ワインセラーが無くても。家庭でのワインの保存方法 をご紹介

ワインセラーが無くても。家庭でのワインの保存方法 をご紹介

保存の仕方によって風味が変化する“ワイン”。ワインセラーがなくても、ワインの保存・保管方法をきちんと押さえておけば、ワインの劣化を最小限に食い止め、風味を新鮮に保つことができます。また、コルク栓を開封して飲み残したワインはどのくらい持つの?一番いい保存方法は?などの答えも含めて、家庭での賢いワインの保存・保管方法やその注意点などをご紹介します。みなさんがいつでも美味しくワインをいただけますようにヒントになりますように。 2017年01月13日更新

カテゴリ:
ライフスタイル
キーワード:
ワイン
ワインセラー
ワインセーバー
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ワインはお好きですか

ワイン好きのあなたへ、いただいたワイン。特別なあの日のためにと、購入しておいたワイン。頑張った自分へのご褒美にと、奮発したワイン…。ワインは生活に潤いを与えてくれる、素敵なお酒です。

ワイン好きのあなたへ、いただいたワイン。特別なあの日のためにと、購入しておいたワイン。頑張った自分へのご褒美にと、奮発したワイン…。ワインは生活に潤いを与えてくれる、素敵なお酒です。

でもワインは保管に注意が必要なお酒です。気を付けないと折角のワインが台無しになってしまいます。ワインセラーが無くてもいくつかの注意点を知っていれば、劣化を最小限にしておいしく飲むことができます。

「未開封のワインの保存方法」と開封した後の「飲み残しのワインの保存方法」について紹介していきます。ぜひ記事を参考にして、手持ちのワインを美味しいまま頂きましょう。

出典: www.flickr.com(@Tnarik Innael)

でもワインは保管に注意が必要なお酒です。気を付けないと折角のワインが台無しになってしまいます。ワインセラーが無くてもいくつかの注意点を知っていれば、劣化を最小限にしておいしく飲むことができます。

「未開封のワインの保存方法」と開封した後の「飲み残しのワインの保存方法」について紹介していきます。ぜひ記事を参考にして、手持ちのワインを美味しいまま頂きましょう。

未開封のワインの保存と注意点

ワインは生きもの  ―良い環境を整える―

ワインは瓶に詰められてからも熟成が進み、その風味は絶えず変化しています。

つまり、ワインは生きもの。
私たちが快適に過ごすための適温や湿度があるように、ワインにも好む環境があります。私たちが夏バテや冷えを感じるように、ワインも辛い環境下に置かれるとダメージを受けてしまいます。

逆に、ワインにとって“良い環境”が整えられれば、ワインの風味を損なうことは最小限にくい止められるのです。

ワインは瓶に詰められてからも熟成が進み、その風味は絶えず変化しています。

つまり、ワインは生きもの。
私たちが快適に過ごすための適温や湿度があるように、ワインにも好む環境があります。私たちが夏バテや冷えを感じるように、ワインも辛い環境下に置かれるとダメージを受けてしまいます。

逆に、ワインにとって“良い環境”が整えられれば、ワインの風味を損なうことは最小限にくい止められるのです。

ワインにとっての“良い環境”とは

1.暗い場所:ワインは「光」を嫌います。直射日光はもちろん、蛍光灯も好きではありません。

2.涼しく、変化のない温度:高い温度はワインを変質させます。理想的な温度は15℃前後で、温度差が生じない場所を好みます。

3.高湿度:理想的な湿度は65~80%です。

1.暗い場所:ワインは「光」を嫌います。直射日光はもちろん、蛍光灯も好きではありません。

2.涼しく、変化のない温度:高い温度はワインを変質させます。理想的な温度は15℃前後で、温度差が生じない場所を好みます。

3.高湿度:理想的な湿度は65~80%です。

4.振動がない場所:振動をワインに与えると化学変化が生じて変質の原因になります。電気機器等の細かな振動がない場所に保存し、扱う時はショックを与えないようにしましょう。

5.匂い移り:ワインはコルク栓から外部の匂いを吸収します。ワインの味わいを決定づける“香り”を損なわないように、薬品や塗料、野菜等を傍に置かないこと。

出典: www.flickr.com(@South African Tourism)

4.振動がない場所:振動をワインに与えると化学変化が生じて変質の原因になります。電気機器等の細かな振動がない場所に保存し、扱う時はショックを与えないようにしましょう。

5.匂い移り:ワインはコルク栓から外部の匂いを吸収します。ワインの味わいを決定づける“香り”を損なわないように、薬品や塗料、野菜等を傍に置かないこと。

家庭における最適な場所と保存方法

床下の冷暗所や北側の押入れ

上述したワインにとっての“良い環境”を踏まえれば、家屋の中でワインの保存場所に適しているのは、温度変化の少ない、「北側の押入れ」や「床下ストッカー」です。しかしながら、現在の住宅事情ではない家も多く、糠床等の匂いのついた床下ストッカーや防虫剤を用いた衣類ケースと一緒の押入れはワインにとっていい環境とは言えませんね。

出典: www.flickr.com(@Yoshihide Nomura)

上述したワインにとっての“良い環境”を踏まえれば、家屋の中でワインの保存場所に適しているのは、温度変化の少ない、「北側の押入れ」や「床下ストッカー」です。しかしながら、現在の住宅事情ではない家も多く、糠床等の匂いのついた床下ストッカーや防虫剤を用いた衣類ケースと一緒の押入れはワインにとっていい環境とは言えませんね。

長期保存には、やっぱりワインクーラーが最適

ワインを家庭で長期保管される場合、一番最適な方法はワインセラーで保存することです。冬場の保管にはヒーター付きが最適。お家でおいしいワインをベストな状態で保管したいのでしたら、購入も検討してみましょう。スリムで場所をとらないものなど3万円台からあり、5~10万円台のものが主流のようです。

ワインを家庭で長期保管される場合、一番最適な方法はワインセラーで保存することです。冬場の保管にはヒーター付きが最適。お家でおいしいワインをベストな状態で保管したいのでしたら、購入も検討してみましょう。スリムで場所をとらないものなど3万円台からあり、5~10万円台のものが主流のようです。

ワインセラーが無い場合の保存(季節別)

1初夏から初秋にかけての常温保存・長期保存は避ける。(冷涼地は別)
1.夏期の長期保存を避けるのは、日中と夜間の気温の変化が激しばかりでなく、30℃以上の気温も連日続くためです。高温下にワインを置いておくと、液漏れの原因になってしまいます。

出典: stocksnap.io

1.夏期の長期保存を避けるのは、日中と夜間の気温の変化が激しばかりでなく、30℃以上の気温も連日続くためです。高温下にワインを置いておくと、液漏れの原因になってしまいます。

2.夏場に保存する時は、冷蔵庫の“野菜室”で保存する。
2.冷蔵室は、低温・低湿で振動があり、実はワインにとってダメージを受けやすく好ましい環境ではありません。しかし、“野菜室”は温湿度共に冷蔵室よりもやや高めで、温度も一定です。夏場に常温で置いておくのなら、低温の“野菜室”で保存しましょう。

2.冷蔵室は、低温・低湿で振動があり、実はワインにとってダメージを受けやすく好ましい環境ではありません。しかし、“野菜室”は温湿度共に冷蔵室よりもやや高めで、温度も一定です。夏場に常温で置いておくのなら、低温の“野菜室”で保存しましょう。

3.冬場の保存は、寒すぎず、暖房が効いていない場所で保存する。
3.冬季は暖房を用いるので室温が高くなりますが、北側の押入れでは寒すぎる場合があります。ワイン保存の適温となる場所を探し、そこに移動しましょう。

※寒冷地なおお住まいの地域によっては、冷蔵庫内の方が温かな場合があります。その場合は、夏期同様に“野菜室”で保存しましょう。

出典: stocksnap.io

3.冬季は暖房を用いるので室温が高くなりますが、北側の押入れでは寒すぎる場合があります。ワイン保存の適温となる場所を探し、そこに移動しましょう。

※寒冷地なおお住まいの地域によっては、冷蔵庫内の方が温かな場合があります。その場合は、夏期同様に“野菜室”で保存しましょう。

保存時のコルクの扱い方

1.保存する時は、瓶を裸にしない。
1.コルク栓の乾燥とワインの変質を防ぐために、コルク栓部分(キャップシール)をラップで巻いて輪ゴムで留めましょう。その上から新聞紙で幾重にも巻き、発泡スチロールやダンボールに入れて「瓶を裸にしない」で保管するのがコツです。

1.コルク栓の乾燥とワインの変質を防ぐために、コルク栓部分(キャップシール)をラップで巻いて輪ゴムで留めましょう。その上から新聞紙で幾重にも巻き、発泡スチロールやダンボールに入れて「瓶を裸にしない」で保管するのがコツです。

2.保存時はコルク栓は乾燥させないようにくるみます。
コルクが乾燥すると瓶とコルク栓の間に隙間ができ、瓶内部に空気が混入してワインを酸化させます。“瓶を寝かせる”というのは、コルク栓を乾燥させないためですが、常温で保存する場合は“コルク臭”がワインについてしまいます。ワインセラーでは寝かせても、常温の場合は“立てて”保存しましょう。

※コルク栓が乾燥すると、開栓時にコルクが崩れてしまいます。コルクが乾燥した場合は、ワインを数日横に寝かせて、コルクが湿ってから開栓しましょう。

出典: stocksnap.io

コルクが乾燥すると瓶とコルク栓の間に隙間ができ、瓶内部に空気が混入してワインを酸化させます。“瓶を寝かせる”というのは、コルク栓を乾燥させないためですが、常温で保存する場合は“コルク臭”がワインについてしまいます。ワインセラーでは寝かせても、常温の場合は“立てて”保存しましょう。

※コルク栓が乾燥すると、開栓時にコルクが崩れてしまいます。コルクが乾燥した場合は、ワインを数日横に寝かせて、コルクが湿ってから開栓しましょう。

未開封のワインを保存するポイント(ワインセラーが無い場合)

★長期熟成はあきらめて、長期保存をしない。保存は、劣化を防ぐことを第一とする。

★一定の温度が保たれないのなら、高温よりも低温状態の場所を選ぶ。なければ冷蔵庫の“野菜室”で保存する。

飲み残しのワインの保存

1人や数人でワインを飲む場合、ボトル1本すべて飲みきれずに残してしまったり、グラス1杯だけ飲みたい、といったことはよくあることですよね。

ただし、“開封後はその日の内に飲み干す”と言われるように、開栓したワインは香りが抜け、酸化も進み、徐々に味わいが劣化してしまいます。

けれど、1週間程度であれば、冷蔵庫へ入れておけば、十分にワインを楽しめます。

※ただし、熟成したワインにおいてはこの限りではありません。数日で味に変化が生じますので、その日の内になるべく飲みきり、飲み残したのなら、2、3日以内に頂きましょう。

出典: stocksnap.io

1人や数人でワインを飲む場合、ボトル1本すべて飲みきれずに残してしまったり、グラス1杯だけ飲みたい、といったことはよくあることですよね。

ただし、“開封後はその日の内に飲み干す”と言われるように、開栓したワインは香りが抜け、酸化も進み、徐々に味わいが劣化してしまいます。

けれど、1週間程度であれば、冷蔵庫へ入れておけば、十分にワインを楽しめます。

※ただし、熟成したワインにおいてはこの限りではありません。数日で味に変化が生じますので、その日の内になるべく飲みきり、飲み残したのなら、2、3日以内に頂きましょう。

常温で美味しい赤ワインも、飲み残しは冷蔵庫で保存します。ただし、飲用温度としては低いため、いただく前に余裕をもって冷蔵庫から出しておきましょう。

出典: stocksnap.io

常温で美味しい赤ワインも、飲み残しは冷蔵庫で保存します。ただし、飲用温度としては低いため、いただく前に余裕をもって冷蔵庫から出しておきましょう。

開封ワインを美味しく保つために

開封したワインを横にして保存するのはよくありません。横に寝かすと、ワインが空気に触れる面が大きくなり、酸化しやすくなってしまいます。かならずワインボトルは立てて冷蔵庫で保存しましょう。

出典: stocksnap.io

開封したワインを横にして保存するのはよくありません。横に寝かすと、ワインが空気に触れる面が大きくなり、酸化しやすくなってしまいます。かならずワインボトルは立てて冷蔵庫で保存しましょう。

コルクをはめなおして使ってもいいの?

一度、使ったコルクを再び栓に使うことは可能です。けれどコルクスクリューで穴が開いていて、コルクと瓶の間に隙間もできやすくなります。
応急処置の方法として、ラップをコルクにぎゅっと巻いてから栓を戻すと少しいいようです。ただ、この方法はベストではありませんので以下の方法をオススメします。

一度、使ったコルクを再び栓に使うことは可能です。けれどコルクスクリューで穴が開いていて、コルクと瓶の間に隙間もできやすくなります。
応急処置の方法として、ラップをコルクにぎゅっと巻いてから栓を戻すと少しいいようです。ただ、この方法はベストではありませんので以下の方法をオススメします。

空いた小さなボトルにうつす

空いている小さなガラス瓶などにワインを注ぎ、口ぎりぎりまで満たしたらしっかり栓をしてください。ボトルが小さいので容器内の空気が少なく、空気とワインの接触面も少ないので酸化を防げます。

出典:

空いている小さなガラス瓶などにワインを注ぎ、口ぎりぎりまで満たしたらしっかり栓をしてください。ボトルが小さいので容器内の空気が少なく、空気とワインの接触面も少ないので酸化を防げます。

ワインストッパーを使って密閉する

①VACUVIN バキュバン ストッパー
《バキュバン ストッパー》は、ワインボトルの中の空気を吸い出し真空状態にして、飲み残しのワインを新鮮なままに保つ器具。

グッドデザイン賞を受賞した《バキュンバンストッパー》は操作性に優れ、価格もリーズナブル。1983年に発売されてから20年以上にわたって、プロやワイン愛好家に支持されている人気商品です。日本酒や醤油瓶でも使用できます。
②Pulltex プルテックス アンチ・オックス
シリコン製のストッパー。
内部に仕込んだカーボンフィルターによってワインの酸化を防止し、保存するワインセーバーです。
(数字が刻まれているリングは、保存した日付が分かるマーカー)

ガス注入で酸化を防ぐ方法も

ご自宅で飲み残しワインをより完璧な状態で保存したい方向きです。飲み残したワインボトルの空気の部分には酸素を含む空気があります。そこで酸素よりも比重が重い窒素や他の不活性ガスを注入して酸素をワインの面に触れなくさせるというしくみです。高級ワインを保存するときには使ってみたいです。
ボトル内を擬似真空状態にする道具は簡単なものでは¥1,000前後ですから購入される事をオススメ。通常の2倍以上はワインが長持ちします。ただし・高度数・渋みが強い・極甘口などのワインは多少酸化させることで好転する場合もあるので、使わないほうがいい事も…。

出典:ワインの開栓後の保存 - 【富山 吉田酒店】

コルク蓋のワインにこだわらない場合

気軽にリーズナブルなワインでOKという時は、紙箱のなかにワイン入りの厚手のポリ製バックが入っているボックス・ワインを選ぶ選択もあります。これならワインが減っていくのに伴い、ポリ製バッグがへこんでいくので空気に触れません。また、スクリューキャップのワインは、コルク製ではないので空気を通さず、空気がボトル内に入りにくいです。

気軽にリーズナブルなワインでOKという時は、紙箱のなかにワイン入りの厚手のポリ製バックが入っているボックス・ワインを選ぶ選択もあります。これならワインが減っていくのに伴い、ポリ製バッグがへこんでいくので空気に触れません。また、スクリューキャップのワインは、コルク製ではないので空気を通さず、空気がボトル内に入りにくいです。

おわりに

芳醇な香りと味わいに魅せられ、その日の疲れをワインで癒やす方も多いはず。でも、ワインセラーの購入を考えないのであれば、長期熟成、長期保存を完璧にするのは難しいです。

リカーショップやデパートのワインセラーが、ご自身のワインセラーと割り切り、当面飲む分だけを手元で賢く保存するというスタンスも有りでしょう。

芳醇な香りと味わいに魅せられ、その日の疲れをワインで癒やす方も多いはず。でも、ワインセラーの購入を考えないのであれば、長期熟成、長期保存を完璧にするのは難しいです。

リカーショップやデパートのワインセラーが、ご自身のワインセラーと割り切り、当面飲む分だけを手元で賢く保存するというスタンスも有りでしょう。

“ワインの劣化”は、ワインの風味の問題であり身体に害を与えるような劣化とは異なります。ワインには当然ながらアルコール成分が含まれているため、滅多に腐敗するようなことはありません。

保存状態が多少悪くても、ご自身で飲むに足る味であればおおいに楽しんでいただきましょう。もしワインの風味が著しく落ちてしまったなら、お料理やデザート、サングリアなどのカクテルに活用する手もありますよ♪ワインを飲み、人生を楽しみましょう。

“ワインの劣化”は、ワインの風味の問題であり身体に害を与えるような劣化とは異なります。ワインには当然ながらアルコール成分が含まれているため、滅多に腐敗するようなことはありません。

保存状態が多少悪くても、ご自身で飲むに足る味であればおおいに楽しんでいただきましょう。もしワインの風味が著しく落ちてしまったなら、お料理やデザート、サングリアなどのカクテルに活用する手もありますよ♪ワインを飲み、人生を楽しみましょう。

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