自分のお金に、きちんと向き合う

暮らしの中で「予算を立てる」ってどういうこと?
そこで、食費や交際費、娯楽費などにそれぞれ予算を立てて、ざっくりとした使い道を意識するのがこの方法。
例えば食費なら、【毎月の食費】を振り返ると【一日あたりの食費】も計算できるはず。
お給料日などお金が入ってくるタイミングで、一日でも一週間でも管理しやすい期間の金額を「封筒」などに入れて予算を立ててみましょう。もちろん封筒ではなく電子マネーや、入金分だけ使えるデビットカードを使うのも◎
ポイントは、「一ヶ月」など長い期間で設定するより「使うシーン」で予算を立てるほうが上手に管理できますよ。(予算の立て方は後ほどご紹介します♪)
「予算を立てる」いいところ
自然と"お金の使い方"に向き合える

最近ではスマートフォンなどで簡単に家計簿をつけられますが、家計簿はどちらかと言うと「使ったお金」を細かく把握するもの。出費の傾向がわかるので良い習慣ですが、「これから使うお金」の計画には結びつきにくい場合も。
お金を使うことを「楽しむ」

「予算を立てる」と聞くと、つい"これだけしか使えない"と思いがちですが、大切なのは予算内で「どう使うか」「なにに使うか」を楽しむこと。

何気なく買った500円のカフェラテではなく、予算1,000円の中で、「今日はリラックスしたい!」と買った500円のカフェラテは、満足度も大きく違うはず。もちろん、そのカフェラテをおうちの珈琲に切り替えて、別の500円の使い道を考えるのもいいですよね♪
むやみにケチケチするのではなく、予算内でどう楽しむかにポイントをおいてみてくださいね。
貯金も増えそう…♪
実際に、予算を立ててみよう!(予算5,000円の場合)
自分や家庭の収支を振り返って、"変動できない項目(住居費や保険料)以外"で設定してみてくださいね。今回は、さまざまな項目に5,000円の予算を設定しましたが、すべて同額の予算を立てる必要もありません♪
働くひとの1日1,000円×平日5日

毎日の出費は食費だけ。お弁当派だから、コンビニでコーヒーとお菓子を買うくらい…そんな数百円の出費が、大きな出費になっているのはみなさんもご存知の通り。毎日買っていたコーヒーを、マイボトルに変えるだけでも変わりそうですね。

例えば、一日の予算を1,000円×平日5日、一週間で5,000円と決めたら、週4日はお弁当をつくって、金曜日は外食のランチを楽しむ!など、メリハリをつけてみるのも◎。大事なのは、自分が「毎日」「どんなことに」「いくら」お金をかけているのか意識することです。
休日や土日のお出かけも

年に数回の旅行は別の予算を組むとして、週末のショッピングやお出かけの予算も設定してみましょう。電車に乗って、ランチやティータイムを楽しむと一人5,000円をあっという間に使ってしまうかも。

週休み2日のうち、1日はお出かけ、1日はお家の中でまったり…と言うように、お金を使う日、使わない日にメリハリをつけるのも良いかもしれませんね。週末なら土曜に外出してリフレッシュすることで、日曜には家事もはかどり気持ちよく月曜日を迎えられるかも!
食事会・飲み会は回数にも注意して!

季節によってお誘いの回数は変わりますが、大きな出費のひとつが食事会や飲み会などの交際費ではないでしょうか。特にお酒が好きな方は、ついつい二次会...となって、翌日ちょっと後悔なんて経験もあるはず。そんな交際費も、せいぜい1回につき5,000円!と割り切ってみて。ひと月に参加する回数を決めるのもGOOD。

仲良しの集まりなら、ホームパーティーもおすすめ。手料理やちょっとしたおつまみを持ち寄れば、外ですごすよりも、のんびり&リッチに過ごせるかもしれません。
ファッション小物や美容ケアなど

女性ならついつい新しいファッションアイテムが欲しくなりますよね。お洋服や靴は、春夏秋冬など季節に分けて予算を設定するのがおすすめですが、それ以外にもネイルやコスメなど、女性は日々の出費がかさむもの。

例えば、ネイルをセルフネイルにするだけでもお金の使い方が大きく変わってきます。妥協ではなく、時間をかけてセルフケアを楽しめるようになると良いですね♪
一人暮らしのひとも、家計を管理しているひとも、ほとんど多くのひとの生活で欠かせない「お金」との関係。新生活がはじまる春に向けて、改めて「お金との付き合い方」を見直したいというひとも多いのではないでしょうか。