”マインドフルネス” と ”ヨガ”
マインドフルネスヨガの効果
自律神経のバランスを整える
ストレス軽減、リラックス効果
自律神経のバランスが整うことで、不安や緊張から開放され、ストレス軽減にも繋がります。「今ここに集中し、自分の気持ちを客観的に見ること」で、自分の本当の気持ちに気づくことができ、気持ちが安定するといわれています。
ストレスの軽減は脳の疲れを取ることにもつながり、深いリラックス効果が得られますよ。
集中力の向上
瞑想によって雑念を排除することで、頭の中が整理され、やらなければならないことが明確になります。そうすることでより集中力が増し、パフォーマンスが向上するのです。また副交感神経が優位になることも、集中力アップの理由といえます。
睡眠の質の向上
ある調査では、瞑想に副作用はなく不眠症改善の効果が見られたのだとか。最近では、そういった睡眠導入に向けたマインドフルネス瞑想のアプリなどもあり、信ぴょう性を高めています。
免疫機能の向上
免疫機能の低下は、ストレスを溜め込むことが大きな原因です。そのストレスを瞑想で軽減させることで、免疫機能を向上させ、ヨガで体をストレッチすることで体内の免疫細胞が活性化します。
うつ状態、不安などの軽減
過去や未来、不安なことなど、様々なことが頭に浮かぶなか、それらを追いかけるのではなく、不安を感じている自分に気づき、現在の自分に意識を戻す。これを繰り返し行うことで、うつや医療従事者などの燃え尽き症候群の方も、負の感情に支配されないようになるのだそう。
お家でやってみよう!【マインドフルネスヨガのやり方】
【STEP1】マインドフルネスの基本
自分の落ち着ける場所を見つけます。あぐらなどの楽な姿勢で座り、背筋を伸ばします。掌を上にして両膝に置き、人差し指と親指を合わせます。
【STEP2】マインドフルネスヨガ
鼻から吸って鼻から吐く、鼻呼吸を意識して目を閉じます。ゆっくりとした深い呼吸ができると、よりリラックスできます。
【STEP3】ポーズ
ポーズをとりながら、自分の内側を観察します。今回は座ってできる、「合せきのポーズ」をやってみましょう。
1、足を前に伸ばし、膝を曲げて両方の足の裏を合わせます。
2、かかとを骨盤の方へ近づけ、両手で足の甲を包むようにつかみ、鼻から息を吸いながら背筋を伸ばします。
3、吐きながらゆっくりと上体を前に倒していきましょう。
体は伸びているか、昨日と比べて痛みがあるか、心地よく伸ばせているかなど、自分の体を観察しながら、頭に浮かんでくる感情も眺めていきます。
マインドフルネスヨガは、どんなポーズで行ってもOK。ヨガに慣れている人なら、「ダウンドッグ(下を向いた犬のポーズ)」や、「うさぎのポーズ」などもオススメですよ。
これを繰り返し…
目を閉じて呼吸していると、色々な感情が頭の中で浮かんできますよね。今日あった悲しかったこと、過去にあった似たような出来事など、浮かんできたらそれを良い悪いと判断することなく、自分は悲しかったんだと気づき、また呼吸に戻る。これが「マインドフルネスヨガ」です。
忙しく動き回ったり緊張状態などが続くと自律神経のバランスが崩れ、イライラしたり、体に痛みが生じることも…。マインドフルネスヨガで積極的にリラックスした時間をとることで心拍数を下げ、血管も緩み、自律神経のバランスを整えることができます。