３０代を越えると年齢が出やすいパーツが気になりはじめますよね。特に目元は疲れていたり、寝不足だったりすると直ぐに影響が現れてクマやくすみが出現します。皮膚が薄い部分なのでケア方法にも工夫が必要です。今回は、目元のクマが気になる方に、原因と改善方法をご紹介します。

もともと皮膚の薄いまぶたは皮脂腺も少ないため乾燥しやすく、まばたきなどで絶えず動く場所なので刺激が多く疲れやすいパーツです。年齢とともにさらに皮膚が薄くなって、目元のマイナスポイントが目立ってきます。また、目をこすったり押さえたりする癖があると色素沈着も起こしてクマの原因となります。

ただしクマは、目立ちやすい人とそうでない人で個人差があります。
少しでも目立ちにくくするためにはどうしたらいいでしょう。

3種類に分けられるクマですが、まず一つ目はシミ・くすみが原因の「茶クマ」があります。二つ目はむくみ・たるみによる「黒クマ」。三つ目は血液のうっ滞による「青グマ」です。それでは自分は何クマなのか、これから一緒に一つずつ見ていきましょう。

目の下がうっすらと茶色い・・・それはシミやくすみよる茶クマです。茶クマは、もともとは小さなシミだったものが、いくつも連なって大きなシミになったものです。また、目をこする癖があったり目元を触る習慣があると、まぶたの角質が厚くなり、これがくすみとなり茶色く見えることがあります。

また、茶クマの原因である分厚い角質層は、ターンオーバーを正常に戻すことで回復します。目の周りは、泡をしっかりと立てて優しく丁寧に洗いましょう。アイメイクやほこりなどをきちんと落とすことで、痒みをおさえ目をこするのを防いだり、古くなった角質層を適切に落とすことに役立ちます。

クレンジングや洗顔をする時には、こすり過ぎないように気をつけましょう。アイメイクを落としたくてついつい目の周りを強くこすってしまいがちですが、刺激を受けるとしみを作る「メラニン」が多く生成されてしまいます。また、角質層を落とすために、肌にはピーリングを行う方法もありますが、目元は皮膚が薄くて刺激を感じやすい場所なので目元に関してはピーリングはおすすめできません。あくまでも低刺激なソープ（もしくはクレイ）で優しく洗顔しましょう。

下まぶたの辺りが黒ずんでしまう黒クマ。この原因はむくみやたるみによるものです。目の周りの皮膚はもともと薄いのに加えて、年齢とともにさらに弱くなり、眼窩脂肪(がんかしぼう)を支えられなくなります。そうすると全体にたるみが出てここに影が出来、クマとして見えます。しみではないためメイクで隠すことが難しいのが黒クマです。原因を改善して対処しましょう。

目の下のタルミが原因の黒クマは、朝の食事改善で対処してみては。たるみはコラーゲンが劣化したことで起こる肌の老化現象です。ですからコラーゲンを多めに取り入れることで、顔全体のたるみをケアしましょう。たとえば、コラーゲン粉末を朝のスープに加えるだけで、黒クマ対策になります。

また、たるみは筋肉の劣化や疲れから起こることもあります。パソコンやスマホで駆使している目元。寝る前に簡単なマッサージをしてほぐしてあげましょう。目元は敏感なので決して強く押し過ぎないように注意しながら、やさしく包み込むようにマッサージします。指で目の下の骨の際部分をゆっくりと気持ち良い程度に抑えながら目の周りをぐるっと1週移動します。血行を良くしてむくみを抑えましょう。

目を動かすために目の周りには多くの血管が通っています。目が疲れたりすると、薄い皮膚を通して血液が透けて見え、これが青クマの原因となります。血液が目の下にうっ滞していて、睡眠不足・眼精疲労・冷え性などによりどんどん悪化していきます。これらの血行不良をよくすることが改善の鍵となります。

眼精疲労の一番の原因はデジタル機器の使いすぎです。寝るギリギリまでスマホを眺めたり、休憩を取らずに長時間パソコン作業を行ったりすると、目元の血流が滞り、毛細血管が血行不良になって青クマを作ってしまいます。できるだけ寝る1時間以上前からデジタル機器から遠ざかる生活習慣を身に着けましょう。

コラーゲンがたっぷりの鶏手羽先を使ってスープを作ります。白菜やワカメなどの海草も取り入れて肌をいきいきとハリをもたらせてくます。ボリューム満点ですので夕食のメインおかずとしても活躍します。

いかがでしたか？クマがあると人相を暗くして疲れているように見られてしまいます。ちょっとした生活習慣の改善でクマを目立たなくさせることができます。改善策は気軽に挑戦できることばかりですので、ぜひみなさんも試してみてくださいね。