きちんと手入れされ、掃除の行き届いたお部屋は風水的にも運気を上げるとされています。

おうちの中の開運スポットを掃除して、良い気を招き、心身ともに心地よい暮らしを実現していきましょう。

ベースになるのは、毎日のおうち全体の掃除です。

ほこりはお部屋を移動していくもの。そのため、全体ではなく一か所だけを丹念に掃除したなら、結局ほこりを移動させるだけになりかねません。

良い気を招く場所を掃除しても、それではもったいないですよね。

全体的な掃除をしつつ、開運スポットといわれるところは特に念入りに掃除していきましょう。人の目につくところをきちんと整えておくと、全体の印象も上がるものです。

おうちの中で良い気を招く開運スポットといわれる「玄関」、「水周り」、「ベランダ」の掃除についてご紹介していきます。

また、足りない気を補うことができるといわれる「身につけるもの」のお手入れについても合わせて見ていきます。

風水を考えるうえで、玄関は「良い運気を取り込み、悪い気を締め出す」という、とても大切な場所です。

「金運を招く」と言われており、いつも気にかけておきたい場所のひとつです。

毎日帰宅するたびに、外でつけてきた厄が、玄関に落ちます。その厄は、たたきを水ぶきすることできれいになります。

風水では“水で流す”ということがとても大切だと考えられています。ほうきで掃くだけではなく、ひと手間かけて水ぶきすることが重要です。

お客様が最初に目にするのが玄関のチャイムです。手垢や土埃で汚れていたら、がっかりしてしまいますよね。

チャイムが汚れていると、音色もくすんでしまいます。濁った音は邪気を招きます。

だからこそいつもきれいにして、清涼感のある音で良い運気を招きましょう。

ドアノブは“玄関の顔”として、ぴかぴかに磨き上げておきたい場所。一日に何度も触れるので、汚れが蓄積しやすい場所でもあります。

ドアノブに悪い気がついたままにならないよう、こまめに磨いておきましょう。

玄関マットは風水を考えるうえでとても大切なアイテムです。「悪い気をおうちの中に入れず、そこで落とす」という重要な役割を担っています。

その玄関マットが汚れていては、悪い気が蓄積していってしまいますよね。定期的に洗って、清潔を保つようにしましょう。

もともとトイレは「悪い気が溜まりやすい場所」とされています。悪い気をそのままにしておくと、だんだんとおうちの中に広がっていってしまいます。

トイレ掃除はできるだけ午前中のうちにすませ、運気を好転させておきましょう。

洗面所は「金運と美容運にかかわる場所」とされています。洗面台や蛇口など光らせることができる場所は、いつもピカピカに磨いておきましょう。

また、鏡は、風水において強力なパワーを持つアイテムとされています。水垢などを落とし、いつもきれいな状態を保つことで、良い運気を招きます。

お風呂場は、運気の上昇に関わる場所です。お風呂場を掃除すると気の巡りがよくなり、自分自身にチャンスをもたらしてくれます。

排水口は毎日チェックし、床や浴槽も定期的にしっかりと磨くようにしてみましょう。

ベランダは、風水では“第二の玄関”とも考えられ、良い気を循環させるために重要なスポットとされています。

また、足りない運気を補う場所ともいわれています。

毎日の風雨にさらされて、手すりは汚れているものです。幸運がやってくるよう、ぴかぴかに磨いてみましょう。

雨が降ったら、軽く拭き掃除をするよう習慣づけておくと、汚れが溜まりません。

物干しざおは、花粉やほこりで汚れがち。洗濯物をかける前に、さっと軽くひと拭きしておくと、花粉などが洗濯物に付着するのも防げます。

金運に大きくかかわる財布。レシートやクーポンでいっぱいになっていたり、手垢で汚れていたりしませんか？ お金は、きれいに手入れされた財布に集まります。

革の財布なら、汚れを落としたあと、革用のクリームを塗って光沢を保ちましょう。きれいな財布は開くたびに、自分も嬉しくなります。

アクセサリーやジュエリーは、ついている石によって引き寄せるパワーが異なります。どんな石でも、汚れていては運気が逃げてしまいます。

やわらかな布でそっと石や装飾を拭きあげ、ほかのものと触れて傷つけあうことがないよう、あらためて、丁寧に保管しましょう。

バッグは、ご縁を結ぶパワーを持ったアイテムです。バッグの中は常に整理整頓を心がけ、使い終わったバッグはきちんと定位置に片づけるようにしましょう。

湿気がこもらないよう、定期的に風を通すように心がけるといいですね。