1976年3月19日東京都⽣まれ。
1991年頃より、ファッション雑誌を中心にモデル活動を開始する。
2000年頃より、映画とテレビドラマをメインに女優としての活動をはじめる。
現在はモデルの他、文筆など多方面でも活動中。

紀ノ国屋の紙袋が好きです。このクーラーバッグはけっこういいお値段するのですが、デザインが素敵なのもさることながら、使いやすく、とにかく丈夫！保冷剤を入れるポケットが上部についていて、それもかなりポイントが高いのです。紀ノ国屋の紙袋好きも手伝って、保冷バッグジプシーから脱却できたお買い物でした。
お店に入った時にワクワクする感覚は、今も昔もずっと変わらない。この、変わらずにワクワクさせてくれるって、ものすごいことだと改めて思う今日この頃。

日進ワールドデリカテッセンの紙袋がたまらなく好きです。いわゆる、お店の案内図ですが、用もないのにしばらく目に入るところに置いておくくらい好きです。おんなじデザインのエコバッグもあります。
日進はとにかくお肉の種類が豊富で、店員さんの頼もしさにうっとりします。ラムのひき肉が欲しくて買いに行った時に、「何に使うの？餃子？だったらこれね！」とテキパキと部位を選び、鮮やかにミンチして、笑顔で渡してくれました。

近江屋洋菓子店の空間は不思議。あの発泡スチロールのカップのデザイン、お菓子の懐かしい風貌や、店員さんのレトロな制服も手伝って、時計の針が戻ったような懐かしさに、これはときめきなのかな、いつも胸が締めつけられます。
そして近江屋の紙袋！
麺麭。この「パン」という漢字。多感な中学時代に読んだ、長野まゆみ先生の小説の世界でしかお目にかかったことがなく、初めて見た時は呆然としたのを覚えています。
少し前に本郷の店が閉店してしまい、それを機にあの完璧なデザインが変わるのでは？と、ひとり心で憂い、嘆いておりました。ちょっとだけスカッとしてしまいましたが、あの雰囲気は変わらず健在でとっても嬉しく思っております。
ちなみに、近江屋の麺麭の中では角食は、食パンらしい食パンでお気に入りです。

上記3つ、額縁に入れたいくらいに好きな紙袋のお店シリーズでした。

小さなシュークリームにチョコレートソースをかけたお菓子、プロフィットロールが大好きです。最近なかなか見かけないのですが、スーパーの福島屋に並んでいると、大きいパックのほうを必ず買ってしまいます。
隅から隅までこだわりの品揃え、そして原材料など安心して買えるお惣菜が美味しいことで有名な福島屋ですが、甘いものも本当に最高です。

使い始めたのは、かなり前からですが、これに出合った時に「洗剤って専用っていうのにこだわらなくていいんだ！」と目からウロコが落ちたのでした。顔や体はもちろん、髪にも(ギシギシになります。が、ヴィネガーリンスでサラサラに)、そして、洗濯、食器洗い、住まいの洗剤、何にでも使える万能なマジックソープ。調べると、窓拭きにまで使えるのだそう。それまで、専用の洗剤を買わなくてはいけないと当たり前のように思い込んでいたわたしは、心が軽くなったのでした。あらゆる洗剤が切れた時に、これで対応できる頼もしさ。
スッキリした香りが好みなので、ティートゥリーやユーカリ、ラベンダーなどを好んで、何にでも使っています。

イラストレーター／漫画家
1978年生まれ。
著書に『ものするひと』(KADOKAWA)、『いのまま』(芳文社)、『おあとがよろしいようで』(文藝春秋)など。