人は噂話が好きなもの。特に女性は…。
本人に悪気がなくても、その場にいない人の悪口になってしまうことだってあります。

そして残念なことですが、中には悪意を持って悪口を言う人だっているのです。
でも考えてみて！そんな人の思惑に踊らされてしまうのって損だとは思いませんか？

なぜ、人は悪口や陰口を言うのでしょう？それは人によっていろいろな心理が働きます。
人より優位に立ちたいため、保身のため、人を陥れるため…。理由はどうであれ、悪口を言うのにはその人自身に何か満たされないものがあるからかもしれません。

そして、そんな心ない発言が広まるには話す人と一緒に、聞く人もいるということです。悪口を言われていることがあなたの耳に入るということは、その話を聞いて広める人がいるということなのです。

相手の発言が明らかに悪意のあるものだった場合、あえて話し合いで解決しようとするのは逆効果となることもあります。もともと性格が合わない相手だっています。そういう時はあえて距離を置いてみる。相手にしないことで収まっていくこともあるのです。

悪口を言われていると知ったらショックだし、その事態にイライラだってするでしょう。でも、人の噂も75日。そんなことにあなたの貴重な時間を奪われる必要はないのです。ショックな気持ちや悔しさも時間とともに薄れていくものです。

嫌な話を聞き流すというのは言うほど簡単ではありません。そこでまず、あなたがやるべきこと、あなたにプラスになることに目を向けてみませんか。あなたの一生懸命にやる姿を見せることで、悪口を言う相手も張り合いがなくなって陰口も減っていく可能性、大です。

もちろん、何かを言われる原因が自分にないか顧みることも大事。でも多くの場合、悪口を言う人の心に問題があるようです。例えば、劣等感。自分の惨めな気持ちをごまかすために相手を攻撃する人もいます。相手と比較してもそれは何の解決にはならないことを知りましょう。

だから、自分に非があると攻めすぎてはいけません。このようなターゲットになりやすい人は優しい人や、我慢強い人に多いのです。あまり抑え込まずに自分の気持ちに正直に解放してあげることも必要です。

心ない発言やネガティブな意見を言う人が、人から信頼されたり支持されることはまずありえません。人の悪口を言う人は結局、「この人は人のことをそういう風に見るんだな」と思われて、人は自然と離れていくでしょう。こういう人は相手にしないのが一番かもしれませんね。

世の中にはいろいろな考え方をする人がいて、すべてがあなたと同じ価値観で動いているわけではありません。嫌われる勇気、中には性格や考え方がどうしても合わない人もいるものです。

人間の脳は、褒められたことは忘れやすくても、嫌な思いや批判されたことは心に強く残りやすいクセがあります。何を受け入れ、拒否するかはその人次第。みんなから好かれようとする必要がないことも知っておいてくださいね。

あなたはあなたのままでいい。そのことがわかったら、さあ、いつも頑張っているあなたのことを少し褒めてあげてはどうですか？人に何を言われても、あなたの良心や信念に嘘をついていなければ堂々としていていいんですよ。

そしてたまには自分にご褒美を。適度な甘いものはストレス軽減にも◎。

嫌なことを言われて全く気にならない、平気という人はいません。
悔しい思いや、悲しい気持ちになって当然なのです。でも、そんなネガティブな行動にどうか振り回されないで！
自分の気持ちと時間を大切にしましょう。そうやって、心を整えるヒントの参考にしてみてくださいね。