ミニマムライフを始めるには、まず何をすればいいのでしょうか。それは、身のまわりをシンプルにすることです。あれもこれも手に入れようとするのではなく、「足るを知る」のです。今あるもの、もしくはこれから手にするものを、長く大切に使うこと。そのためには、シンプルで機能的なものを選ぶことです。

身のまわりのものをベーシックで定番のものにしておくと、ライフスタイルが変化しても、ずっと使い続けることができます。そうすれば、むやみにモノを増やすこともなく、ミニマムライフを維持できるのです。

毎日使うモノをシンプルにすることが、ミニマムライフへの近道です。使いづらかったり、デザインが気に入らなかったり、仕方なく使っているものはありませんか？ そういった日々の小さなストレスをなくすだけでも、ずいぶんと心地よい暮らしへと変わるはずです。自分にとっての定番品が決まっていれば、買い替えるたびに探す手間も省けます。

お部屋をスッキリとミニマムにするためには、収納をいかに使いこなすかが大切になります。ご自宅の収納はいかがでしょうか？ モノが無秩序に詰め込まれていたり、何が入っているか分からないブラックボックスになっていたりしませんか。無印良品の収納用品は規格が統一されているため、見た目にも使い勝手にも優れ、家じゅうのあらゆるところで活躍します。

クローゼットの枕棚で活躍するのが、布製のソフトボックスです。使わない間はコンパクトに折りたためます。シーズンオフのものやオケージョンアイテムなど、使用頻度の低いものの収納に。

クローゼットの足もとの空間も、無駄なく使いたいもの。ポリプロピレン収納シリーズはサイズバリエーションが豊富で、ご自宅のクローゼットや押入れにぴったりのものが見つかります。

車や家の鍵、交通系ICカードやマスクなど、外出時に必要なものはどこに置いていますか？ マグネットバーとファイルボックス用ポケットを組み合わせて玄関扉にセットしておけば、出かける際にあわてることもありません。宅配便の受け取り用に印鑑を入れておくのもいいですね。

色や形が不揃いな靴で雑然としがちな靴箱の中も、スッキリさせたい場所ですよね。ファイルボックスに一足ずつ入れるようにすれば見た目も揃いますし、靴箱の棚板が汚れることもありません。

何かとモノが多い洗面所は毎日使う場所ですから、いつも清潔で使いやすくしておきたいもの。こまごまとしたメイク道具や化粧品、衛生用品などをメイクボックスで整頓しておけば、毎日の身支度もスムーズです。

やわらかな見た目にしたい方は、持ち手付帆布長方形バスケットがおすすめ。中に仕切りスタンドをセットすれば安定感が増し、ファイル類が倒れることもありません。本や雑誌の収納にもいいですね。

身のまわりをシンプルにするための、毎日使うモノ選びや収納システムづくりご紹介しました。では、身のまわりがシンプルになると、どんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ミニマムライフのメリットの“一部”をご紹介します。
ライフスタイルは百人百様ですし、感じ方も人それぞれです。このほかのメリットは、あなた自身のミニマムライフの中で感じ取ってみてくださいね。

身のまわりがシンプルになると、家事がラクになるというメリットがあります。モノが少ないと片付けの手間もかからず、掃除も短時間で済むからです。家事がラクになる分、空いた時間を自由に使えるようになります。

収納に入りきらないほどのモノは、ミニマムライフに必要ありませんよね。収納システムが確立されていると、そこに収まる物量以上のモノを持たなくなります。つまり、モノが増えない仕組みができるということです。

身のまわりがシンプルで機能的なものに変わると、家族みんなが快適にすごせるようになります。何がどこにあるかすぐに分かる収納は誰にとっても使いやすいですし、掃除の行き届いた部屋はいつだって気持ちよくすごせますよね。

無印良品で叶えるミニマムライフの始め方をご紹介しました。シンプルで機能的なモノを選ぶことは、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応でき、長く使い続けることができます。無駄な買い物をしなくて済み、お金や時間のロスを防ぐことができるのです。身も心も軽やかになって、毎日を心地よくすごすことができるミニマムライフを、あなたも始めてみませんか？