大人気のインテリアグリーン『グリーンネックレス』
コロコロとしたビーズのような葉っぱが可愛らしいグリーンネックレスは、インテリアグリーンとして大人気です。多肉植物の一種で育てやすそうなイメージがありますが、日本とは全く気候の違うアフリカのナミビア原産の植物なので、意外と上手く育てるのは難しいのです。そこで、グリーンネックレスを美しく育てて、上手に増やす方法をご紹介します。
アフリカ・ナミビア原産の植物です。茎は這うように伸び、そこにグリーンピースのような球状の葉を付けます。この葉は水分を内部に溜めておくためにこのような形になったと言われています
原産地から知るグリーンネックレスの特徴
グリーンネックレスのラテン名は「Senecio rowleyanus」。アフリカの南部のナミビアの乾燥地帯に自生しています。雨期を除くとほとんど雨が降らない砂漠地帯の環境の中で、地面をはうように成長します。
グリーンネックレスの特徴
【乾燥に強い】
砂漠を原産地とするグリーンネックレスは、乾燥に強く過湿に弱いという性質があります。
【日当たりを好む】
日当たりを好みます。ただし強すぎる日差しよりは、やわらかい日差しの方が色あせすることなく成長します。
【3℃以上を保つ】
低温には比較的強く、3℃以上を保てれば大丈夫です。
【成長期は春と秋】
グリーンネックレスは夏と冬は休眠し、過ごしやすい春と秋に生長します。
砂漠を原産地とするグリーンネックレスは、乾燥に強く過湿に弱いという性質があります。
【日当たりを好む】
日当たりを好みます。ただし強すぎる日差しよりは、やわらかい日差しの方が色あせすることなく成長します。
【3℃以上を保つ】
低温には比較的強く、3℃以上を保てれば大丈夫です。
【成長期は春と秋】
グリーンネックレスは夏と冬は休眠し、過ごしやすい春と秋に生長します。
グリーンネックレスの育て方のポイント
置き場所
グリーンネックレスは日当たりを好みますが、真夏の直射日光のような強すぎる日差しは苦手です。春と秋は屋外やベランダなど明るい場所や、日がよく差し込む室内に置きましょう。真夏は強烈な直射日光を避け、レースのカーテン越しや明るめの日陰で育てましょう。冬場は2~3℃保てるよう、外気に触れない日当たりの良い室内に置きましょう。日当たりが足りないと茎が間延びして、葉の色が悪くなってしまいます。
水やり
乾燥に強いグリーンネックレスを枯らしてしまう原因で一番多いのが、過剰な水やりによるものです。梅雨時や真夏の蒸し暑い時期に過湿状態にしてしまうと、すぐに根腐れを起こしたりつるが腐ったりして枯れてしまいます。
春夏はしっかりと土が乾いたのを確認したら、植木鉢の底から水が出てくるまでたっぷりと与え、受け皿にたまった水は根腐れ防止のために捨てます。成長の休眠期である夏冬は水をあまり必要としないので、夏場は土が乾いたことを確認してから2~3日、冬は1週間程度空けてから、水やりをしましょう。
春夏はしっかりと土が乾いたのを確認したら、植木鉢の底から水が出てくるまでたっぷりと与え、受け皿にたまった水は根腐れ防止のために捨てます。成長の休眠期である夏冬は水をあまり必要としないので、夏場は土が乾いたことを確認してから2~3日、冬は1週間程度空けてから、水やりをしましょう。
肥料&植え替え
グリーンネックレスの成長期は春と夏。この成長期のタイミングに合わせて肥料をあげたり、植え替えを行います。
肥料は成長する4月~7月、9月~10月に少量の肥料を与えます。液体肥料なら通常の2倍に薄めたものを月に1度、固形肥料は標準の半分程度を2か月に1度で与えるだけで十分です。
植え替えは1~2年に1回、5月~7月にかけての成長期に行うのがベストです。
肥料は成長する4月~7月、9月~10月に少量の肥料を与えます。液体肥料なら通常の2倍に薄めたものを月に1度、固形肥料は標準の半分程度を2か月に1度で与えるだけで十分です。
植え替えは1~2年に1回、5月~7月にかけての成長期に行うのがベストです。
グリーンネックレスの増やし方
グリーンネックレスは挿し木と水挿しの両方で増やすことが可能です。
挿し木で増やす
水差しで増やす
水差しのやり方も簡単です。グリーンネックレスを先から10㎝~15㎝カットし、水の入った容器に半分ほど入れます。
グリーンネックレスはいろいろな方法で飾って楽しみたい!
おわりに
グリーンネックレスの育て方や増やし方、そして飾り方をご紹介しました。コロコロした葉がとても可愛らしく、見ているだけで気持ちをほっこりと和ませてくれるグリーンネックレス。一つだけでも他の植物と組み合わせても絵になりますよね。みなさんもぜひ、育ててみてください。
雨季の砂漠は茶褐色から緑に変わります。グリーンネックレスは、一年のうちにわずかに降る雨水を溜め込むために、球状の葉っぱへと進化したのです。