無理せず貯金を始めよう♪
つもり貯金のコツ・ポイント
「つもり貯金」は、本来使ってしまうお金を貯金に回すだけというシンプルな方法なので、そう考えると、お財布にとっては痛くないはずですよね。一見すると、とても簡単に思える「つもり貯金」ですが、いざ始めてみたものの、なかなか長続きしなかった…という方も多いのが現実です。では、つもり貯金に失敗してしまう原因はどこにあるのでしょうか?
どうして続かないの?
頑張りすぎるから
考えられる原因の一つ目は、頑張りすぎるから。節約や貯金初心者さんに多い”失敗理由”が頑張り過ぎて息切れするというケース。「よ~し。頑張るぞ‼」と張り切って取り組むと、長続きは難しくなります。何でもそうですが、物事を始める時には、意気込み過ぎず、ゆったりと構えるくらいの気持ちが大切なのかもしれませんね…。
目標がないから
続かな理由には、目標を作らずに始めてしまうという原因も…。初めは楽しくスタートしたはずなのに「なんでこんなに我慢しなくちゃいけないの!」と徐々にやる気が無くなってしまいます。
効果が少ないから
「つもり貯金」は、本来、出て行くはずのお金を貯金するという貯金方法なので、チャレンジしやすいというのはありますが、取り組みやすい=少額であることが多く、貯められる金額は、短期間的に見ると決して高額なものではありません。そのため、「我慢している割に貯まらないな…」と感じてやめてしまう人が多い傾向にあります。
成功させるコツ。3つのポイントをおさえよう!
目標を決める
節約や貯金を成功させるためには、目標を持つことが大切です。目標は「絶対に○万円貯めるぞ!」という金額に対する目標よりも、「○万円貯めて○○を買うぞ!」とか「〇万円貯めて○○へ旅行に行くぞ!」という先の楽しみが具体的に感じられる目標の方がおすすめです。「つもり貯金」は、短期間で高額貯金ができる方法ではありません。設定金額を高くしすぎないことも成功のポイントです。例えば、「マッサージに行く」「美容院代を1回浮かせる」「欲しかったスニーカーを買う」など、比較的達成しやすい金額を設定してスタートさせると成功しやすくなります。
お気に入りの貯金箱を使う
我慢しすぎない

「つもり貯金」に限らず、節約や貯金をする時には、あまり我慢し過ぎるとストレスが溜まってしまい、やる気を失ってしまいがち。大切なのは我慢し過ぎないこと。自分が出来る範囲を頭に思い浮かべながら、それを意識してみしましょう。どうしても譲れないポイントは、慣れるまでは、「つもり貯金」の対象にしないことも長続きのための秘訣です。
長続きさせるためのポイントとは?
我慢と貯金のバランスを取る

ケーキを食べたつもりでケーキを食べずに貯金をしたとします。そうすると、ケーキが食べたい…という気持ちが心の中にいつまでも残ってしまいますよね。外食したつもりで自炊をして貯金をするというのも同様で、外食したいという気持ちが、もやもやっと残ってしまいます。そして、その残った気持ちが心の中に溜まっていき、やがて「つもり貯金」にストレスを感じるようになってしまうのです。
みなさんは「つもり貯金」をしたことがありますか?”500円玉貯金”や”10万円貯まる貯金箱”などを利用したり、お財布に小銭が沢山ある時に何気なく貯金したり…。「つもり貯金」には、人それぞれに色々なやり方があります。共通して言えるのは、途中で挫折してしまう…なかなかお金が貯まらない…そう感じている人が多いということではないでしょうか。