おいしいものを食べると幸せな気分になりますよね。心にも体にも栄養がチャージされて、またがんばろうという力が沸いてきます。おいしいものは外で食べるだけではありません。おうちでもじゅうぶん楽しめるものです。時間をかけて丁寧に料理する、テーマを決めて「おうち○○」を楽しむなど、おいしく楽しい「おこもり上手」になるヒントのご紹介です。

ちょっとしたおつまみと、お気に入りの飲み物で「おうちバル」をしてみませんか。ひとりの夜を静かにすごしてもいいですし、気の置けない友人と、とりとめのない話に花を咲かせるのもいいですね。間接照明やキャンドルのほのかな明かりだけで、落ち着いた雰囲気をつくるとよりリラックスできます。

気持ちいい青空の下で楽しむピクニックを、おうちでも。お部屋の床にブランケットを広げ、まるでそこが芝生の広がる公園であるかのように、ランチタイムを楽しみましょう。お天気がよければ、ベランダやバルコニーに出るのもいいですね。いつものテーブルでの食事とは違った、休日ならではの開放感が楽しめます。

癒しを求めて、エステやスパ、マッサージなどに高いお金と時間をかけていませんか？ もちろん、仕事をがんばったご褒美や、疲れがピークで限界というときに、お金と時間をかけて心と体を癒すのは必要なことです。ここでご紹介するのは、日頃からおうちでできる、心と体を癒す「おこもり上手」のヒントです。

ふだん居心地がいいと感じる場所はどんなところでしょうか。ゆったりとした時間が流れるカフェやラウンジ、ふわりといい香りがただようスパやエステサロン……。イメージするだけで、心も体もリラックスできそうですよね。おうちにもそんな雰囲気を作り出すインテリアをしつらえてみませんか？ おうち時間がより居心地のよいものになって、癒し効果が高まります。

忙しい毎日をすごし、心も体もガチガチに硬くなっているわたしたち。家ですごす休日には、ほっこりと心地いいものに触れて、凝り固まった心と体をゆるめましょう。ごろりと寝転がるラグ、ぐるりとくるまるブランケットなど、ふかふか、もこもことした、包み込まれるような手触りのものを選んでみて。

オフィスにある蛍光灯のような明かりでは、なかなかリラックスすることができません。おうちですごす時間には、日中の緊張をときほぐすような、あたたかみのある明かりがおすすめです。バスタイムにキャンドルを灯したり、おやすみ前にアロマライトを使ったりと、リラックスタイムの明かりにも気を配って。

直接肌に触れるルームウェア。楽だからといって一日中ジャージ姿のまま……という方もいらっしゃるかもしれませんね。ふだんはそれでもOKです。ただ、「おこもり上手」になると決めた日くらいは、コットンやリネンなど、肌触りのよい上質なルームウェアですごしてみてはいかがでしょう。

疲れた心と体を癒す「おこもり上手」になるヒントをご紹介しました。誰にも気兼ねすることなく、のんびりとすごせるおうち時間を充実させるのも、ときには必要です。心と体に栄養をたっぷりと与えて、毎日がんばっている自分をいたわってくださいね。