない気持ちになりますよね。
そんなことを避けるために、子供の好き嫌いやアレルギーなは、あらかじめ簡単に伝えておくとよいでしょう。こちらも、お互いの負担が減らすためのいい方法です。

「うちの子はお水やお茶ばかり飲むので、私たちのためだけにジュース類は一切用意してもらわなくて大丈夫だよ。」「好き嫌いが多い子だから、普段食べているお菓子を持参させてもらうね。」など、気持ちよくこちらの事情を伝える表現は、たくさんあります。
とはいえ、ママ友であればお互い育児中の身なので、その場で伝えても、すんなり理解してもらえるはず。あまり難しく考えず、事前にタイミングをつかめそうなら、お伝えしましょう。
お相手のルールを大事にする心遣い《2つ》
1.お土産は子供の目につかないところで、こっそり渡す
2.「よそのおうちのルールがその日のルール」であることを子供に伝える
言い出しにくい「バイバイ」をスムーズにするための心遣い《2つ》
1.解散時間は事前に相談

楽しい時間であるほど、あっという間に解散時間になって名残惜しいものですが、親子ともに、「また来たい」「また来てほしい」と思えるかどうかが、末永くお付き合いできるかどうかの大事なポイント。
そのためにも「ちょっと物足りない」くらいの時間に解散を設定しておきましょう。
2.解散時間だけでなく、解散の「タイミング」も決めておく

疲れてきたり眠くなってくると、ケンカやトラブルも増えてきて、親同士も結局くつろげない・・・という状況に。
約束の解散時間前でも、そんな状況になったら「解散のタイミング」にしようという、心構えも大切です。
例えば「機嫌が悪くなったら失礼するね」と一言伝えておくと、万が一の時にもおいとまを言い出しやすく、無用なトラブルも回避しやすくなります。
「今度ゆっくり遊びに来て!」・・・そんなママ友からのお誘いの一言は、とても嬉しいもの。子どものお友だちの輪が広がる喜びと共に、ママにとってもより親密な人間関係が築けるいい機会ですよね。