ときめき度はどのくらい？クローゼット診断
あなたのクローゼットは、どのくらい心ときめくでしょうか。「ときめくどころか、モノがありすぎてうんざりしている」そんな声もちらほら聞こえてきそうです。もう見て見ぬふりするのはやめて、きちんとクローゼットと向き合ってみませんか？
何がどのくらいある？
クローゼットの中には何がどのくらいあるでしょうか。洋服がパンパンに詰まっていませんか？ よく着る服はいくつか覚えていても、クローゼットの奥深くに忘れていた服が眠っていることも。せっかく気に入って買った服も、袖を通さなければ役目を果たしていないのと同じです。
使っていないものを思い出せる？
「いつか着るかも」は、「いつまでも着ないかも」と同じです。いらないものをためこんでおくよりも、そのスペースを空けて風通しを良くしたほうが、今のあなたに必要なアイテムが入りやすくなります。心ときめくクローゼットには、今のあなたに必要なものだけで満たすのが理想です。
持ちものの適正量は？
おしゃれな人のワードローブは、流行のものがたくさんあると思っていませんか？ 本当におしゃれ上手な人は、少ない洋服でも何通りもコーディネートできるものです。たくさん洋服を持っているからといって、そのすべてを活かしきれるとも限りません。身の丈に合った持ち物の適正量とは、把握できるだけの数をもつことなのです。
いらないものをためこまないために
わたしたちのクローゼットは、どうしてモノがどんどん増えてしまうのでしょう？ それは、“貯金方式”になっているから。お洋服やバッグを、クローゼットという“貯金箱”にためこんでいるのです。
貯めているのがお金であれば将来のために役立ちますが、それがお洋服となると話が違います。“消費期限”あるいは“賞味期限”のあるお洋服は、持ち続けていても将来の役には立たないのです。
クローゼットのモノを減らすコツ
ハンガーにかかる分だけ、引き出しに入る分だけと上限を設け、ゴールを決めておくことです。ほかにも、家族全員の服を一か所に集約して、管理の手間を省くのもおすすめ。オールシーズン使えるお洋服なら、衣替えの手間もなく、何がどれだけあるか把握するのも簡単です。
一つ増えたら一つ減らすのが鉄則
分かりやすいのは、「Tシャツを1枚買ったらTシャツを1枚処分する」というように、同じアイテムを入れ替える方法です。お洋服のテイストをカジュアルからキレイめにシフトしていく場合などは、「ブラウスを買ったらTシャツを処分する」というように、大きなくくりで入れ替えるのもいいですね。
保留ボックスを作る
どうしても捨てるのに躊躇したり、また使うかもしれないと迷ったりすることもありますよね。そんなときは、「保留ボックス」に一定期間キープしておく方法がおすすめ。保管期限が来ても使うことがなければ、本当に必要ないことが証明されたと割り切れます。定期的に見直して、ためこまない仕組みを整えることも大切です。
心ときめくクローゼットにするために
ためこまない仕組みが整うだけでも、随分とクローゼットが見違えるはずです。ここではさらに、開くたびに心ときめくようなクローゼット収納術をご紹介します。少しの投資あるいはちょっとした工夫で、グンと満足度が高まるはずです。
ハンガーをそろえる
ハンガーはいわばクローゼットの“骨組み”のようなもの。同じシリーズでそろえると、統一感やまとまり感が増し、空間を無駄なく使えるようになります。ハンガーの総入れ替えは手間も費用も掛かりますが、一度入れ替えてしまえば、あとはずっとあなたの心をときめかせてくれますよ。
カスタマイズする
がらんとしたクローゼットを使いやすくするには、空間を仕切ってカスタマイズすることです。ユニットシェルフや収納ケースで仕切り、カゴやボックス類で収納力をさらに高めます。DIYや家具の組み立てが苦手なら、100均ショップで買えるワイヤーネットとジョイントで、簡易的な棚を作ることも可能です。
2割の余白を残す
心ときめくクローゼットのポイントは、お洋服やバッグ、アクセサリーのひとつひとつが美しく見えることです。アイテムとアイテムの間にゆとりをキープするには、最低でも2割程度の余白が必要になります。そのためにも、持ち物を厳選し、本当に使えるもの、必要なものだけに絞ることが大切なのです。
あえてたたまないのも◎
ぴしっとたたまれた服が整然と並んだ状態は、有無を言わせず美しいものです。しかし、服をたたむこと自体が負担になっていたら、ときめきどころではありませんよね。それならば、あえてたたまないという選択もアリです。引き出し内をざっくりと仕切り、そこに収まるようゆるく折り返すだけ。必要な家事とそうでない家事を仕分けることも、ときには必要です。
《ためこまないクローゼット収納》を始めよう♪
開けるたびに心ときめく、《ためこまないクローゼット収納》をご紹介しました。今までは「ときめくどころかうんざりしていた」という方も、まずはためこまないところから始めてみませんか。ゆったりと吊るされたお洋服が、いつも以上に素敵に見えてくるはずです。
ご紹介したほかにも、素敵なクローゼットやワードローブが参考になりますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
アパレルショップでお洋服が素敵に見えるのは、ゆったりと陳列されているから。ひとつひとつがよく見えていると、あれもこれも着たい！って思いますよね。開けるたび心ときめくクローゼットは、そんなゆったりとした空間が理想です。あなたのクローゼットを蘇らせる、《ためこまないクローゼット収納》の方法をご紹介します。