モノに頼らず自分を活かした生き方をしたい。
鎧（洋服）を脱ぎ捨て素の自分を認めてあげたい。
そんな思いもありシンプルライフを目指しています。
シンプルライフをはじめてみたいという方は、DAHLIA★さんにならって、まずは身の周りのモノを見直してみてはいかがでしょう。衣食住、それぞれのシーンで、心地よい暮らしを叶えるヒントがきっと見つかります。
衣
手持ちのアイテムの数を減らす
まずはじめたいのは、手持ちの洋服を減らすこと。そのためには、まずは10着を厳選して着こなししてみるといいんだとか。
季節ごとに試していることはクローゼットの中からまずは１０着を厳選して着こなししてみること。そうすることで自分がよく着るアイテム、好きなアイテムが見えてきてこれがあれば着回し出来るというアイテムの全体像が見えてきました。
その結果、着なくなったアイテムを少しずつ手放しています。
今シーズン使わなかったものや、使い込んでクタッとなったものもチェック！またいくら気に入っていても、窮屈だったり、上手に着こなせないといった違和感のあるアイテムも、結局出番がこないので手放す対象になります。
余分な服の手放し方
「手放す＝捨てる」だけではありません。たとえば宅配買取を利用すると誰かがまた使ってくれますし、お小遣い稼ぎにもなって、もったいない気持ちを緩和できますよね。
またお店によっては、リユースを推進していることも。着なくなった商品を持って行くだけで、ポイントがたまったり、社会貢献できるなどのメリットがあります。
「似合う」かどうかを見極める
洋服を気持ちよく着るために大切なのは、「似合う」かどうかをしっかり見極めること。洋服を買う際は必ず試着をし、それもできればサイズ違いを着てみることがおすすめです。より体にフィットするもの、ラインがきれいに見えるものを選びましょう。
また今まで着ていたものでも、年齢や体型の変化によって以前ほど似合わなくなっていることも。鏡の前に立つときは自分を客観的に見るように心掛けることも大切です。
少ないアイテムを上手に着まわすために
四季を感じる「色」があると、装いが新鮮に映ります。アイテムが少ないとベーシックなものに偏りやすくなりますが、そんなマンネリ解消にもなりますよ。
愛用品はメンテナンスもしっかり行いましょう。使い込んだものでもお手入れ次第で品良く感じられますし、愛着だって深まります。
どんなにファッション全般にお金をかけて素敵に着こなしていても靴の踵が削れていたり剥がれていたり、バックの角が剥がれていたり破れていたり。
毛玉まみれのセーターを着ていてはその人の暮らしそのものが浮き彫りとなり残念に感じてしまうことも
そして洋服が少ない分、小物使いで変化をつけて。帽子なら手軽におしゃれ感がアップできますし、巻いたり羽織ったりできるストールも便利。またブローチで遊んでみるなど、個性を発揮するのもいいですね。
食
キッチンまわりにモノを置かない
DAHLIA★さんの家の流し周りにあるのは、洗剤・クロススポンジ・パイルレンジクロスだけ。モノを減らせば減らすほど見た目がスッキリし、掃除をする手間も省けます。
モノが存在するという事は必ず掃除が必要になるということ。掃除したくないアイテムを全て手放したら掃除しなくて済み、本当に楽チンになりました。
水切りカゴの代わりにリネンのふきんを使えば場所を取らないし、炊飯ジャーはルクルーゼのお鍋で代用。あるのが当然と思っていたものでも、意外とどんどん減らすことができます。
食器を減らす
気が付くといつのまにか増えてしまっている食器類。あらためて全部出してみると、使っていないものや、なくても何とかなるものが結構多いものです。それらを手放せば、随分コンパクトにまとまるはず。
また食器を揃えていると、割れた時に新しいものを探すのが面倒ですよね。それならいっそのこと、最初からあえてバラバラのものを使うというのもアリ。
食材をすっきり保存
保存容器や収納容器は透明化することで、中身が見えないというストレスから解放され、使い忘れ防止にもお役立ち。一瞬で目に入り、確認できるって、思った以上に気持ちいい♪
乾物類は、瓶などに入れて見せる収納をしても可愛いのですが、場所を取るし、瓶についたホコリや汚れを取るのも面倒。そんな時、ファスナー付きの袋なら、かさばらず、コンパクトに片付けられます。
豊かな食生活のために
基本はやっぱり獲れたてを手に入れること。旬の食材を、新鮮なうちに味わうことほど、贅沢なことはありません。
調理方法や盛り付けにも季節感の演出を。こちらは春の食卓をイメージしたエディブルフラワーのサラダ。一皿でハッピーな気分になれますね♪
そして自然の恵みに感謝しながら、最後までしっかり使い切ります。こんな野菜くずも、捨てずに出汁をとればおいしいスープになるんですよ。
このダシをベースに肉じゃがを作ってみましたが野菜の旨味のお陰で普段より味薄めの味付けでOK！
美味しく頂けました＾＾
住
お気に入りのアイテムを吟味して
身の周りに置くモノに関しては妥協せず、とことんこだわって吟味しましょう。そうすれば、目に触れるのはすべてお気に入りだけ。中途半端にたくさんモノがあるよりも、ずっと居心地よく感じられます。
収納は自由度の高さを重視
DAHLIA★さんの家の収納で活躍しているのが木箱です。置き場所やアイテムによって、組み合わせを変えるだけで対応でき、模様替えもラクラク。
食器棚だと場所を取りますが、そんな時も木箱の出番です。狭いスペースを有効活用しながら効率的に収納できます。
掃除用洗剤をナチュラル洗剤に統一
キッチン、トイレ、洗面所、お風呂場など、家中の洗剤が、DAHLIA★さんの家はたった4本。重曹、アルカリウォッシュ、クエン酸、酸素系漂白剤で、すべての場所の掃除がまかなえるそう！
家中の掃除用洗剤（キッチン、トイレ、洗面所、お風呂場）が用途毎に10本ほどありましたがナチュラル洗剤に変えてから上記の4つの洗剤のみになりました。
特に重曹は、掃除用以外でも大活躍。冷蔵庫や流しの下、靴箱の臭い消しにしたり、入浴剤にしたり。単にスペースが減らせるだけでなく、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
季節を身近に感じる
家の中に植物があると、それだけで空間が和み、心がホッと安らぎます。活けるだけでなく、リースにしたり、押し花にして額に入れたりと、いろいろバリエーションをつけるとさらに楽しい♪
四季を感じる柄やデザインを取り入れるのもいいですね。手ぬぐいなら種類が多く、壁に掛けたりキッチンで使ったりと活用シーンが多いのでおすすめです。
最後に。
いかがでしたか？
なかなかモノが減らせないという方も、「こうあるべき」という先入観を捨てれば、日々の暮らしがどんどんシンプルになるはず！
DAHLIA★さんの著書「湘南シンプルライフ」では、ライフスタイルについてさらに詳しく紹介されていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
湘南在住の人気ブロガー「DAHLIA★」さんは、引っ越し時の断捨離をきっかけに、シンプルライフをはじめたひとりです。自然と寄り添い、お気に入りを愛おしむという彼女のライフスタイルは、まさに、わたしたちが憧れる"豊かな暮らし"そのもの。