まず確認したいのが、写真整理の目的です。「子どもの成長を振り返りたい」「イベントごとに分けたい」「量を減らしたい」「思い出をつめこんだアルバムをプレゼントしたい」など、さまざまでしょう。何のために、どのように写真整理をしたいかを明確にしておけば、あとあとの作業で迷うこともありません。

写真整理のルールがない状態だと、「いる」「いらない」の選別が難しくなり、挫折してしまう原因に。ルールは簡単で、「期間」「範囲」「枚数」の3つを決めるだけでOKです。たとえば、「1か月ごとに、アルバムの見開きで、12枚」といった具合です。どうしても絞れないという場合は、「とっておきの一軍」と、「ざっくりの二軍」に分けるという方法もあります。

さまざまな種類のアルバムが市販されていますが、大きく分けると「ポケットフォルダ」タイプと「フリー台紙」タイプがあります。写真の枚数が多い場合、差し込んでいくだけの「ポケットフォルダ」タイプが手軽でおすすめ。保存性を重視するなら、写真の劣化を防ぎ、自由なレイアウトも楽しめる「フリー台紙」タイプが向いています。

アルバムの収納場所は、家族で共有できるところがベスト。リビングの収納棚や、ファミリーライブラリーなど、家族団らんの場に置いておきたいですね。

手作りのアルバムや、大きさの異なる写真など、形が不揃いになることもありますよね。そんなときは、ボックスに入れて収納しましょう。蓋つきの箱でもいいですし、ファイルボックスや引き出し収納も◎。

集合写真や記念写真など、大きいサイズの写真の保存には、無印良品のフリー台紙アルバムを定番に。「ハードカバーアルバム KGサイズ2段・20ページ・ダークグレー」もポケットアルバムと同様、高さがA4サイズに近いため、すっきりと美しく収まります。

「Googleフォト」に代表される、オンラインストレージサービス。スマホの写真がいっぱいで困っている、バックアップをとっておきたい、そんな人に便利な写真データ管理アプリです。自動でフォルダ分けやタグ付けをしてくれて、見たい写真を簡単に見つけられます。

フォトブックが作れるアプリは数多くありますが、毎月1冊無料（送料別）でもらえるのが「nohana（ノハナ）」です。写真整理が苦手でも、月に20枚写真を選ぶだけなら続けられそうですよね。オプションで画像のグレードアップやフォトブックケースもあります。

家族限定のSNSがあればいいのにな、と思ったことはありませんか？「家族アルバム みてね」というアプリは、家族で写真を共有できるもの。SNSのように写真にコメントをつけることができ、はなれて暮らす家族とコミュニケーションをとるのにもぴったりです。