#インスタとわたし
【連載】#インスタとわたし
vol.5 –sakurakoさん(@sakuracosのカバー画像

#インスタとわたし
vol.5 –sakurakoさん(@sakuracos)

写真:yansuKIM  協力:Instagram

写真や動画を通じて世界中の人々とつながることのできる人気SNS「インスタグラム」。使い始めたことで新たな交流が生まれたり、暮らしが変化したりという人も少なくありません。この連載では、注目のインスタグラマーさんが何を想いどんな発信をしているのか、お話を伺っていきます。今回は、3匹の猫のゆるりとした空気感が癒やしを生むsakurako(@sakuracos)さんのインスタに注目。素敵なお宅にお邪魔してお話を伺ってきました。

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2017年11月16日作成

猫の癒やしが満載。sakurakoさんのインスタグラム

全身ふわふわの毛におおわれた可愛らしくも気ままな生き物、猫。

猫なで声で足元をスリスリしてきたかと思えば、飼い主が呼んでも聞こえぬふり。「なでて」と甘えてきておいて、数分後には「なですぎだ」と怒りだす…。そんなこんなで、いつの間にやらすっかり猫のペースに巻き込まれていたり。ちょっぴり悔しいながらも、そこに幸せを感じてしまうのが猫好きの性でもあります。

気づけば私たち人間は、そんな猫にすっかり夢中にさせられるのです。
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「猫ブーム」と言われるようになって久しいですが、そのずっと以前から飼い猫の姿を発信し続けているインスタグラムがあります。

とぼけた表情やくすっと笑える日常のひとコマ。めめちゃん、ふくちゃん、のんちゃん、3匹ののんびりとした日常が覗けるsakurakoさんのアカウントです。遠く海外にもファンが多く、愛らしい姿がならぶ投稿には「sweet angel baby !」など熱烈なコメントが寄せられます。

リノベーションされたという素敵なご自宅で猫3匹と暮らすsakurakoさん。猫が快適に暮らせる工夫が随所にみられるお宅にお邪魔してきました。
猫のいる日常は平和そのもの。そのゆるりとした時間の流れをたっぷりご堪能ください。

3匹の猫のゆったりまったり、気まぐれな日々

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vol.5 –sakurakoさん(@sakuracos)
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――sakurakoさんのインスタは、可愛らしくも表情豊かな3匹の写真に思わず引き込まれてしまいます!写真を撮るときに気をつけてることなどはありますか?

よく「可愛く撮るコツは?」などと聞かれますが、私にとっては可愛いのがあたり前。それを前提に色々な表情を撮りたいと思っています。
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――インスタをはじめられたのはいつ頃ですか?
インスタグラムのサービスが始まって間もない6年前だったと思います。


――そんなに早くから!?
インスタを始める以前から、趣味の写真をテーマにしたHPをやっていたんです。そんな中、写真に特化したSNSであるインスタグラムを知り、「なんて私向きなサービス!」と飛びつきました(笑)
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――フォロワーが増えたきっかけは?

めめの子猫時代の写真が書籍化されたり、海外のサイトで紹介されたのも大きいと思います。うちは海外のフォロワーさんが多いのですが、感情表現がダイレクトな方やフランクな方が多くて楽しいです。突然「今度日本に旅行するんだけど遊びに行っていい?」とコメントをいただいて驚いたり(笑)。あとは、フランスの女の子がうちの猫の絵を描いて送ってくれたこともありました。


――フォロワーさんが増えたことで気をつけるようになったことはありますか?

悲しい気分や不快な気分にさせないよう、なるべくポジティブな内容にするよう心がけています。
それもあって、今年3月にめめの親猫のごまが亡くなった時、最後のお別れの姿を投稿するかかなり迷いました。そしたら式に参列した友人が、ひと足先に自分のインスタにアップしていて。そこでのコメントが温かいものばかりなのをみて、迷った末に自分のアカウントでも投稿するに至りました。草花で彩った最後の姿にたくさんのコメントを寄せていただいて…知らず知らずフォロワーさんに支えられていたのを感じました。
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――他にフォロワーさんとのエピソードで思い出に残っていることは?

オーストラリアの方だったかな?ごまの生前、ごまをすごく好いてくださっていた方からメッセージをいただいて。「僕の彼女もごまちゃんの大ファンなんだけど、プロポーズのメッセージガールを努めてくれないか」という素敵な依頼があったんです。「ぜひ、協力させてください!」と、"Will you marry me?"って書いたメッセージボードをごまに持たせて、写真を撮って…なかなかない経験をしました。プロポーズは見事成功したようで嬉しかったです!
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vol.5 –sakurakoさん(@sakuracos)
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――猫を飼うようになったきっかけは?

もともと動物がすごく好きで、実家にいた頃も犬や猫や鳥、ハムスターなどたくさんの動物に囲まれていたので「将来ムツゴロウ王国で働く?」と親に冷やかされるくらいでした。ずっと動物がいるのがあたり前の環境だったんです。今同居しているhanaも私もフリーランスで家で仕事しているので、猫がいることでおうち時間が豊かになりました。もう、ますます家から出なくなりますよね(笑)


――3匹の個性もそれぞれでみていて面白いですね。

めめは末っ子気質で「イヤなものはイヤ!」という気の強さがあるんですが、その分甘えてきたときとのギャップが可愛いんです。それに比べてふくは、ゴーイング・マイ・ウェイで本当にマイペース。何も気にしないので、猫じゃないみたいな猫ですね(笑)のんは、里親募集サイトで探していたときに「優しくておとなしい」って書いてあったんですけど、本当にそう。亡くなったごまが、本当に穏やかで優しい子だったのでそういう子を求めていて、飼うことになったんです。「ギャン」とめめが鳴いたとき心配して「どうしたの?」と飛んでくるような優しい子です。
左からふくちゃん、のんちゃん、めめちゃん。

左からふくちゃん、のんちゃん、めめちゃん。

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――ごまちゃんの子どもであるめめちゃんの子猫時代が書籍化されたと伺いましたが、それはどういった流れで?

めめはうちで産ませてるんですがごまのお乳があまり出なかったこともあって、人間がつきっきりで3時間おきにミルクあげて育ててたんですね。本当に小さい、手のひらサイズの頃から成長記録としてブログにアップしていたので、それをみた出版社の方からお声がけいただいたんです。


――人間の子と同じように育てたんですね!

そのせいもあるのか、めめは他の子と違って人間の体の上に乗って寝たり、体を踏んづけたりと、距離感が近いんです。親であるごまはそういう行動しなかったので、もしかしたらめめは、人間のことを親だと思ってるのかもしれませんね。
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――なぜ、ごまちゃんの子どもを産ませたいと?

ごまのことが大好きなhanaが、この子の子どもが欲しいと切望していて。ブリーダーさんからは「繁殖はさせない」というお約束をして譲っていただいたので、迷いながらも思い切って相談してみたんです。そしたら、意外なことにブリーダーさんから心よく了承をいただいて。その後子猫の世話の仕方まで手取り足取り教えてくださったんです。そのお陰で、大変なこともたくさんありましたが、なんとか産ませてあげられたという感じです。
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――それにしても、3匹のバランスがいいですよね。

そうですね。3匹っていうのがすごくバランスよく感じていて。1匹増えても1匹欠けてもダメなんだなって。だから、ごまが亡くなって1匹いなくなった時の穴は大きかったですね。その後、のんを新しく家族として迎えまた3匹に。それぞれの個性の違いや、猫同士の関わりをみるのも日々楽しいです。


――3匹の猫との暮らしで「猫がいてよかった」と思う瞬間は?
常にですね。考えられないですよね、猫がいない生活は。
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最後に――ズバリ、sakurakoさんにとってインスタグラムとは?

大好きなものを、大好きであるのだと確認する場所

"ちょっとよそゆきな言い方をしましてしまいましたが、私にとってのインスタは単なる愛情ダダ漏れ行為なんです(笑)
言葉にすると恥ずかしくなってしまうかもしれない感情も、写真の中にならさらりと封じ込めることができるような気がするのです。

毎日変化のない平凡に思える景色の中にも、キラリと光る一瞬があるのだということを。
これからもその一瞬を捉え、記録し続けていきたいと思っています。"
「sakurakoさんにとってのインスタグラム」を写真で表現していただいたのがこちらの一枚。

「sakurakoさんにとってのインスタグラム」を写真で表現していただいたのがこちらの一枚。

めめちゃん、ふくちゃん、のんちゃん、3匹の猫とのゆったりとした時間の流れを感じるインスタグラム。
特別なでき事がなくても、穏やかに過ぎていく日常にこそ幸せがたっぷり詰まっている。そんなことを教えてくれるのは、日向ぼっこをしながらまどろむ猫の横顔だったりします。

3匹は、sakurakoさんのインスタを通じて海の向こうにまで「kawaii!」を届け、ファンを増やし続けています。

この毛むくじゃらの愛らしい生き物は、私たち人間を魅了して止まないのです。
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Sakurako.S (@sakuracos)
sakurakoさんのインスタグラムはこちら。
(取材・文/西岡真実)

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