楽しい節約術で主婦の毎日を明るく

どうして節約をするの?
自分と家族の未来のために


わたしたちはあまり意識しないまま、毎日の習慣で、無駄遣いをしてしまっていることが多々あります。「なんとなくやっている」小さな悪い習慣を断ち切るだけでも、お金も時間も、環境も守っていくことができるんです!
お金を貯める暮らしにシフトチェンジしていくために、小さなステップを踏んで無駄を省いていきましょう。
無理せず節約生活を楽しむためには
ほどよくミニマリストの生活を取り入れて

身のまわりをコンパクトにしていくことで、本当に必要なものが分かるようになります。
ミニマリストの精神をほどよく取り入れ、不必要なものを減らす努力をしてみましょう。そうすると、今あるものを最大限に活用しようという方向に、気持ちも自然とシフトしていきますよ。
貯金を目指しつつ、バランスよく
節約上手さんがやっている21の習慣
1. コンビニには不用意に近づかない
おやつや雑誌は惰性で買わない
家を出る前に傘、ハンカチなど持ち物を確認する

忘れ物が多い人は、玄関やリビングに忘れ物チェックボードを置いてもいいですね。出し入れの多いものについて、家を出るときに確認できると、うっかりを減らせますよ。
2. 飲み物はちょっといいものを持参する
自販機やコーヒーショップでは飲み物を買わない
飲み物用のお湯を持参する
3. ランチはお弁当を作る
簡単なお弁当の定番を持つ

お昼ごはんはお弁当を作ってみましょう。簡単なもので大丈夫。最初からインスタ映えするお弁当なんて必要ありません。
おにぎりと夕飯の残り物を詰めるだけでOK。毎日、同じメニューでも構いません。曜日で、作るメニューを決めてもいいですよね。続けることが大切というスタンスで作っていくと、いつの間にか、お弁当力がアップしてささっと短時間で作れるようになりますよ。

外出の予定がない主婦も、子供や旦那様のお弁当を作るときに、一緒に自分の分も用意しましょう。
昼ごはんを作る手間が省けますし、朝つくったお弁当が昼にはどんな味に変化しているかも実感することができます。
簡単なお弁当であっても、家族全員がお弁当生活を送ることは、節約の効果も大きく、王道の節約方法のひとつ。節約の方法が分からないと悩んでいる人は、まずここからスタートすると、成果を感じやすいかもしれません。
作り置きおかずを活用する

お弁当を作り続けるために、作り置きも上手に活用していきましょう。
ただし、作り置きだからといって、たくさんの量を作りすぎてしまうと、使い切れないうちに傷んで無駄になってしまうということも。はじめのうちは、量を少なめに、カラフルな食材を使うよう心がけるといいでしょう。
さまざまな色が使われたカラフルなお弁当は栄養バランスもいいんですよ。
4.簡単おやつ、おつまみ、オリジナルカクテルの定番を持つ
市販品に頼らず、簡単に作れる定番レシピを持つ

お酒をよく飲む人は、節約できるお酒の種類について、少し考えてみましょう。
ビールは爽やかで飲み口もいいお酒ですが、単価は高め。量は少なくてもいいから酔いたいという人は、アルコール度数の高いウィスキーや焼酎をロック飲むといいですね。たくさんの量を飲みたい人は、アルコール度数の高いお酒を炭酸やジュースで割って飲むようにすると、コスパもよくなりますよ。
5. 買い物は毎日行かない
計画的に、買い物の日を決める
ストック食材を使いこなす
節約レシピで献立を組む
6. 冷蔵庫の中を整理する
ひと目で見渡せるよう、冷蔵庫の中を整える
常備するモノの数を把握する
食材の迷子を作らない
7. 使い切る、を心がける
あらゆる方法で食べきる
重宝する丼レシピを覚えておく
ストックしすぎない
8.オトク食材を活用する
定番レシピを代替品で作れるようにする
かさまし食材でボリュームアップする
9.食材を「増やす」ことを楽しむ
簡単な家庭栽培にトライする
ヨーグルトを自作する
健康にいいと言われているヨーグルトを毎日、たっぷり食べるために、おうちでヨーグルトを作ってみましょう。
価格の高い乳酸菌のヨーグルトを元種にして作れば、コスパもよく、食費の節約につながります。最近は、さまざまなタイプのヨーグルトメーカーが販売されており、ヨーグルト以外のメニューを作れるものも。暮らしに合ったタイプのヨーグルトメーカーを購入するといいですね。
10.定期的、計画的にふるさと納税を利用する
ふるさと納税の返礼品に、美味しい食材を選ぶ
11.こまめな節電を心がける
使っていない電気は消す
使っていない部屋の電気はこまめに消す習慣をつけましょう。
蛍光灯は点灯するときの電力が大きいため、つけっぱなしにした方がいいかと迷う人もいるようです。蛍光灯は点灯すると最大で3秒、消費電力が通常の約2.2倍になると言われています。つまり、スイッチを入れて最初の7秒間は、電力を沢山使っている状態になっているわけです。
7秒以内に消して、再びつけるという場合は、つけっぱなしの方がオトクです。ですが、通常の使用では、7秒以上使うことがほとんど。7秒以上使う場合は、使い終わったら消すという行動を取る方がオトクになるわけです。
電気代の節約方法としては、使っていない電気をこまめに消すという行動が正しいということ。電気代がオトクになると分かれば、こまめにスイッチを切るということも手間だと感じなくなるかもしれません。
節電タップでアイテムごとにスイッチを切る
小さな家電など、たくさんの電化製品を一か所で管理できる節電タップで、アイテムごとにスイッチを切る習慣を持ちましょう。
節電タップは、コンセントのひとつひとつにスイッチがついており、使わないときには、そこだけスイッチを切るという動作を取ることができるアイテム。いちいち、それぞれの電化製品の電源を切る必要がないので、簡単で便利です。
電気代を節約したいときに、まずは試してみたいアイテムですね。
USBで接続するデバイスもスイッチ付のハブを使えば、効率的に電気代を抑えられます。
ほんの小さいことでも、チリツモの意識で続けていくことが大切ですよね。こうしたアイテムを使えば、使うとき、使わないときということを明確に自分でイメージすることができるようになりますよ。
12.ピンポイントで定期的に掃除する
エアコンは2週間に1度掃除する
ガスコンロはバーナー部分を重点的に掃除する
13.水や紙は資源であると意識する
シャワーの時間を短くする
シャワーヘッドを節水型のものに変えることも水道代、ガス代の節約方法のひとつ。シャワーヘッドを購入する初期投資が必要になるので、普段、どれくらいシャワーを使っているか確認してから、購入検討してもいいですね。
浴槽のお湯をしっかり活用する
お風呂に浸かりたいときは、浴槽のお湯もきちんと活用し、体や髪を洗う際に使うようにしましょう。
せっかく溜めたお湯は、浸かるだけではもったいないですよね。湯船のお湯で体や髪を洗えば、シャワーでの水道代、ガス代の節約に。浴槽にお湯を張った上、普通にシャワーを浴びると、大量の水を使うことになってしまいます。
家族の人数が多い場合は、一人ずつがシャワーを使うよりも、湯船のお湯を使った方が水道代、ガス代ともに節約できることがあります。ただ、家族が時間をあけて入浴すると、追い炊きでさらにガス代を使うことになってしまうので、注意が必要。湯船に浸かりたいときは、家族ができるだけ同じ時間帯で入浴できるよう、調整しましょう。
トレイの水洗レバーは大小を使い分ける
トイレの水洗レバーは大と小をきちんと使い分けると、流れる水が無駄になりません。
家庭用のトイレのレバーは、ホールドタイプ、ノンホールドタイプという2種類があります。古くからあるホールドタイプは、小のレバーを回した状態で固定している間、水が流れるタイプ。こちらは、小レバーではトイレットペーパーを流せないことが多いといわれています。つまり、女性がトイレを使用した後は、大を使わないといけないということ。
一方、ノンホールドタイプは、小のレバーを一度回すと、決められた水の量が流れるというタイプ。こちらは小でもトイレットペーパーを流せる量の水が流れるそう。
基本的に、大と小のレバーを使い分けた方が水道代を節約できますが、トイレのタイプによっては使い分けることができない場合もあるということです。ただ、男性はどちらのタイプでも、小のレバーを使えますので、男性の家族が多いときは、使い分けで水道代をしっかり節約できますね。
洗濯はまとめて洗う
最近は、すすぎが1回でいいという洗剤も数多く発売されています。すすぎの回数が減ると、それだけ水道代も電気代も節約できますよね。
こうした洗剤を使用することも、洗濯における節約方法のひとつ。洗濯にかかる時間も減らせるので、家事も効率的にこなせますね。
ウエスを活用する
14.部屋の中で暖かく過ごす道具を揃える
お気に入りのひざかけを活用する
電気のいらない湯たんぽを活用する
ひとり用の暖房器具を使う
ひとりで過ごすときは、部屋全体を暖めるよりもピンポイントでひとり用の暖房器具を使った方が、電気代がオトクになることがあります。
着るこたつは、胸元まですっぽりと覆い、ヒーターの熱で360度全方向からぽかぽかと温まれるという、ユニークな暖房器具。ソファで寛いでいるときだけではなく、デスクワーク中、普通の椅子に座っているときにも使えますし、着たまま歩くことも!ヒーター部分を取り出せば、丸洗いすることもできて、普通のこたつよりも衛生的に使えます。
ひとり暮らしの人や、家族で別々の部屋で過ごしたい人などにもおすすめ。部屋全体を暖めるエアコンや床暖房より、電気代も節約できますよ。
15.お財布にお金をたくさん入れておかない
日常的に使う、最低限のお金だけを入れる
お金は揃えて、丁寧に扱う
16.持ち歩くカードは厳選する
ライフスタイルに合ったカードだけを持ち歩く
自宅保管と持ち歩き用を分けるのも◎
17.簡単に家計簿をつけてみる
自分の買い物の傾向と収支を知る
アプリで簡単に家計簿をつける

アプリで簡単に家計簿をつけてもいいですね。
最近は自動的に収支をグラフ化してくれる家計簿アプリなどもたくさん出ています。スマホを使った家計管理は、すきま時間を有効に活用できるので、家計簿初心者さんにもおすすめです。
ただし、アプリにすべて頼り切って、振り返らないと意味がありません。収支を確認し、無駄を省くことが重要です。アプリを利用するなら、毎日、アプリを確認して、反省点を見つけ出すくらいの気持ちが必要ですよ。
献立をメモする
18.お出かけの時は早めに出発する
少し遠回りでも、運賃の安いルートを探す
バスに乗らず、歩く
19.図書館をお散歩コースにする
本や雑誌は買わずに「借りる」を基本にする

図書館で本を借りることで、書籍代は大きく節約できます。本当に欲しい本を厳選して購入できるようになるので、本棚もすっきり!買うわけではないので、面白くなかったら、途中まで読んで返却するということも可能に。図書館を日常的なお散歩コースにしておけば、返却も苦にはなりませんよね。
図書館を利用することは、日頃から本をたくさん購入している人には、特に効果的な節約方法です。
20. 自分を豊かにする自己投資を考える
節約するポイントがどこか見極める
21. 自分を見つめる時間を作る
今、必要なことと無駄なことを切り分ける

節約生活でもっとも重要なことは、なにが必要で、なにが無駄かを適切に判断すること。
自分を見つめる時間を持つことで、こうした判断をきちんと行えるようになります。必要なところにはお金をかけ、必要ではないところの無駄は省くということが、効率的な節約につながります。
いろいろな事柄の必要性は、その時々で変わるでしょう。子供の成長に伴って、生活そのものが変わり、なにに重きをおくかということも変わってきます。
今、必要なことと無駄なことは何かということを、その都度、よく考えていくことが重要です。
暮らしのアレコレをノートに書き出す
節約ブログを書いてみる

書くことが好きな人は、節約をメインテーマにブログを書いてみてはいかがでしょう。
他の人に自分の節約の頑張りを伝えると、モチベーションの維持に役立ちます。また、文章化することで、自分の行動を整理し、振り返りやすくなるというメリットも。ブログを始めることが難しいようであれば、まずはインスタグラムやツイッターなど、短い文章でもアップできるSNSを利用してみましょう。読んだ人から反応をもらえると、一段と頑張ろうという気持ちが湧いてきますよ。
お金というものは、あればあるだけ使いたくなってしまうものです。でも、長い人生を考えると子供の学費や老後の蓄えも必要。計画的にお金を使っていくために、まずは、今の暮らしの見直しをしていくことが重要です。