服や小物をちょっとお直しするのに一式揃っていると便利な裁縫道具。普段手芸やお裁縫をしない人でも、ボタン付けなどいざという時に役に立ちますよね。今回は簡単な「洋服のお直し」と「基本の裁縫道具」についてご紹介していきます。

まずははさみ、針と糸など最低限揃えておきたい裁縫道具をご紹介します。

最低でも白と黒の糸があれば応急処置のお直しには対応できますが、できれば直したい服と同じ色の糸を用意しておきたいところ。自分がよく着る服の色に合わせて縫い糸を揃えておけば、いざというときにサッとお直しすることができます。

布や糸を切るための必需品「はさみ」。裁縫用のはさみは布用なので、紙を切ると切れ味が悪くなることも。裁縫には専用のはさみを用意して、文房具のはさみとは使い分けましょう。

断ち切りばさみと糸切りばさみの2種類があれば、お直しにも便利です。

布に「しるし」を付けるためのチャコペンシル。マーカータイプやルーラーで目印を付けるタイプなど、様々な種類があるので、扱う布の素材や自分の使い勝手に合わせて種類を選びましょう。

長さを測るのに必要なメジャーとものさし。採寸にはメジャー、布にしるしを付けたり細かいサイズを測るときにはものさしが便利なので、両方用意しましょう。

5cm×6cmの小さな桐箱の裁縫箱。可愛らしい箱の中に針5種と白黒2色の糸、糸切りばさみが入ったセットです。持ち運びが便利で、出先のいざという時に役立ってくれそうです。

フランス発の裁縫道具のブランド「MERCHANT&MILLS（マーチャン&ミルズ）」のソーイングキットです。25本の針と、虫ピン、小ぶりの銅はさみ、メジャーのセット。見た目もおしゃれで、他のマーチャン&ミルズの裁縫道具も揃えたくなるキットです。

岡山県倉敷市の伝統手仕事ブランド「倉敷意匠」のソーイングボックス。なら材を使った、一生モノの丈夫な裁縫箱です。

自分でできる簡単なお直し、と聞いて真っ先に思いつくのは「ボタン付け」という人も多いのでは？　きちんとした手順で縫い付ければ、丈夫で取れにくいボタンになりますよ♪

虫食い穴や引っ掛け穴。Tシャツを取り出してみたら小さな穴が開いていた…なんてことありますよね。そんな時は手縫いで穴を糸で塞ぐ「穴かがり」で補修できますよ♪

フリーサイズのTシャツを買ったけど、大きすぎてダボダボになる…という時にTシャツのサイズダウンができる方法があります。ミシンが必要になりますが、腕と胴の脇の部分を好きな大きさにカットして再び縫い合わせれば、肩の形やデザインを残したまま、サイズダウンができますよ♪

いかがでしたか？　今回は「裁縫道具」と「お直し」の基本についてご紹介しました。裁縫初心者さんでも、手順と用意するものをしっかり準備すれば自分でお直しをすることができるんです＊

自分でお直しした服はよりいっそう愛着が湧きますよね♪　洋服のサイズが合わない…穴があいてしまった…という時は、是非捨てる前に自分でお直しを検討してみてください。