たとえばペンや文房具、靴下など、日常的に登場回数が多いものたちは、「いつか使うから」という理由でつい買ってしまいがち。安く売ってたからとストックばかり増えていってしまいますよね。

また、ポイントカードや取扱説明書も収納をあふれさせてしまうアイテムの代表格。どんどん増えていくのに使用する機会は意外と少なかったりしませんか？

「もしかしたら使うかもしれない」と収納の奥で眠っているものありますよね。捨てていいものか悩んでしまうときには、ワンシーズン、一年など“見極め期間”を設定してみましょう。その期間に使わなかったものは必要ないと判断しやすくなりますよ。

引き出しを開けたら文房具がパンパンに詰まっていたり、クローゼットに余裕がなかったり…。それは持っているアイテム数が今の収納の容量に合っていないということ。必要な数以上を抱えてしまっているんです。もう一度今の収納の容量を確認してみましょう。

整理されているお部屋、収納がどんな状態なのか、具体的にイメージしてみましょう。理想通りに収納できないほどのものを手に入れようとは思わなくなるはずです。

洗剤やクリーナーなど、掃除場所や用途に合わせて細かくそろえてしまうと、結局使い切れないまま数だけ増えてしまいます。1本で家中がお掃除できるマルチクリーナーや様々な使い方ができる重曹などにまとめてしまいませんか？収納もすっきりとし、空きスペースが生まれます。

どんどん増えていくポイントカードですが、最近ではスマホで管理できるお店も増えてきました。できるものはネットやデータで管理することで余計なものが増えなくなります。たとえば子供が描いた作品やCD、写真などもデータで管理しておくとかさばりません。

勢いに任せてお買い物をしてしまうと、本当に必要でないものも買ってしまいますよね。これからお買い物をするときには、「欲しいもの」ではなく「必要なもの」なのかどうか考えてみてください。

百均やプチプラのアイテムは、そんなに必要でなくても思わず手に取ってしまいがち…。買う前にはちゃんと吟味して、少しでも必要なのか迷ったときには買うのを一旦止めてみるのもひとつの手です。

インテリアの場合は、自分がこれから作っていきたい理想のお部屋をイメージしてみるのがおすすめ。購入しようか迷っているものがそのイメージにきちんとハマるのか、具体的に見えてくるはずです。

実は「いつか使うから」と未来に必要になりそうなものを先回りして買っても、収納が埋まってしまうだけ。なるべくストックは持たず、“今”本当に必要なものかを考えてみましょう。