「だれか」のものさしで、自分を計っていませんか?
忙しい日々、考える間もなく「お誘いや要望」に応えているうち、気づけば「本当に大切にしたい事」を置き去りにしていた、なんてことはありませんか?
大切なことを決めるのに、自分の気持ちがわからなくて、「他の人のアドバイスの通り」にしてしまったことは?
大切なことを決めるのに、自分の気持ちがわからなくて、「他の人のアドバイスの通り」にしてしまったことは?
自分で決めてよくても、「他の人の意見」を気にしてしまうことって、意外とあるもの。
参考になる「アドバイス」は、ありがたいですよね。
でも、「アドバイス」を活かして自分で決心するのと、「他の人の意見」に流されるのは、似て非なること。
参考になる「アドバイス」は、ありがたいですよね。
でも、「アドバイス」を活かして自分で決心するのと、「他の人の意見」に流されるのは、似て非なること。
出典:unsplash.com
この2者の違いは、『自分の中に「ものさし」があるかどうか』。
「ものさし」は、「大切にしたい事」とも言い換えられます。
「ものさし」は、「大切にしたい事」とも言い換えられます。
今していることは、貴方の生活全体を費やしてでも「したいこと」でしょうか。
山積みのように思えるタスク、それは「本当に大切なこと」でしょうか。
のびやかに「自分らしく」生きるための、舵(かじ)の取りかたをご紹介します。
山積みのように思えるタスク、それは「本当に大切なこと」でしょうか。
のびやかに「自分らしく」生きるための、舵(かじ)の取りかたをご紹介します。
じぶんの「ものさし」で舵を取る「5つの方法」
1.じぶんの『大切にしたいこと』を知る
「したいこと」も「やるべきこと」も、たくさんありますよね。
でも、手あたり次第に何もかもに手をつけていると、どれも中途半端になってしまうことも。
「家族」「趣味」「仕事」「友人」「お金」……『大切にしたいこと』を多くても、2つまでに絞ってみましょう。
でも、手あたり次第に何もかもに手をつけていると、どれも中途半端になってしまうことも。
「家族」「趣味」「仕事」「友人」「お金」……『大切にしたいこと』を多くても、2つまでに絞ってみましょう。
出典:unsplash.com
「選べない!」と思ったら、具体的に考えてみましょう。
たとえば、あと1日しか生きられないとして、「仕事の飲み会」と「家族の記念日」が重なったら、あなたはどちらに行くでしょうか。
大切だと思っていることをすべて書き出して、優先順位をつけてもいいですね。
たとえば、あと1日しか生きられないとして、「仕事の飲み会」と「家族の記念日」が重なったら、あなたはどちらに行くでしょうか。
大切だと思っていることをすべて書き出して、優先順位をつけてもいいですね。
2.「やること」の断捨離をする
「もの」でも手のひらにのるだけしか持てないように、『1人が1日にできる事』にも限界があります。
『やることの断捨離』をして、貴方にとって「大切なこと」に十分に時間を使えるようにしましょう。
『やることの断捨離』をして、貴方にとって「大切なこと」に十分に時間を使えるようにしましょう。
出典:unsplash.com
自分の「優先順位」にそって、大切ではないことは「やめる」か、「簡素化」してみてはいかがでしょうか。
最初は勇気がいりますが、そのぶん手もとに時間が残ります。
最初は勇気がいりますが、そのぶん手もとに時間が残ります。
◆日常のあることをシンプルにしてみる
たとえば「急須で1杯ずつお茶を入れる」のを夏季は「水出し緑茶」にする、出汁は簡単においしくとれる「水出し」でとる、朝食をシンプルに「具だくさんのお味噌汁と白ごはん」だけにする、など……。
状況に合わせて『少なく、豊かに』生活する工夫をしてみましょう。
状況に合わせて『少なく、豊かに』生活する工夫をしてみましょう。
3.「妥協できないこと」を知る
出典:unsplash.com
『これだけはゆずれない』ということって、ありますよね。
でも、土壇場になるまでそれを「自覚」できていないこともあります。
「私はこれに関しては妥協したくないんだな」ということを「自覚」するには、日記を書いてみるのがおすすめ。
でも、土壇場になるまでそれを「自覚」できていないこともあります。
「私はこれに関しては妥協したくないんだな」ということを「自覚」するには、日記を書いてみるのがおすすめ。
日々「感じたこと」や「気づいたこと」を書いていく中で、自然と自分にとっての「守りたいこと」に気づくことができますよ。
4.日々ふれる「情報」を意識的に選ぶ
「情報」は、貴方という人の「ものさし」を形作る「栄養」のようなもの。
栄養バランスに気をつけるように、「質の良い情報」を取り入れたいところ。
食べ過ぎれば胃がもたれるように、多すぎる情報も疲れの原因になります。
「質・量」ともに意識して、「取捨選択」を。
栄養バランスに気をつけるように、「質の良い情報」を取り入れたいところ。
食べ過ぎれば胃がもたれるように、多すぎる情報も疲れの原因になります。
「質・量」ともに意識して、「取捨選択」を。
「質の良い情報」としては、読書がおすすめ。
ネットでたいていのことは調べられる昨今ですが、深く掘り下げて調べたい、「根拠」が知りたいという時には、やはり「本」は頼りになります。
ネットでたいていのことは調べられる昨今ですが、深く掘り下げて調べたい、「根拠」が知りたいという時には、やはり「本」は頼りになります。
まとまった時間がとりづらくても、朝食の前やティータイムに5分、本を開いてみるだけで、意外と読み進められます。
本に没頭することで、「ストレス解消」にも。
本に没頭することで、「ストレス解消」にも。
5.「NO」を言えるようになる
好意からの「お誘い」や「頼まれごと」を断るのは気がひけるもの。
でも、気まずくなりたくないから……という理由で受け入れて、過酷なスケジュールになってしまうと、本来「大切にしたいこと」がなおざりになることも。
必要なら「NO」も言えるようになっておきましょう。
でも、気まずくなりたくないから……という理由で受け入れて、過酷なスケジュールになってしまうと、本来「大切にしたいこと」がなおざりになることも。
必要なら「NO」も言えるようになっておきましょう。
上手な「NO」の言い方を練習しよう
出典:stocksnap.io
できることなら、断る時でも、相手に嫌な思いはさせたくないですよね。
上手に断る方法を覚えておきましょう。
上手に断る方法を覚えておきましょう。
上手に断る5つのコツ
1.「お誘いありがとうございます。残念ですが……」と、感謝を伝えつつ、やんわりと断る
2.「~ならお手伝いできますよ」と、代わりの提案をする
3.興味のありそうな他の人を紹介する
4.即答せず、「予定を確認して折り返します」と言う
5.「できない」理由を伝える
2.「~ならお手伝いできますよ」と、代わりの提案をする
3.興味のありそうな他の人を紹介する
4.即答せず、「予定を確認して折り返します」と言う
5.「できない」理由を伝える
思いきって、素直に伝えよう
「折り返し連絡」をすれば、とっさに引き受けてしまいがちな人も断りやすくなります。
「YESなのか、NOなのか」をはっきりと伝えるのがポイント。
素直に「できない」ことを伝え、理由を伝えれば、意外と受け入れられるものです。
「YESなのか、NOなのか」をはっきりと伝えるのがポイント。
素直に「できない」ことを伝え、理由を伝えれば、意外と受け入れられるものです。
「わたしらしさ」を見失わず、なごやかに、のびやかに歩こう
こなすべき事はたくさん。頼りになる人を見込んで、色々なお願いが舞い込むことも。
でも、あなたは、自分自身の「大切なこと」を守っていいのです。
自分の「ものさし」をしっかりと持ち、上手に工夫しながら、和やかに、のびのびと「あなたらしく」歩いていってくださいね。
でも、あなたは、自分自身の「大切なこと」を守っていいのです。
自分の「ものさし」をしっかりと持ち、上手に工夫しながら、和やかに、のびのびと「あなたらしく」歩いていってくださいね。
Photo by Jennifer Burk on Unsplash