初心者も上級者も、自分らしく楽しめる。それが、登山の魅力!
さあ、いよいよ初めての登山。まず揃えたいのはこれ!
まずは「靴」、そして「リュック」
おしゃれで機能的。山ガールファッションを楽しもう!
■インナーウエア:
ベースレイヤーと言うことも。インナーやタイツなど、肌に直接触れるもの。体の内側から発生する熱や汗を素早く逃し、快適性を保つ役割があります。
■ミッドレイヤー:
インナーウエアの上に着るシャツやフリース、ソフトシェルやインナーダウンなども含まれます。行動に合わせた快適な温度を調節するためのもの。
■アウター:
シェルジャケットやマウンテンパーカー、レインウエア、ダウンジャケットなど。風や雨、気温の変化など、外的な環境の変化から体を守るためのもの。
それぞれの役割をしっかり把握して、適したアイテムを選びましょう。
汗を吸い取り、乾かす。インナーウエアは速乾性重視の化繊が◎!
ミッドレイヤーで、季節に合わせた保温性をキープ!
アウター
お手本にしたくなる、山コーデあれこれ♪
そのほか、揃えておきたいこんなアイテム
いよいよ出発前夜!リュックに入れておきたいものリスト
日帰り登山で持っておきたい装備リスト。
季節や必要に応じて増減してくださいね。
■衣類・ギア
□レインウエア・スパッツ(ゲイター)
□防寒着・予備のインナー・靴下
□帽子・サングラス・手袋
□トレッキングポール
□ヘッドランプ or ハンドライト など
■日焼け・虫除け対策
□日焼け止め・虫除け・虫さされの薬 など
■衛生用品・ファーストエイド
□タオル・手ぬぐい(複数あると便利)
□ウェットティッシュ・ティッシュペーパー
□ビニール袋(大きさ違いで何枚か)
□消毒薬・絆創膏・常備薬 など
■飲料水・食料
□飲料水・行動食・昼食など
■その他
□財布・時計
□携帯・カメラ(予備バッテリーも)
□地図(ガイド本などから該当部分をコピーすると便利)など
安全に、楽しく登るために覚えておきたいこと
歩き方や服装で、安全に!
■登りも下りも、基本は「小股」歩き
疲れない歩き方のポイントは「小さな歩幅で歩く」こと。登りで足を大きく上げる動作は筋肉を疲れさせますし、下りの大股歩きは膝や足首への衝撃が増し、痛みなどの原因となることも。
■休憩をとるペースは?
複数人で登るときは、一番体力のない人のペースを参考に、数十分に一度、短い休憩を挟みましょう。水分や栄養補給はこのタイミングで。
■マダニに注意!肌を出さない服装を
登山は日除け・虫対策のために肌を出さないスタイルが基本。虫除けスプレーは2時間程度で付け直すのがいいでしょう。
ヤブなどに潜んでいる「マダニ」は、噛まれると死に至る場合もあり危険。万が一噛まれたときは無理に取り除かず、病院へ行きましょう。
水分補給・栄養補給も忘れずに

■水は多めに用意して
登山は思った以上に汗をかきます。日帰り登山でも1.5~2リットル程度の水は用意したほうがいいでしょう。写真のような樹脂製ボトルは軽量でオススメ。山頂で温かいものを飲んだり調理したいときは、保温マグに熱湯を入れていくのも賢いワザです。

■行動食、何を持っていく?
休憩時に食べる行動食。寒さや悪天候でゆっくりお弁当を食べる余裕がないときにも重宝するので必ず用意しましょう。エネルギー補給用の携帯食は、食べごたえのあるバータイプのほか、バテて食欲がないとき用にゼリータイプもオススメです。そのほか軽く食べられて栄養価の高いドライフルーツや、真夏には「塩飴」なども用意しておくと安心です。
自分の足で一歩一歩踏みしめて、たどり着くからこそ出会える感動がそこに。