ハイセンスなモノ選びで、シンプル＆美しいライフスタイルを発信している「ひよりごと」ひよりさん。その細やかな審美眼は、お客様を迎えるクリスマスのしつらえにも発揮されています。
たとえば、枝の自然の造形をそのまま生かす「枝ツリー」は、雪の結晶オーナメントと足元に添えたキャンドルを、暖かみのあるコッパー素材で揃えて。どちらもコペンハーゲンのブランド「H. Skjalm P（ホー・スキャルム・ピー）」のもの。

お友達と家族と、2回のクリスマスパーティーを行う、ひよりさんのクリスマス。
第一弾はお友達夫婦との大人のパーティー。「ダークグレーとグリーン」をテーマに、生のモミの木とヒムロスギ、綿花などをあしらったテーブル。食卓で使うキャンドルは、ススの出にくい植物性原料のものにこだわっているそうです。

お料理はスープ、オードブル、魚、肉料理…と進む本格的なコース仕立て。魚料理は「メカジキのカダイフ包み」。カダイフとは小麦とトウモロコシなどで作る細い麺状の生地のこと。シェフのお料理教室で習ったレシピを参考に作られたそうです。ソースの彩りもおしゃれですね！

華やかなベリーのケーキはパティシエの友人が作ってくれたものだそう。

第二弾は、家族でのパーティー。明るいグリーンに真っ赤なお花が映えるセッティング。

「DEAN＆DELUCA」のカキのグラタン。このほか、フォアグラや牛トリッパ、バルサミコソースなど、手に入りにくい食材は予めデリバリーを予約。食材の手配に奔走しなくてすんで助かった！とのこと、確かに、忙しい年末にぴったりのアイデアです。

デザートは水切りヨーグルトのトライフル。身近な食材で作る、体にも優しい手作りデザートは、気心の知れた家族ならでは。可愛らしく盛り付ければ上質なパフェのよう！

湘南在住のDAHLIAさんのクリスマスは、フレッシュなグリーンを使ったナチュラルなクリスマス。
手作りのリースは”フレンチノエルな冬の森 ”をイメージしたもの。少しずつドライになっていくにつれ、自然の木の香りの変化を楽しめるリースだそうです。

プレゼントのラッピングにも、冬の木や花でしつらえたミニコサージュを添えて。

使うのは端材になるような小枝や葉。左上から時計回りに、ビバーナム・ティヌス、ローズマリー、ユーカリ、ヒバ、リューカテンドロン、ヒムロスギ、ナンキンハゼ。

いくつか選んで組み合わせ、バランスを整えてワイヤーで巻いて固定します。

ミニコサージュを「無印良品」の靴下につけて、流木の枝に吊るした「クリスマス靴下」。ナチュラルで落ち着いた色味が大人のイメージ。靴下はもちろん、このあと普通に履くことができますよ。

羊のオブジェもリースでおめかし。ふわふわの綿や木の質感と、ナチュラルなリースが調和しています。

クリスマスカードを送るときは、切手にもこだわるのがDAHLIAさん流。こんなに素敵な心遣いのこもったカードを受け取ったら、嬉しくなってしまいますね！

2人のお子さんを育てる「ちょりママ」さん。大人も子供も、家族そろっておいしく楽しめるメニューが人気です。
2015年は「丸鶏のロースト」にチャレンジ。味付けは岩塩と黒胡椒。フライパンで焼き付けてから、オーブンでじっくり焼き上げます。

お子さんをはじめ、家族のリクエストを聞いてメニューを組み立てるちょりママさん。「クミン味にして！」「骨付きチキンがいい！」など…ごちそうが並んだときのうれしさは格別ですね♪

圧倒的な「ごちそう感」が華やかなローストビーフは、お肉からソースまで鍋ひとつで仕上げられるシンプルさがうれしいメニュー。

彩り鮮やかな野菜メニューは、ナンプラーをきかせたエスニック風味や、スパイス風味などで味に変化をつけます。

ケーキはスポンジから手作り！たっぷりのフルーツとクリームがうれしいですね。

ブログでは、スポンジの焼き方も丁寧に解説してくれています。

お肉のパーティーメニューのあとには和風のお魚メニュー…ということで、こちらはクリスマスの翌日ごはん。「味の手ごね寿司」は、娘さんの大好きなメニューなんだとか。忘年会やパーティが続く年末に、この優しい味わいがしみそうです。

雑貨から家具まで、「プチプラ」素材を駆使してDIYで素敵に作ってしまう「pink pinko life」のpinkoさん。
こちらはリースを水平にして吊るす飾り方が今風な「ハンギングリース」。グリーンにはオリーブの枝を。リースの土台となるアイアンフレームやオーナメントはなんとすべて100円ショップ「セリア」のものなんだそうです。

オーナメントに使用するのはアクセサリー用のチャーム。

ゴールドのワイヤーでランダムに吊るせば、窓辺からの陽射しがよく似合う、ナチュラルでおしゃれなオーナメントに。

冬色の多肉植物やドライフラワーがキリリと映える黒のピッチャー。まるでアンティークのような一品は、意外なもので作られています。

なんと、プラスチックの計量カップ。1リットルの大きめカップがベースです。

アイアンペイントで塗れば、ホンモノの鉄のような重厚感。底に白いラインを入れ、コーヒー液でほんの少し「汚し」を入れることで、使い込まれた日焼け感を表現。

クリスマスシーズンのディスプレイに欠かせない、フレンチアンティークのようなたたずまいに仕上がりました。

インテリアやおもてなし、食やDIY…ブロガーさんたちはそれぞれ、好きなことや得意なことを楽しみながら、クリスマスを過ごしているんですね。クリスマスまでにやってみたいこと、作りたいもの…あなたも今年のクリスマスは、自分らしい楽しみ方にトライしてみてはいかがでしょうか？