犬や猫に代表されるペット。飼い主さんと一緒にお出かけする姿を見てペットが欲しいな、と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。でも、一度もペットを飼ったことがないと、不安も大きいものですよね。ペットがいる暮らしとはどのようなものなのでしょうか。

直接触れることができるペットならば、その体温を感じながら触れ合えるという喜びがあります。触れられなくても、自分のことを待っている存在があると思うだけで心強く、また安らぎを覚えることでしょう。

餌の時間、散歩の時間など、ペットにはそれぞれに合った生活のサイクルがあります。それに合わせて動くことで、生活にリズムが生まれます。

生き物を飼うということはそれ相応にお金がかかります。餌代はもちろん、病気になったときのことまで大体の予算を知っておきましょう。

自分の帰りを待っている存在があるということは嬉しい反面、急な飲み会や泊まりは難しくなります。また、散歩をしなくてはならないなど、ペットによっては自分の時間を取られます。

大好きなペットにも寿命があります。いつかは別れなくてはいけないことを頭に入れておきましょう。反対に、自分よりも寿命が長いであろう動物をペットにする場合は、自分の死後どうするかについても決めておかなくてはなりません。

安価で手に入りやすくゲージで飼育ができるハムスター。部屋を汚す心配がなく、餌代などもさほどかかりません。毛の色や性格も様々で選ぶ楽しみがあります。

ハムスターは寿命が3年程度と短いため、一生のパートナーにすることができません。また、病気になったときに見てくれる病院が少なく、お別れが早い場合が多い動物です。

小さな顔とひょろりと長い胴体が魅力のフェレット。性格が優しくて人にも懐きやすい動物です。リードをつけてのお散歩や、長い胴体を生かしたトンネルくぐりなど、フェレットならではの楽しみがあります。

臭いの出る臭腺をとることで飼うことができるようになったとはいえ、全く気にならないわけではありません。動物特有の臭いが気にならないという方に向いています。また、歯が鋭いので噛まれたりしないよう注意が必要です。

個性的で愛らしいハリネズミ。心を許した相手には棘を立てないので、慣れてくると撫でることもできる動物です。
ただ、体調を壊さないよう細かい温度管理が必要なことと、生きたままの虫を餌として好むのが大変かもしれません。

爬虫類の中でも飼いやすいのがヒョウモントカゲモドキ。もどきという名前の通り、ヤモリの仲間です。カラフルで優しい顔立ち、ゆっくりとした動きはいつまでも見つめていたくなります。
餌がコオロギやピンクマウスという点を克服できる方におすすめです。

もともと丈夫なメダカは、よい水質と水温であれば大きく育ってくれます。水草の下で自由に泳ぐメダカをのんびり眺めたいですね。水草の種類やメダカを入れる鉢などにもこだわって楽しめます。

水質の変化に強く温厚な性格のネオンテトラ。年月を重ねても体が小さいままなのも飼いやすさのひとつです。赤と青の鮮やかな色が美しく、見て楽しむのにもまた、インテリアとしても最適です。