おうちを一番落ち着く場所にしたい
でも、実際のおうちはどうでしょう。なんとなく雑多な雰囲気の室内を見回して、落ち着く空間とは言いがたい人も多いのではないでしょうか。どうすれば自宅を居心地の良い空間にできるのか、少し考えてみませんか?
“いとしく思う気持ち”が居心地の良さに繋がる
ではどうしたら、おうちを愛おしく思えるのでしょう?Miyokoさんのちょっとした心がけを2つ、教えてもらいました。
1つ目の心がけ:「好きな色」をベースカラーにコーディネート
2つ目の心がけ:「こだわりの逸品」を少しずつ増やしていく
家具や家電選びに妥協しない、というのも大切なこと。「デザインは好きだけど、使い勝手がちょっと悪い」「使いやすいんだけど、見た目は気に入らない」どちらの場合も、ずっと大切にしたいとは思えないのではないでしょうか。デザインも機能面も満足するからこそ、日が経つにつれ愛着が増していくものです。
照明1つを選ぶにしろ、妥協はしないMiyokoさん。たとえばこの『ルイスポールセン PH4/3』は、ダイニングを照らす照明として見た目も機能性もぴったりだと思い購入したものです。主張しすぎず、空間に馴染むデザインはもちろん、明るさは十分に放ちつつも目に優しい柔らかい光になるよう設計されている機能美が魅力だと言います。
一気にそろえるのではなく、じっくりと吟味する時間も大事にすることが「逸品」に出合えるヒケツかもしれません。『カールハンセン&サン』のYチェアも、そうやって出合えたアイテムの1つ。無駄のない美しいデザインや経年変化を楽しめる木材の風合いが「目で見る楽しみ」を与えてくれます。それだけでなく、奥行きのある座面と緩やかなカーブのひじ掛けが与えてくれる快適な座り心地もお気に入りの理由に。
心から気に入る「こだわりの逸品」を少しずつ増やすことで、おうちをいとおしく思う気持ちが膨らんでいくのかも…心地良さが伝わってくるMiyokoさんのInstagramは、そんなことを教えてくれます。
最近もう1つ増えた、新しい「逸品」
「デザインも使いやすさも、すごく気に入っています」と話すこのアイテム、実は“空気清浄機”なんです。
まるでおしゃれなオブジェのよう
余計な装飾がほとんどなく、近寄っても「本当に空気清浄機なの?」と思わせるスタイリッシュなデザイン。知らずに見れば、おしゃれなオブジェと間違いそうです。
こちらは±0(プラスマイナスゼロ)が昨年冬に発売した「空気清浄機 C030」。一方向にフィルターがついた空気清浄機が多い中「C030」はぐるっと丸い「360°フィルター」を採用しています。たくさんの空気を効率良く取り込み、素早くキレイにできる形を突き詰めた結果、全方向から空気を吸えるこのフィルターにたどり着いたそう。筒状のフィルターを囲むスチール製のパイプは風通しの良さを考えて設計されていて、空気の流れを遮ることなくスムーズに吸引することができます。
花粉もハウスダストも、すぐに清浄
この空気清浄機にあるのはモードを選べる電源ボタンと、タイマーボタンの2つだけ。ボタンがあると、それだけで「メカ」っぽく見えてしまいますが、この製品のボタンは天板の裏にあるため目立たず、ナチュラルなMiyokoさんのおうちにも自然と馴染んでいます。
運転モードは「AUTO・花粉・静音・標準・急速」の5パターン。Miyokoさんのおうちでは、お部屋の状態を内蔵されている“においセンサー”と“ほこりセンサー”で検知しながら、自動で風量を切り替える「AUTO」で稼働しています。
この空気清浄機を使い始めてから、花粉症だった娘さんの症状が目に見えて軽くなるという嬉しい変化があったそうです。「他の空気清浄機を使っていたときは、本当に効いているのかな?と半信半疑だったのですが…この空気清浄機は特に花粉モードに設定しなくても、AUTOモードで充分に効果を実感することができました」と話してくれました。
リビングもキッチンも和室も、これ1つで大丈夫
なんと、この空気清浄機がキレイにできる部屋の広さは「30畳」。Miyokoさんの家の間取りはLDKが17.5畳、子供部屋代わりに使っている和室が4.5畳なのですが、どちらもキレイにしたい…という場合でも、ドアを開け放して部屋を繋げた状態にすればOKです。わざわざ持ち運ぶ必要はありません。
食事をする場所だから、一番においが気になる…と空気清浄機はダイニングに設置しています。でも、実は子供部屋にも少し気になるにおいが。それは、お子さんの制服についてくる学校特有のにおい。制服を掛けるロッカーの中まで残るほどだったと言いますが、LDKと子供部屋を繋げて空気清浄機を稼働するようになってから、そのにおいが気にならなくなったそうです。
手間いらずのフィルター交換で「すぐにキレイ」がずっと保てる
フィルターのお手入れが簡単な点も魅力です。24時間稼働させ続けた場合でも、約1か月間(500時間)はお手入れの必要がありません。稼働時間が500時間を超えるとランプが点灯。空気清浄機をひっくり返してフィルターを引き抜き、全体的に掃除機で吸ってあげるだけでお掃除完了です。
「分解したり洗ったりしなくてよいのは、すごく手軽」とMiyokoさん。お手入れ方法がシンプルだからこそ「こまめに掃除してあげたい」と、より愛着が湧くのかもしれません。
たくさんの「お気に入り」が「いとしの我が家」を作っていく
ずっと使いたいから大切にしたい…そう思えるものに囲まれた空間は、疲れて帰ってきたあなたを癒す「いとしの我が家」になってくれるはず。おうちをいとおしく思えるようになる工夫を、あなたも取り入れてみてはいかがでしょうか。
インテリアを考える上で大切にしていることは、使う色味。Miyokoさんは淡い色味が好きなので、ベースカラーを白とウッディなカラーで統一しています。木材も、柔らかい色合いが特長のオーク材かビーチ材で絞ることで、より清潔感のあるお部屋に。
自分が好きな色味をベースカラーに組み込むことで、お部屋のどこを見ても“好きなもの”が目に入る空間ができあがっていく…いとしく思えるおうちを作るための、些細だけれど大切な工夫です。