初心者さんにもおすすめ◎“じっくり・ゆっくり”緊張をほぐす「陰ヨガ」のすすめ

初心者さんにもおすすめ◎“じっくり・ゆっくり”緊張をほぐす「陰ヨガ」のすすめ

もしもあなたが毎日忙しく時間に追われて過ごしていたら、たまにはホッと一息つける自分のための時間を作ってみませんか?今回は、とても簡単な方法で心とカラダをじっくり・ゆっくりほぐしてくれる「陰ヨガ」をご紹介します。陰ヨガはヨガ初心者〜上級者まで誰にでも寛ぎと心身の変化を実感させてくれる、忙しい現代人にぴったりの魅力的なヨガのスタイルです。寝る前の5分でもOK。陰ヨガを取り入れて、柔らかい呼吸とともに、じっくり・ゆっくり緊張をほぐしていきましょう。2021年08月25日作成

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目次

疲れたときには心とカラダの緊張をほぐす「陰ヨガ」がおすすめ

初心者さんにもおすすめ◎“じっくり・ゆっくり”緊張をほぐす「陰ヨガ」のすすめ
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運動不足や足のむくみ、肩こりが気になるけれど、疲れて何もしたくない…そんな時におすすめなのが心とカラダをゆるめてくれる「陰ヨガ」です。

陰ヨガとは?

東洋の教えには「物事は陰と陽に分けることができ、それぞれがバランスをとっている」という陰陽の考え方があります。

アクティブに動くタイプのパワーヨガなどは動的な「陽」のヨガ。一方で、一つのポーズを3〜5分とじっくりキープする静的なヨガが「陰」のヨガ・陰ヨガになります。

最近では「陰ヨガ」という一つの流派として確立していて、忙しい現代人に合っていると人気が高まっています。

他のヨガとの違いって?

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陰ヨガと他のヨガの大きな違いは「ポーズのキープ時間」です。基本的にヨガは、1分以内に次のポーズに移るシークエンス(連続したポーズの流れ)が多いのですが、陰ヨガでは3〜5分、慣れてくると10分以上一つのポーズをキープすることもあります。

動的な「陽のヨガ」では筋肉を刺激していくのに対し、静的な「陰のヨガ」では関節や骨を刺激していきます。そのため、同じ形のポーズでも意識を向けるポイントが変わってくるのが大きな違いと言えそうです。

陰ヨガで期待できる効果

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☑柔軟性アップ
☑コリやむくみの解消
☑集中力アップ
☑高いリラックス効果
☑気持ちを落ち着かせる効果

忙しい現代人にピッタリと言われる陰ヨガで期待できる効果は多くありますが、なんと言っても「何もしない贅沢」を味わうことができるのが陰ヨガのおすすめなポイントです。

陰ヨガはどんな人に向いている?

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現代人は常に何かを考え、何かをしています。仕事が終わり、帰り道はスマホで調べ物をして、帰宅後はテレビを見ながら家事をして、起きてから寝るまで能動的に動いている人がほとんど。

陰ヨガは積極的に「何もしない時間」を作り出すため、いつもは忙しくて見落としている自分の心の状態やカラダの感覚に気付くきっかけを与えてくれます。忙しい日々が続いて心がザワザワしている、心を落ち着けたい、そんな人に陰ヨガがおすすめと言えそうです。
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カラダがだるいと感じる時はもちろん、一日忙しく過ごした後のリセットに陰ヨガを取り入れると、とても穏やかな気持になれます。ただジッとしていると悩み事やイライラが出てきてしまう精神状態の時は、パワーヨガのように動きのあるヨガをしてから陰ヨガをするのがおすすめです。

陰ヨガをするときの意識したいこと&注意点

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陰ヨガで大切なのは「ポーズを深めすぎないこと」です。一つのポーズのキープ時間が長くなるため、最初からキツイところまで深めてしまうとキープが辛く感じたり、関節を痛めたりしてしまう危険性があるので注意してください。

目安としては5〜7割程度の伸びでキープすることです。深めようと思えばもう少し深められるというポイントでキープすることで、数分間同じ姿勢でいることが苦ではなく、ゆったりと呼吸を感じる心の余裕が出てくるでしょう。

ポーズの形ではなく、伸びの感覚を大切に♪

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動的なヨガと違い、陰ヨガでは関節や骨にアプローチをしていきます。左右があるポーズで形が違っても大丈夫なので、伸びの感覚が均等になるように調整してみましょう。キープをしていて痛みや違和感があるときはには、左右でキープ時間を変えても大丈夫です。

陰ヨガをするときに必要な物

他のヨガと同様に、ヨガマットの上で行うこともできますが、陰ヨガはベッドの上でもできるのが魅力の一つです。シンプルなポーズが多いので特別な道具も必要ありませんが、クッションや枕などを補助具にすると、よりリラックス効果が高まりますよ。

また、落ち着く香りのアロマを焚いたり、ヒーリングミュージックをBGMに流したりするのもおすすめです◎

初心者さんにおすすめの「陰ヨガポーズ」

陰ヨガ初心者さんにも簡単にできるおすすめのポーズをご紹介します。ヨガマットやベッドの上で、最初は1〜2分を目安にキープしてみてください。吐く息で脱力するとリラックス効果が高まりますよ♪

あお向けのねじりのポーズ

背中のダルさや猫背解消、お腹のむくみ解消に効果のあるねじりのポーズです。

・仰向けに寝転がります。両手は肩の高さに開きましょう。
・右の膝を立てて持ち上げたら、右足を左側へ倒しましょう。

ヒザや手が浮いてしまう場合にはクッションやまくらを隙間に入れるとより脱力できるようになります。
最初は短い時間から始めてみて、慣れてきたら片方5分を目安にじっくり時間をかけることで、深いところから緩んでくれますよ。ゆったりと深い呼吸を意識して行いましょう。

足のむくみすっきり!バタフライポーズ

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足裏を合わせた合席のポーズです。

股関節周りや骨盤まわりをゆるめることでデトックス効果、リラックス効果が期待できます。座って行う場合は上半身をかるく前に倒すことで伸びの調整ができます。

よりくつろぎたい時には足裏をあわせて、あお向けでキープするのもおすすめです。伸びすぎる場合にはヒザ下にクッションを入れて支えにしてみてください。

背中の疲れをゆるめるチャイルドポーズ

とてもシンプルなのに背中がすっきりしてくれるチャイルドポーズは寝る前におすすめです。

お腹が腿に押されて息苦しい場合にはヒザを左右に広げて行いましょう。深い呼吸を背中で感じることでカラダの内側からゆるめることができます。

陰ヨガおすすめのシークエンス(連続したポーズの流れ)

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贅沢に時間を使えるときにはシークエンスで陰ヨガを行うのもおすすめです。動画の時間が長く感じてもポーズ数は少なく、シンプルなものが多いので初心者の方でも大丈夫ですよ。

ベッドで寝たまま陰ヨガ

ねじり、体側伸ばし、骨盤まわりをゆるめるポーズがバランス良く組み込まれたシークエンスです。
最後に骨盤を開くハッピーベイビーのポーズが入っていて、寝る前に骨盤を開くと副交感神経が優位になり睡眠の質が上がると言われています。ぐっすり熟睡したい人にもおすすめです。

自律神経を整える陰ヨガ

こちらも寝る前におすすめの陰ヨガシークエンスです。肩周りやお尻周りをゆるめるポーズも出てくるので全身の疲れをとりたいときにおすすめです。こちらもベッドの上で行ってもOKです。

陰ヨガですっきりカラダを目覚めさせよう

陰ヨガは朝にもおすすめです。朝と夜では同じ陰ヨガでも少しだけポーズやシークエンスの流れが変わるため、無理をしないように気をつけましょう。こちらのシークエンスは最後に立位も出てくるのでヨガマットの上でカラダが安定した環境で行うようにしてみてください。

寝る前の陰ヨガより少し刺激が強く入りやすいポーズが多いので、初心者さんはポーズを深めず心地が良い範囲でキープするように心がけてみてくださいね。

「陰ヨガ」で深いところからリラックスして緩めよう

忙しい現代人におすすめの「陰ヨガ」をご紹介しました。シンプルなポーズが多いため、数回練習してコツを掴んだら動画を見ずに、ストレッチ感覚で行ってみてください。ポーズ中は柔らかい呼吸を意識して、できるだけ頭の中を静かにしましょう。ポーズを深めることを目的にするのではなく、ただじっとしてカラダの変化を観察する「何もしない時間」を贅沢に過ごしてみてくださいね。

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