近くにいる人には“直接”伝えたい。「文字」ではなく「言葉」で気持ちを伝える大切さ

近くにいる人には“直接”伝えたい。「文字」ではなく「言葉」で気持ちを伝える大切さ

メールやSNSが発達して、気持ちを「文字」で伝える機会が増えました。直接会って話すよりも手軽で便利。そのためつい多用してしまいますが、その一方で、上手く伝わらずに誤解を招くといったトラブルも。一緒に過ごす人ときちんと分かり合うためにも、大切なことは「文字」ではなく「言葉」にして“直接”伝えませんか。2019年04月19日作成

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日本人は古くから、言葉に宿る力「言霊(ことだま)」を大切にしてきました。ですが現代ではSNSをはじめ様々なツールが発達し、文字でのやり取りが急増中。便利だからとつい使ってしまいますが、本当に思い通りのコミュニケーションができているでしょうか。

大切なことを便利なツールに頼っていませんか

SNSやメールは相手の状況を考慮せず、思い立った時にメッセージを送れる便利なツール。人によっては、「ありがとう」や「愛してる」といった面と向かって言いにくいことも、文字でなら言えるということもあるかもしれません。
出典:www.pexels.com

SNSやメールは相手の状況を考慮せず、思い立った時にメッセージを送れる便利なツール。人によっては、「ありがとう」や「愛してる」といった面と向かって言いにくいことも、文字でなら言えるということもあるかもしれません。

それに会話と違ってしっかり考えてから発することができるので、不用意な発言を避けられるという安心感も。そんな理由から、ついついコミュニケーションをツールに頼ってしまいがちです。
出典:www.instagram.com(@emma_hiramotoyuuichirou)

それに会話と違ってしっかり考えてから発することができるので、不用意な発言を避けられるという安心感も。そんな理由から、ついついコミュニケーションをツールに頼ってしまいがちです。

SNSやメールが手軽なのはいいけれど…

ですが手軽な反面、デメリットもあります。そのいちばん大きなものが、しっかり考えた文章であっても伝わりにくいという点。自分の意図しない意味合いで相手が受け取り、焦ったことがあるという人は多いはず。
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ですが手軽な反面、デメリットもあります。そのいちばん大きなものが、しっかり考えた文章であっても伝わりにくいという点。自分の意図しない意味合いで相手が受け取り、焦ったことがあるという人は多いはず。

また誤解から関係がこじれたり、一方的にメッセージだけが送られてきて会話のキャッチボールにならず、戸惑ってしまうことも。
出典:

また誤解から関係がこじれたり、一方的にメッセージだけが送られてきて会話のキャッチボールにならず、戸惑ってしまうことも。

それに文字は、後々まで残るものです。仮にそれが相手にとって不愉快なワードだったら、ずっとダメージが続くことになります。
出典:www.pexels.com

それに文字は、後々まで残るものです。仮にそれが相手にとって不愉快なワードだったら、ずっとダメージが続くことになります。

きちんと伝えるには、文字だけじゃ足りません

誰かに大切なことを伝えたい時、つい言葉や内容ばかり意識してしまいがちです。でも人と人とのコミュニケーションでは、言葉以上に「非言語メッセージ」が重要だと言われています。
出典:www.instagram.com(@sleeping0mihoc)

誰かに大切なことを伝えたい時、つい言葉や内容ばかり意識してしまいがちです。でも人と人とのコミュニケーションでは、言葉以上に「非言語メッセージ」が重要だと言われています。

非言語メッセージとは、<表情・声のトーン・目線・仕草>といった、言葉以外のその人の発するものを指します。たとえばしっかり目を見て笑顔で話す人には好感が持てますし、いくら口調が丁寧でもダラけた姿勢では相手に不信感を与えますよね。
出典:www.instagram.com(@emma_hiramotoyuuichirou)

非言語メッセージとは、<表情・声のトーン・目線・仕草>といった、言葉以外のその人の発するものを指します。たとえばしっかり目を見て笑顔で話す人には好感が持てますし、いくら口調が丁寧でもダラけた姿勢では相手に不信感を与えますよね。

人はこの「非言語メッセージ」を無意識のうちに受け取っており、一説によるとそこからメッセージを読み取る割合はなんと65%!言葉より圧倒的に伝わっているという、驚きの数字です。
出典:www.instagram.com(@sleeping0mihoc)

人はこの「非言語メッセージ」を無意識のうちに受け取っており、一説によるとそこからメッセージを読み取る割合はなんと65%!言葉より圧倒的に伝わっているという、驚きの数字です。

ある実験結果では、対人コミュニケーションにおいて言語メッセージが占める割合は 35 %程度、残りの 65 %は非言語メッセージによるそうだ。
出典:ことばのないメッセージ 非言語的要素はおもしろい! « 国際文化学科
この事をふまえると、文字だけで伝えることは明らかに不十分。また電話も、口調や声のトーンは伝わっても、相手の表情や仕草までは分かりません。きちんと伝わらなかったり、誤解を招きやすいのは、この「非言語メッセージ」の有無が原因なんですね。
出典:

この事をふまえると、文字だけで伝えることは明らかに不十分。また電話も、口調や声のトーンは伝わっても、相手の表情や仕草までは分かりません。きちんと伝わらなかったり、誤解を招きやすいのは、この「非言語メッセージ」の有無が原因なんですね。

言葉で“直接”伝えることの大切さ

伝えたいことを正確に伝えられる

面と向かって伝えるという行為は、他の何よりも自分の気持ちを正確に伝えられる方法。だからこそ大切なことほど手間を惜しまず、相手と会って話すのがベストなんです。

相手の反応を確認できる

非言語メッセージは、伝える側だけでなく、相手から受け取ることもできます。きちんと伝わっているか、その上で相手がどんな風に感じているか、反応を見ながら言葉を足したり、言い方を変えるといったフォローも可能に。
出典:www.instagram.com(@sleeping0mihoc)

非言語メッセージは、伝える側だけでなく、相手から受け取ることもできます。きちんと伝わっているか、その上で相手がどんな風に感じているか、反応を見ながら言葉を足したり、言い方を変えるといったフォローも可能に。

相手の心に想いをきちんと届けられる

そうやって面と向かってやり取りをした言葉には、表面的ではない、心に響かせる力があります。コニュニケーションの最も大切な、相手の心を動かすことができるんですね。
出典:www.pexels.com

そうやって面と向かってやり取りをした言葉には、表面的ではない、心に響かせる力があります。コニュニケーションの最も大切な、相手の心を動かすことができるんですね。

自分の意志や思いが深まる

そして自分の口で話すということは、自分の意志や思いを整理する行為でもあります。コミュニケーションを通じて、自分自身の理解も深まっていくのです。
出典:www.instagram.com(@sleeping0mihoc)

そして自分の口で話すということは、自分の意志や思いを整理する行為でもあります。コミュニケーションを通じて、自分自身の理解も深まっていくのです。

一緒に過ごす人と分かり合える関係に

いろんな便利なツールが発達しても、ここぞという時には「直接伝えること」ほど重要なことはありません。一緒に過ごす人とは、きちんと分かり合いたいもの。この機会に、気持ちの伝え方をあらためて見直してはいかがでしょうか。
平本 雄一朗 Yuuichirou Hiramoto (@botan_hiramoto)
miho takahashi (@sleeping0mihoc)

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