手間も時間もかかる家事といえば、料理・洗濯・掃除ではないでしょうか。日々の活動のなかでは家事以外にもやることがいっぱい。自分の時間を過ごすこともままならない日もありますよね。そんな生活のなかで力になってくれるのは、家電製品や便利グッズ。増やすことで作業が楽になることもあるんですよ。

ものがなくすっきりとしたキッチンは、調理をするにも後片付けするのも楽ですよね。ですが、毎日の夕食作りはできるだけ早くすませたい人にとっては、便利なアイテムがあったほうが良い場合もありますよ。技ありキッチンツールや家電製品は、時間が掛からずに調理工程が済み、レパートリーを増やすことも。

スロークッカーやフードプロセッサーなどの調理家電は増やしても良い家電です。食材を1から刻むのは時間もかかるし面倒で、後片付けも大変。スライス・千切り・刻む・すりおろす・捏ねる・挽く・潰すなど1台で何役も担ってくれる家電を選びましょう。

何かと使う機会が多いお湯は、ケトルで沸かすと時間がかかります。電気ケトルは1分でも無駄にしたくない忙しいママやパパの味方に。バルミューダのようなスタイリッシュなデザインならキッチンに出しておいても良いですね。

やっと食事が終わったと思ったら山のような洗い物が…。食洗機を導入して休息する時間も確保しましょう。

ハンドドリップで丁寧に淹れたコーヒーは格別です。ですが、それは休日の楽しみにするとして、普段はコーヒーメーカーを使いませんか？用事を済ませている間に、芳しい香りが漂ってきます。

結局使わないからと厳選されるお家も多いスパイス類。ですがスパイス類があったほうが料理のレパートリーは増えますよ。いつもの食材で調理してもまったく違う味に仕上げることもできるので、料理が楽しくなることも。賞味期限が近づいてきたら、全部カレーに投入すればOK。

容器も揃えて『見せる収納』にすればたちまちおしゃれなキッチンに。冷蔵庫横など壁面収納なら掃除も手間取りませんよ。蓋の開け閉めに手間どらない、片手で使える容器を揃えておきましょう。

ここ最近ではパントリーは収納の敵のようにとらわれがちですが、『ローリングストック』という観点から考えることも大切です。『万が一』の防災も兼ねてレトルト食品や飲料水など、日頃から飲食する食品を多めにストックしておきましょう。安心感が違います。

毎日食べると決まっているルーティンメニュー食材も多めに買い置き、冷凍保存できるものはしておくと良いでしょう。

塩素系漂白剤や酵素系漂白剤、予洗い用の石鹸やおしゃれ着洗い用の洗剤など、汚れや生地によって使い分けたほうが良いでしょう。すべてを1つの洗剤でまかなうより素早く落とせます。袖口や襟汚れはバケツを出して予洗いするより、塗るだけでOKなアイテムを選ぶほうが手軽です。

毎日干した洗濯物が乾くわけではないので、天気を気にしなくてすむよう、家の中にも仮干場があると便利です。キャスター付きのランドリーラックやピンチ、ハンガーも余裕を持って準備しておきましょう。
夜洗濯機を回してラックに干しておき、朝外に掛けていくだけという方法も。クローゼットと併用できるハンガーを使用すれば、畳まずクローゼットへ収められますよ。

準備するのが面倒なアイロンはアイロン台ごとセットしておくとスイッチを入れればすぐ使えるように。こちらはアイロンの収納バッグを開けば、アイロン台の役目をしてくれる便利グッズ。収納も邪魔になりにくいですね。

日々のお掃除では、汚れにつながる小さな埃を溜めない環境を作っていきたいもの。こまめに拭き取ったり掃除機をかけやすくするために、掃除道具は使い勝手の良い場所に揃えておきましょう。
掃除家電もパーツが豊富で、ふとんクリーナーとして使えたり、狭い場所や高い場所でも使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

部屋数もあり面積が大きく作業が大変な床掃除は、手軽に使えるお掃除家電が便利です。戸建てだと1階2階と階数をまたぐと持ち運ぶのも一苦労。メイン掃除機とサブ掃除機を揃えているお家も多いのではないでしょうか。
サブ掃除機には部屋から部屋への移動も楽なコードレスがおすすめ。コンセントの抜き挿しがないだけでも「かけようかな」という気になります。

日中お出かけ中に床掃除が終わっていれば、帰宅しても気分が違いますよね。外出先で思い出したときに、スマホから操作できるお掃除ロボットも便利でしょう。

お掃除グッズをひとまとめに収納されているお家が多いと思いますが、トイレやお風呂場はもちろん、キッチンや各お部屋でも使いたいときにさっと手に取れるよう、準備しておきましょう。汚れが気になったとき軽く拭き取るだけですむウェットティッシュや、ハタキなどあると便利です。

ゴミ箱は各部屋に1つあるのが理想です。ゴミ箱がある場所まで移動する手間が省けますよ。回収しやすいように袋を置くだけでも良いでしょう。

ストックの入れ替えなど、ハサミを使う場面は多いですよね。リビングまで取りに行くのは億劫です。使用頻度の高いハサミやガムテープ、文具などは、よく使う場所にも置き場所を作ると便利ですよ。
このように増やすことで家事がやりやすくなり、時短につながる場合もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。