どれも素敵な響きばかり。言葉に出して読みたくなる旧暦~12ヶ月の名前~

どれも素敵な響きばかり。言葉に出して読みたくなる旧暦~12ヶ月の名前~

睦月、如月、弥生・・古来より日本人が親しんできた旧暦は、どれも言葉に出して読みたくなる美しさがあります。またそれぞれに季節や行事にちなんだいわれがあり、響きの良さだけでなく情緒もたっぷり。旧暦を知って、ちょっぴり知的な四季の愉しみ方をしてみませんか。2017年01月04日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
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暮らし季節四季
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日本には古くから使っている月の名称があります。それが「和風月名」と呼ばれる旧暦。美しい響きと情緒あふれる意味合いを持ち、知っているとつい言葉に出して読みたくなります。
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日本には古くから使っている月の名称があります。それが「和風月名」と呼ばれる旧暦。美しい響きと情緒あふれる意味合いを持ち、知っているとつい言葉に出して読みたくなります。

知っていると楽しい暦の豆知識

暦っていつからあるの?

「暦」の歴史は古く、西暦600年代に遣唐使とともに中国から伝わったのがはじまりとされています。旧暦は、そこから日本のライフスタイルや文化に合わせて進化を遂げたものとなります。
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「暦」の歴史は古く、西暦600年代に遣唐使とともに中国から伝わったのがはじまりとされています。旧暦は、そこから日本のライフスタイルや文化に合わせて進化を遂げたものとなります。

暦ってどうやって決まるの?

立春、春分、立夏、大暑、冬至、大寒など、暦には日にちがはっきりしないものがありますよね。これらはすべて、国立天文台が太陽の軌道などを見て1年ずつ決めています。毎年2月のはじめに、翌年の暦が発表されるんですよ。
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立春、春分、立夏、大暑、冬至、大寒など、暦には日にちがはっきりしないものがありますよね。これらはすべて、国立天文台が太陽の軌道などを見て1年ずつ決めています。毎年2月のはじめに、翌年の暦が発表されるんですよ。

どうして1年が12か月なの?

旧暦は月の周期を基準に作られており、1年で約12回満ち欠けが繰り返されることから1年が12か月になっています。ただし現在の太陽暦とは1年の日数が微妙に異なります。そのため旧暦と新暦では季節に1~2ヵ月のズレが生じます。
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旧暦は月の周期を基準に作られており、1年で約12回満ち欠けが繰り返されることから1年が12か月になっています。ただし現在の太陽暦とは1年の日数が微妙に異なります。そのため旧暦と新暦では季節に1~2ヵ月のズレが生じます。

ご存じですか?旧暦の12か月の名前と意味

12ヵ月すべての旧暦を言えますか?また耳にしたことはあっても、意味までは知らない人も多いのではないでしょうか。和風月名にはさまざまな由来がありますが、ここでは一般的なものを挙げていきます。

1月・・睦月(むつき)

仲睦まじい月。お正月に家族や親戚が集まり、和やかに過ごす様子から名付けられました。別名では初春(しょしゅん)や新春(しんしゅん)という言い方もあります。
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仲睦まじい月。お正月に家族や親戚が集まり、和やかに過ごす様子から名付けられました。別名では初春(しょしゅん)や新春(しんしゅん)という言い方もあります。

2月・・如月(きさらぎ)

「如月」は中国最古の辞書にある「二月を如となす」という記述に由来し、その漢字と、寒さで着物を更に重ねる「衣更着(きさらぎ)」の読みがくっついたという説が有力です。
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「如月」は中国最古の辞書にある「二月を如となす」という記述に由来し、その漢字と、寒さで着物を更に重ねる「衣更着(きさらぎ)」の読みがくっついたという説が有力です。

また旧暦の2月は現在の3月半ばを指し、梅の花を愛でたり、雪がだんだん解けていく時期。そこで、雪消月(ゆききえつき)、梅見月(うめみづき)なんていう呼ばれ方もします。
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また旧暦の2月は現在の3月半ばを指し、梅の花を愛でたり、雪がだんだん解けていく時期。そこで、雪消月(ゆききえつき)、梅見月(うめみづき)なんていう呼ばれ方もします。

3月・・弥生(やよい)

「弥生」の「弥」は「ますます」、「生」は「生い茂る」という意味があり、暖かな陽気で草木が芽吹く様子をあらわします。別称も、桜月(さくらづき)、花見月(はなみづき)など花にちなんだものが多く見られます。
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「弥生」の「弥」は「ますます」、「生」は「生い茂る」という意味があり、暖かな陽気で草木が芽吹く様子をあらわします。別称も、桜月(さくらづき)、花見月(はなみづき)など花にちなんだものが多く見られます。

4月・・卯月(うづき)

白くて可愛らしい卯の花(ウツギの花)が咲く時期なので「卯月」。また4番目の月なので、十二支の4番目の「卯」がついたという説もあります。花残月(はなのこりづき)や清和月(せいわづき)といった風情のある別称も持っています。
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白くて可愛らしい卯の花(ウツギの花)が咲く時期なので「卯月」。また4番目の月なので、十二支の4番目の「卯」がついたという説もあります。花残月(はなのこりづき)や清和月(せいわづき)といった風情のある別称も持っています。

5月・・皐月(さつき)

「さ」という言葉には田植えの意味があり、「早苗月(さなへつき)」を略して「早月」。その後「皐」という漢字に「神にささげる稲」という意味があるために、「皐月」という字が当てられました。
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「さ」という言葉には田植えの意味があり、「早苗月(さなへつき)」を略して「早月」。その後「皐」という漢字に「神にささげる稲」という意味があるために、「皐月」という字が当てられました。

またこの時期は、旧暦では梅雨真っ盛り。雨月(うげつ)、月不見月(つきみずづき)という別称からも、雨模様の日々が感じられます。
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またこの時期は、旧暦では梅雨真っ盛り。雨月(うげつ)、月不見月(つきみずづき)という別称からも、雨模様の日々が感じられます。

6月・・水無月(みなづき)

旧暦の6月は梅雨が明けて水がなくなる時期。そのため「水無月」という名前がついたといわれています。風待月(かぜまちづき)、涼暮月(すずくれづき)といった避暑を感じさせる別称もあります。
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旧暦の6月は梅雨が明けて水がなくなる時期。そのため「水無月」という名前がついたといわれています。風待月(かぜまちづき)、涼暮月(すずくれづき)といった避暑を感じさせる別称もあります。

7月・・文月(ふみづき)

七夕の行事にちなんで書の上達を祈って付けられた名称で、七夜月(ななよづき)、七夕月(たなばたづき)という呼び方もあります。元々短冊には願い事ではなく、歌や文を書いていたそうですよ。
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七夕の行事にちなんで書の上達を祈って付けられた名称で、七夜月(ななよづき)、七夕月(たなばたづき)という呼び方もあります。元々短冊には願い事ではなく、歌や文を書いていたそうですよ。

8月・・葉月(はづき)

現代の9月~10月にあたる月で、木々の葉が落ちる「葉落ち月(はおちづき)」が縮まって「葉月(はづき)」となりました。
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現代の9月~10月にあたる月で、木々の葉が落ちる「葉落ち月(はおちづき)」が縮まって「葉月(はづき)」となりました。

また、月見月(つきみづき)や仲秋(ちゅうしゅう)といった、満月をイメージさせる別称も持っています。
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また、月見月(つきみづき)や仲秋(ちゅうしゅう)といった、満月をイメージさせる別称も持っています。

9月・・長月(ながつき)

日が沈むのが早くなり、夜が長くなることを意味する「夜長月(よながづき)」が縮まったとされています。他の呼び方では、紅葉月(もみじづき)、菊月(きくづき)、稲刈月(いねかりづき)など。どれも風景がパっと目に浮かびますね。
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日が沈むのが早くなり、夜が長くなることを意味する「夜長月(よながづき)」が縮まったとされています。他の呼び方では、紅葉月(もみじづき)、菊月(きくづき)、稲刈月(いねかりづき)など。どれも風景がパっと目に浮かびますね。

10月・・神無月(かんなづき)

出雲大社に全国の神様が集まる月なので「神無月」。神去月(かみさりづき)とも呼ばれます。ちなみに出雲大社がある島根県だけは10月を「神有月・神在月(かみありづき)」といいます。
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出雲大社に全国の神様が集まる月なので「神無月」。神去月(かみさりづき)とも呼ばれます。ちなみに出雲大社がある島根県だけは10月を「神有月・神在月(かみありづき)」といいます。

11月・・霜月(しもつき)

11月はとてもシンプルで、霜が降る月なので「霜月」です。また神無月に出雲大社に集まった神様が帰っていくので、神帰月(かみきづき)と呼ぶこともあります。
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11月はとてもシンプルで、霜が降る月なので「霜月」です。また神無月に出雲大社に集まった神様が帰っていくので、神帰月(かみきづき)と呼ぶこともあります。

12月・・師走(しわす)

12月は僧(師)を迎えてお経を読んでもらう月だったため、僧侶が忙しくて走り回る様子をあらわします。旧暦では長い冬の終わりにあたるため、春待月(はるまちづき)、暮古月(くれこづき)という別称もあります。
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12月は僧(師)を迎えてお経を読んでもらう月だったため、僧侶が忙しくて走り回る様子をあらわします。旧暦では長い冬の終わりにあたるため、春待月(はるまちづき)、暮古月(くれこづき)という別称もあります。

いかがでしたか?
じっくり見てみるとどれも興味深く、昔の人たちがいかに自然と寄り添った暮らしをしていたかがよく分かります。元々旧暦は、わたしたちの生活に密着していたもの。旧暦を知ることは、古き良き日本の文化を見直すきっかけにもなりますね。

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