毎日って、そんなに甘くないですよね。うまくいかなかったこと、到底かなわなかったことの方が、どうしてもこころに残ってしまいます。そうした積み重ねでこころがちょっぴり疲れてしまったとき、お気に入りの喫茶店へ繰り出したり、気の知れた友達とショッピングをしたり、それだけで気持ちが満たされることも。
とはいえなにも「外に出るだけ」が癒しの方法ではありません。例えば仕事から帰ったあと、家事が一段落したあと、子どもが眠ったあと。おうちでの過ごしかたをちょっぴり工夫するだけで、こころがみるみる潤っていくのが分かります。すうっと深呼吸をして、繰り返す日常から少しだけはみ出してみましょう。
出典: 「好きなことをしよう」と行動にうつしても、雑念や余計な心配ごとが頭の中をぐるぐると駆け巡ってしまう。これでは、せっかくのおうち時間にすっと馴染めません。凝り固まったこころをほぐすといった意味で、まずは空間づくりから。
アロマやキャンドル、お香やミストスプレーなどを使って、部屋中を好きな香りで満たしてみましょう。
こころをキリリとリフレッシュさせたいときには、「ローズウッド」「イランイラン」「ラベンダー」などのいわゆるフローラル系と呼ばれる香りや、「ベルガモット」「レモン」などの柑橘系の香りを。
いらつきやざわめきを解消したいときには、「サイプレイス」「フランキンセンス」などのグリーンテイストな香りや、「カモミール」などのフルーティーな香りもおすすめです。
「ベルガモット」「クラリセージ」など、ほんのり甘くやさしい香りも捨てがたいところですね。
窓からたっぷりと日の光が入る日中は、わざわざ照明を付ける必要ありません。自然の光で、ゆるやかに過ごしてみましょう。
照明は、太陽の光の動きに似せた位置にある方がよりリラックスムードを高めることができるのだそう。そのため、だんだんと日が落ちてくる夕方や夜には、足元に照明を置くのが効果的です。移動式ライトや間接照明など、足元をやんわりと灯すような工夫をしてみましょう。
忙しさが蓄積されると、ただ身支度をして、食事をとって、お風呂に入って眠るだけになっていませんか?本来おうちというのは、もっと自由で気ままで、思いきりくつろぐことのできる場所であるはずです。自分の好きなことにとことん向き合って、時間の流れに身をゆだねてみると、やがて何にも代えがたい「ご褒美時間」ができあがります。
「これ欲しい」とときめいて手に入れた愛用品。最近ゆっくりとメンテナンスしてあげられていない…そういったことはありませんか?そんなこころのざわつきを解消すべく、普段なかなかお手入れの行き届かないようなモノに触れて、ひと手間かけてみるのはいかがでしょう。手に取ってすみずみまで触れることで、ただ見ただけでは分からないような気付きに繋がるのです。
食事の際に登場する食器やカトラリー、ディスプレイとして飾っているお気に入りの器などを、普段から頻繁にみがき上げるというのはなかなか難しいもの。
出典: おうち時間を使って、お手入れに少しばかり時間をかけてみましょう。やわらかなクロスで優しく拭くだけでもツヤが出て、食卓にならべたときの華やかさに違いが出ます。
身にまとう服は、いつでもすっきり清潔でありたいものです。次に身に着けるときにしっくりと馴染むように、おうち時間を使ってととのえておきたいところ。レースを付けたりボタンを変えたりと、リメイクの時間に使うのもいいですね。
出典: 「クローゼットにある服を一気に」となるとなかなか大変かもしれませんが、それならまずはお気に入りの服を広げてお手入れしてみましょう。見落としがちな場所のほつれや、ごわつきなどを発見するかもしれません。
綺麗に手入れの行き届いた靴は、「あと一歩がんばってみよう」といった気持ちを高めてくれる不思議なエネルギーを持ちますし、見た目にも美しく、人から見た印象も変わってくるものです。
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アイテム詳細を見る出典: 仕事や普段使いで愛用している靴を、ブラシやクリームを使って丁寧にお手入れをしましょう。まじまじと見つめると、「ここ擦り減ってるな」「このへんにこまかい傷があるな」と、自分自身の歩き方のクセや傷のつきやすい箇所などを見つけることができます。
静寂の広がる部屋で、一文字一文字読み進めていく。本のページをめくるたびに、感情が重なったり、想像力がふくらんでいって。その何気ないひとつひとつが、いい意味での寄り道になり、ひらめきになり、のちに壁にあたった場合のヒントとなりうるかもしれません。
新しくお迎えしたもの、もともと本棚に眠っていたもの、もうずいぶんと読んだもの、どれであってもかまいません。そのときに「読みたい」と感じたものが、今の自分に必要な材料であったりするからです。
今日は嫌なことがあった…、仕事が大変で疲れちゃった…など、心が弱ってしまった日も、一日の終わりは心穏やかでいたいもの。そんな夜の過ごし方は、心が癒されたり元気になれるような本を読んでみるのはいかがでしょうか。今回は、短編・絵本・エッセイなど、眠る前にそっと寄り添ってくれるものから明日がワクワクに思えるものまで、疲れた日にも読みやすい本をセレクトしてみました。
ひとり時間の読書におすすめの本をご紹介しています。
普段は小分けの粉末タイプでさっと済ませてしまいがちのブレイクタイムも、せっかくのおうち時間には、ちょっぴり時間をかけてみてはいかがでしょうか。コーヒーをドリップしたり、茶葉をティーポットに入れて紅茶を淹れるのも素敵です。お湯を注いだときの湯気や香りまで愛しくなるほど、丁寧に。
普段とは違うブランドにこだわってみたり、淹れ方を変えてみるだけでなく、カップやソーサーもぜひお気に入りのものを選びましょう。美味しい飲み物をこだわりのカップでいただくことで、まったりとしたおうち時間に彩りを添えます。
ここ数年、おうちカフェが流行していますよね。せっかくなら、おうちで自分好みの美味しいコーヒーを楽しんでみたいもの。本格的なコーヒーを味わうためには、いくつかの道具とコーヒーに対する知識が必要になります。美味しいコーヒーをいただくために不可欠な道具と、あったら嬉しいスペシャル小物などを美味しいコーヒーの淹れ方とあわせてご紹介します。
家で楽しむ本格コーヒーのヒントです。
ティーポットや急須など、専用のアイテムがあれば良いのですが、1人分だけとなるとちょっと面倒…。そんなときにあると便利なのが「茶こし(茶漉し)」です。場所を取らず収納もスッキリ。コップに茶こしをセットして茶葉を入れ、お湯を注げば簡単に美味しい紅茶や日本茶を楽しむことが出来ます。一家に一つあると便利な「茶こし」をご紹介します。
いつもと違うお茶の楽しみ方をご紹介しています。
からだをあたためて優しくいたわるといった意味を込めて、ボディマッサージをするのもおすすめです。たっぷりとお湯をはったバスタブに肩まで浸かり、お湯の熱で血行が良くなっていくのを感じながら、肩や腕、ふくらはぎなど、普段コリが気になるところにスポットを当てながら、やさしく揉みほぐします。
バスオイルを数滴垂らして、香りを愉しみながらのマッサージなら、よりリラックス効果を高めてくれるに違いありません。バスオイルには肌の乾燥を防ぐ効果があり、お湯から出たあとの肌がやわらかくなっていることから、保湿クリームなどのなじみも良く、ボディケアしやすい肌になるとされています。
暮らしに疲れてしまう人は、実はとても優しい人です。他人のことをいつでも気にかけているからこそ、たまにずっしりと疲れてしまうのですよね。おうち時間では、何にも縛られることなく、自分に正直に過ごしてみてください。
好きなことに忠実に、ひたむきに向き合ってみるだけで、やりたいことや進みたい方向の輪郭がはっきりとしていきます。明日からまた、背筋を伸ばしてがんばるために。おうちで時間を贅沢に使って、がんばる自分にご褒美をあげましょう。
アロマやキャンドル、お香やミストスプレーなどを使って、部屋中を好きな香りで満たしてみましょう。
こころをキリリとリフレッシュさせたいときには、「ローズウッド」「イランイラン」「ラベンダー」などのいわゆるフローラル系と呼ばれる香りや、「ベルガモット」「レモン」などの柑橘系の香りを。