わたしが買った「家」と「暮らし」
【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさのカバー画像

わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん

写真:川原崎宣喜 協力:cowcamo 文:キナリノ編集部

新築にはない味わいを持つ、「一点もの」の中古物件を紹介するサイト『cowcamo(カウカモ)』。ここで物件を購入した女性に、なぜ家を持とうと思ったのか、どんな暮らしをしているのかを伺う連載です。今回は、母親との同居をきっかけに家の購入を計画した女性の家にお邪魔しました。理想の暮らしを求めて購入した住まいで暮らしを楽しむ人の、過去・現在・未来の暮らしをご紹介します。

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2019年08月21日作成
【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
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【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
古くからの商店街と便利な商業施設、そして閑静な住宅街が共存する街・世田谷区経堂。
都心へのアクセスも良く、住みやすい街の代表的な条件が揃う街です。お母様の上京をきっかけに、この街で2人暮らしのための家を購入・フルリノベーションしたジュンコさんのご自宅にお邪魔しました。
〈profile〉
名前:ジュンコ
年齢:40代
仕事:営業
通勤時間:約50分
家を買うこと/インテリアについて
――家を購入しようと思った理由を教えてください。

東京で1人暮らしをしていたのですが、母が上京してくることになりました。賃貸で2人で住むなら家賃も高くなるので、それなら買おうかなと。

――新築、リノベーション済み中古物件などの選択肢もある中でなぜ自分でフルリノベーションすることを選ばれたのでしょうか?

最初は新築しか考えていなかったのですが、内見した新築物件の間取りがあまりピンとこなくて悩んでいました。そんなときカウカモさんの広告で見た、リノベーション済みの物件の雰囲気が良く、中古のリノベーションもありかなと。そこで内見を申し込みました。
ただ、実際内見してみるとリノベーション済みの物件でも階段の段の⾼さなどのちょっとしたところが気になってしまって。
せっかく買うなら⾃分に合わせたものを買いたいな、と思い始めたときにちょうどリノベーション前の物件を紹介していただいて、見に行った瞬間、直感でいいなと思って今の家に決めました。
――最初からフルリノベーションを考えてはいなかったのですか?

最初はまったく考えていませんでした。大変そうだなと思っていたので自分には無理だろうと思っていました。
ただ、実際にいくつか新築やリノベ済みの物件を見るうちにフルリノベーションに心が傾いていきました。

――どのように進めていったのでしょうか?

リノベーション前の元々の部屋の間取り図をいただいたのでそこに自分の理想の間取り図を描きました。いろいろな雑誌を見て、好きだと思うもの、いいなと思うものを片っ端からクリッピングしてそれを間取り図に落としていきました。作っているうちに楽しくなってきて、これにしたい!と。それを最初の打ち合わせに持参しました。別のレイアウトのご提案もいただいたのですが、結局ほとんどの部分で自分で作った資料通りにしていただきました。
パントリーの入り口部分の三角も、ジュンコさんが作った資料にイメージ写真が貼られていました。

パントリーの入り口部分の三角も、ジュンコさんが作った資料にイメージ写真が貼られていました。

――前から家の図面を描いたりすることが好きだったんでしょうか?

まったくそういうことはなかったです。これが好き、となったらこだわりは強かったんですけど、ここまで入れ込むことはなかったですね。凝り性ではあるので、スイッチが入ってしまったんだなと。最初はすごく楽しかったのですが、決めることが多くてだんだん“もう、いいかな”と思うこともありましたけどね。(笑)
【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
――今までで、インテリアの好みに変化はあったのでしょうか?

無機質な感じよりは⽊の感じが昔から好きだったので好みはあまり変わってないですね。前に賃貸で住んでいた家のトーンはだいたい同じ感じで、これまでの集⼤成が今の家になっていると思います。

――家に置くものに、こだわりのポイントはありますか?また、絶対に置きたくないものはありますか?

シンプルなものが好きで柄物などはあまり置きたくないですが、アクセントで少し色を入れるのは好きです。
好きなもの/今とこれからの暮らし
【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
――趣味や、好きなことはありますか?

旅行が好きです。韓国、香港、シンガポールや大阪、福岡などに、弾丸で行ったりもします。可愛い紅茶の缶がお気に入りで香港やシンガポールにいくといつも大量買いしてしまいます。
【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
――平日の夜は、どのように家で過ごしていますか。

母が夕食を用意してくれているので、それを食べて、あとはそれぞれ好きなように過ごしています。
お互いテレビっ子なので、母はリビングで海外ドラマを、私はキッチンのカウンターで録画していたドラマをポータブルテレビで見たりしてます。(笑)

――お母様と暮らし始めて、今までと変わったことはありますか?

⼤学進学から上京しているので、⺟親と⼀緒に住んでいた期間が短いんです。久しぶりに一緒に住むので、最初は⼾惑うことも多かったです。つい⾔い過ぎてしまうこともありました。また、私は十分⼤⼈として⽣活しているつもりだけど、⺟にとってはいまだに⼦どもなので、帰ってくるのが遅い!と⼼配されたこともあります。(笑)
⼀緒に住むには折り合いをつけていくしかないとお互いが思っているので、徐々に慣れてきました。
【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
――家の中でお気に入りの場所と過ごし方は何ですか?

キッチンのカウンターがお気に入りで、ここで仕事をしたり、本を読んだりしてます。友達を呼ぶことも多くて、ワイワイDVDを見たり、お酒を飲んだりするのが好きです。
【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
リビングの奥に作られた客間には、よく泊まりにくるというお友達の好きなものが飾ってありました。

リビングの奥に作られた客間には、よく泊まりにくるというお友達の好きなものが飾ってありました。

3つある寝室の壁はすべて違う色が塗られています。こちらは、お母様の寝室。

3つある寝室の壁はすべて違う色が塗られています。こちらは、お母様の寝室。

【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
――部屋の広さもあり、全体的にすっきりとした印象です。引っ越しの時に物を減らしたりされたのでしょうか。

私はあまりしていないのですが、持ち物の量は自分の部屋に納まる分までと決めていたので、母が持ってくる物はすごく減らして持ってきたようです。

――お母様と趣味は合うのでしょうか?

根っこにあるものは似ているので、趣味は合う方だと思います。私が決めたインテリアで特に反対されたものはなかったですね。お互いにこだわりが強いところがあり、それぞれ収集している物があったのですが、母はかご。引っ越しの時に山ほどかごが出てきた時には笑いましたが、キッチンの収納に大活躍しています。

パントリーの棚にたくさん並んだかごはお母様のもの。

パントリーの棚にたくさん並んだかごはお母様のもの。

ご自身の寝室には、雑貨と一緒に好きなグループが表紙の雑誌が飾られていました。

ご自身の寝室には、雑貨と一緒に好きなグループが表紙の雑誌が飾られていました。

――今後、住み替えや買い替えは考えていますか?

今のところ、買い替えは考えていないです。資産価値について詳しい友達にいろいろアドバイスをもらったのですが、子どもがいるわけではないので資産として引き継ぐことはないし、売れるかどうかは考えなくてもいいと思いました。自分が好きなところに好きなように住めたらいいなと思っています。

【連載】わたしが買った「家」と「暮らし」 vol.3-ジュンコさん
――20年後、どんな暮らしをしていたいですか?また、老後の過ごし方などの未来のイメージを教えてください。

20年後も今と変わらず、友達を呼んでみんなでワイワイご飯を食べたりしていたいです。リノベーションに関しては、予算の関係でできなかったものをやっていきたいなと思います。

(取材・文/金美里)

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