水耕栽培でスプラウトを育てよう
水耕栽培で人気なのはやっぱりスプラウト！
カイワレ大根やアルファルファなど定番から、人気のブロッコリーやそばなど、スプラウトだけでも彩り豊かに育てられますよ。
まずはタネまきから。スポンジに水を浸してタネを蒔く方法、ザル状の容器を使って育てる方法などがあります。手軽に始めるなら、ガーデンショップなどで扱っているスプラウト用のキットがオススメです。
緑化させるまでは日陰で育てるものが多いです。水はこまめに（１日1〜2回）入れ替えて清潔を保ちましょう。
透明感のある美しさと、みずみずしさを内包した茎は緑化したスプラウトならでは。
長く楽しみたくなりますが、あまり伸びてしまうとタネの中に蓄えていた栄養を成長に使って味も落ちてしまうので、タイミングを逃さずいただいてくださいね。
土を触るのが嫌、虫が寄って来そうで心配という方には水耕栽培用のキットがオススメ。野菜の成長をシンプルに楽しめます。
スプラウト以外にも、水だけで育てられるキッチンガーデンがあります。
こちらは大根。スーパーでは切られてしまっていることが多い大根の葉っぱ。根元とヘタの部分をそのまま日当たり良好な場所で水耕栽培で育てて、お味噌汁や炒め物にしたら美味しいですよ。
人参、ねぎなどもおすすめです。
再生栽培中に気を付けてもらいたいのが、菌の繁殖。カビが生えたら、思い切って捨ててしまいましょう。特に水の腐りやすい夏場には注意が必要です。
鉢やプランターで野菜づくり
広い畑がなくても大丈夫！鉢植えなら窓辺やベランダで小さなガーデニングを楽しめます。
ガーデニングってカントリー系が思い浮かぶ、という方も多いかと思いますが、鉢一つでグッと雰囲気が変わりますよ。ブリキの鉢カバーの寄せ植えはちょっぴりマニッシュで、インダストリー系のインテリアとも良く合います。ジョウロか霧吹きを添えて、窓辺に飾りたいですね。
こちらはバジル。オリーブオイルとの相性バッチリ！新鮮なバジルで作るジェノベーゼソースは鮮烈な美味しさですよ。
また、バジルはトマトと一緒に育てると相性の良いコンパニオンプランツ。水を好むバジルが、水を少なめに栽培すると甘みが強くなるトマトの特性にぴったりなんです。畑でもお皿の上でも仲良しコンビ、プランターでも育てられるので、ミニトマトとバジルを育てる予定なら、一緒に植えてみてくださいね。
まるで生きたサラダボウル。いろんなベビーリーフが賑やかに寄せ植えされています。一種類でもシンプルにまとまりますが、いろんな色味、背丈や葉っぱのバリエーションを楽しめる寄せ植えもオススメです。
写真の野菜はリーフレタス、サラダほうれん草、チャービル、スイスチャード。
チョチョッと収穫したら、すぐ料理に！
できたてのスプラウトを使ったレシピ
ブロッコリースプラウトを使った、夏におすすめのレシピ！
生姜・ミョウガ・しそ、と薬味の風味をたっぷり味わえます。冷奴や、お蕎麦、海藻と和えてサラダにしても美味しそう。まさに夏の万能薬味です。
カツオのお刺身やたたきのお供にもスプラウトが大活躍。オニオンスライスとお好みのスプラウトをそえるだけでも、華やかなイメージになりますね。
とれたてのプランター野菜を使ったレシピ
鮮やかな緑が食欲をそそる、ベビーリーフのサラダ。ベーコンとの相性も抜群！
ミニキッチンガーデンでちょっと摘んで、新鮮さそのまま食卓に。
プランターの野菜が大豊作、という時には、ベビーリーフやサニーレタス、バジルをたっぷり使った生春巻はいかがでしょう？サーモンや海老と合わせても。
ベランダにシンボルツリーを！鉢植えできる果樹
可愛い実のなるブルーベリー
実のなる植物を賃貸住宅のベランダスペースで育てたい！という人にオススメなのがブルーベリー。樹姿も美しく、花や実の色の変化が楽しめて、季節を通じて愛らしい姿を見せてくれますよ。
青くなる前のブルーベリーの色。品種によってはピンクに染まるものも。
フレッシュなブルーベリーを自然の旨味が詰まったジャムにすると、そのまま使うのはもちろん、ケーキやパンに添えたり、料理に使えたりと幅が広がります。甘さも自分好みにできる自家製ジャム、簡単だけど贅沢な味わいです。
オーバーナイトオートミールは、オートミール（脱穀後のオート麦を潰したもの）をミルク（ソイミルクもok！）やドライフルーツなどと一緒に一晩漬け込んだお料理。ヘルシーな雑穀やドライフルーツを取り入れやすいと話題のレシピです。
夜のうちに仕込んでおいたオーバーナイトオートミールにブルーベリーをあしらえば、ジューシーなブルーベリーの酸味と穀物類、ドライフルーツのこくがベストマッチの朝食にできますよ。
みずみずしいレモンの木
皮まで美味しい自家製レモンを育ててみませんか？
紅茶に添えたり、スイーツに使うのはもちろん、一昨年あたりから話題になっている塩レモンにして色々な料理に活用するのもいいですね。自家製だから皮まで安心して使えます！
鉢で育ててもちゃんと実がなるのが嬉しいレモンの木。特に、寒い地域では暖かい室内に移したり、日当たりの良い場所に置くなどちょっと気をつければ、鉢植えでの栽培も可能なベランダガーデンおすすめの果樹なんです。
濃い艶やかな葉色と花実はインテリアグリーンとしても目を楽しませてくれます。
肉・魚料理やスープ、たれやドレッシングにレモンを良く使うなら「塩レモン」を作ってみませんか？ナチュラル＆健康志向の方は、無農薬・ワックス不使用のレモンを使いましょう。
レモンを切って塩に漬けるという簡単な方法で、レモンの風味を生かした使いやすい調味料に早変わり！
暑くて食欲がない日は、レモン鍋はいかがですか？輪切りにしたレモンを散りばめると花が咲いたようで食卓が明るくなりますね。
レモンをふんだんに使うことでさっぱりとして食べやすく、また、加熱することで甘みが増すので、酸っぱさが苦手という方にもおすすめです。
ガーデニング初心者さんも、小さいキッチンガーデンから始めませんか？
毎日少しずつ育っていく緑たちは、眺めているだけでも楽しいです。美味しく食べられるなら、さらに嬉しいですね。
手軽に始められて短期間で収穫できるスプラウトは初心者さんにもおすすめ。好きなグリーンで、楽しいキッチンガーデンライフをお送りください！
食育という言葉もすっかり世間に馴染んで、最近では産地や生育環境などの表示も良く見かけるようになりました。生産者さんの顔が見える食べ物は安心感がありますよね。
今回は、野菜たちを自分で育てる方法をご紹介します。
育てていく過程で一つ一つの実や葉っぱにも愛着が芽生えてきて、最後には育てた野菜を味わう喜びもあります。
腕によりをかけて立派に育てた野菜たちは、新鮮なうちに美味しく頂いちゃいましょう。