「瀬戸田レモン」って知っていますか?
広島県の東南部、瀬戸内海のほぼ中央に位置する生口(いくち)島と高根(こうね)島からなる瀬戸田町。そこで栽培・収穫されたレモンが「瀬戸田レモン」です。一年の平均気温が15度前後と暖かく、平均降水量は広島県の中でも少ない瀬戸田町は柑橘栽培に恵まれた条件を備えた地で、平成28年度の収穫量は2,068t(*1)を誇ります。
(*1)瀬戸田町産…JA広島果実連調べ
太陽が降り注ぐ「レモン谷」で育ったレモンの魅力
瀬戸田レモンの魅力を紐解くため、著書に『瀬戸田レモンに恋をして』を持つ、園芸家・レモン研究家の国吉純さんにお話を伺いました。
「生口島と高根島は、島の約50%が急傾斜になっているため日当たりが非常にいいんです。柑橘類を栽培するための環境や条件が揃っている土地なので、レモンが素直に育つんです。そのうえ輸入品とは違い、収穫後に防腐剤を一切散布せずに出荷されています。ですから、サッと洗えば皮まで食べることができるんです。それに、レモンは食材としてはもちろん、生活の知恵的にも使えますし、美容・健康面にも役立つものなんですよ」
さっそく、国吉さんオススメの活用法を教えていただきました。
さっそく、国吉さんオススメの活用法を教えていただきました。
1.作っておくと便利!いろんなお菓子作りに使える 「レモンペースト」
さまざまなお菓子のレシピに使える「レモンペースト」。「皮まで食べられる『瀬戸田レモン』だからこそ、このペーストが作れるんです。お菓子の材料としてだけでなく、ヨーグルトにそのままのせたり、ソーダなどで割っても美味しくいただけますよ」(国吉さん)
■材料
・国産レモン(ノーワックスのもの)…2個~
・グラニュー糖…茹でた後のレモンと同量
・グラニュー糖…茹でた後のレモンと同量
■作り方
①洗ったレモンを沸騰したお湯の中に丸ごと投入し、40~60分入れる。(時期によってレモンの表皮の硬さが違うので、様子を見て加減する)
②竹串がスーッと貫通するくらいやわらかくなったらお湯から取り出して冷ます。
③完全に冷めたらヘタを切り落とし、レモンを3~4等分に切って、中の種をきれいに取り除く。
④③の時点のレモンと同量のグラニュー糖を用意し、レモンと絡めて数分おく。なじんだところでフードプロセッサーにかけ、滑らかなペースト状にする。
⑤清潔な瓶に移し、冷蔵で保存。冷蔵庫で約1か月保存可能。
②竹串がスーッと貫通するくらいやわらかくなったらお湯から取り出して冷ます。
③完全に冷めたらヘタを切り落とし、レモンを3~4等分に切って、中の種をきれいに取り除く。
④③の時点のレモンと同量のグラニュー糖を用意し、レモンと絡めて数分おく。なじんだところでフードプロセッサーにかけ、滑らかなペースト状にする。
⑤清潔な瓶に移し、冷蔵で保存。冷蔵庫で約1か月保存可能。
⒉レモンの皮でお風呂掃除!
「子供の頃に、母がレモンの皮でタイルをお掃除していたんです。レモンで汚れの気になるところをこすって、少し置いてから洗い流せばキレイになります。また、水垢で白っぽくなってしまったお風呂の鏡の曇りもクエン酸効果でクリアになるんですよ。」(国吉さん)
⒊レモンの香りでリフレッシュ
「使い終わったレモンを枕元に置いて寝ると爽快な香りが心地よく、翌朝スッキリと目覚められます。私は長期出張のときなどレモンを丸ごと持ち運んだり、レモンのアロマオイルを用意するなどして気持ちのリセットに役立てています。レモンにはビタミンが豊富に含まれているので、ぜひ毎日の生活の中に積極的に取り入れていただきたいです!」(国吉さん)
シトラス香るサニーサワー デュオでこの夏をすっきり爽快に
[左から]サニーサワー デュオ ソープ、サニーサワー デュオ クレンジング ジェリー、サニーサワー デュオ アイス クレンジング ミルク、サニーサワー デュオ クレンジング ローション
食べて美味しいのはもちろんのこと、日常のさまざまなシーンで役立つ「瀬戸田レモン」。その魅力をたっぷり詰め込んだ洗顔アイテムがあるのをご存知ですか?実は、IGNIS「サニーサワー デュオ」アイテムに使用されているのは、この「瀬戸田レモン」と佐賀県産の「グレープフルーツ」。燦々と降り注ぐ太陽のもと、大切に育てられた果実の素材を活かしたアイテムは、これからの新しい季節にぴったりです。
IGNISが着目した「ていねいなものづくり」に会いに。広島のレモン農家を訪れました!
「サニーサワー デュオ」アイテムに使用されている「瀬戸田レモン」。心や肌が喜ぶ素材の魅力を存分に知るために、その産地である瀬戸田町を国吉さんと一緒に訪れました。
訪ねたのはIGNISにレモンを提供している原田悟さんのレモン農園。露地のレモンは5月中旬に花が咲き始め、徐々に実をつけ始め、10月から翌年の4月に収穫期を迎える。
収穫期のサイズまで成長し、そのまま木に実らせていると黄色く色づくそう。「黄色いレモンになるにつれて果汁が増え、熟してくると甘さも増していく」と原田さん。
「農薬を極力使わず育てているので、そのぶん虫にも食われやすいし、毎日の手入れが大変。レモンの木は急斜面に植えていて、収穫も手作業だから体力も使いますしね。あまり知られていませんが、レモンの木には鋭いトゲがあり、このトゲを切り落とす作業も傷のないレモンを作るためには重要なんです。そうやって手間をかけ口に入れても安全なレモンを作っていますから、自信を持ってみなさんにお届けしています。」
何度も瀬戸田を訪れているという国吉さん。
「やっぱり瀬戸田のレモンは別格。皮は薄く、果汁がたっぷりです。それに、この瀬戸内海の穏やかで温暖な気候のもとに育っているだけあって、形も色みもキレイです」
「やっぱり瀬戸田のレモンは別格。皮は薄く、果汁がたっぷりです。それに、この瀬戸内海の穏やかで温暖な気候のもとに育っているだけあって、形も色みもキレイです」
「瀬戸田レモン」と 「唯一の国産グレープフルーツ」の出会い。「サニーサワー デュオ」アイテム開発秘話
IGNISの人気製品であった「サニーサワー」アイテムから誕生した「サニーサワー デュオ」アイテムの魅力を語るうえで外せないのが、もうひとつの原料であるグレープフルーツ「さがんルビー®」です。このグレープフルーツは、佐賀大学の研究グループが、安心して食べられる国産のグレープフルーツ栽培を目指して品種開発・改良し、2013年に初の国産品種として登録されたもの。この国産グレープフルーツとの出会いにはどのようなきっかけがあったのでしょうか?開発に携わったIGNIS商品開発担当の大倉みちるさんにお話を伺いました。
夏肌へのアプローチにいいものを。 そう考えた結果「レモン」と 「グレープフルーツ」にたどり着いた!
「最初はレモンだけを取り入れていたのですが、リニューアルのタイミングで『さがんルビー®』を加入させました。初めにレモンに着目したのは、夏の肌に対していったい何がいいのかな?と考えたことがきっかけです。『サニーサワー』の場合は、機能で選んだというよりも、レモンの持つ昔ながらの素朴なイメージがIGNISにとてもマッチするなと思ったんです。もちろん、成分的によくなければ採用できないのですが、調べてみたら成分豊富で夏の肌にピッタリでしたし、爽やかさや懐かしい思い出を想起させるようなレモンの持つ側面もいいな、と。生産地を指定できるのも魅力のひとつでした。
おかげさまで『サニーサワー』が人気商品となり、さらなる高みを目指そうと考えたときに『さがんルビー®』が仲間に加わりました。レモンと並んで見劣りがしないものを探し求めて出会った原料です。スターである瀬戸田レモンに負けないスターを探した結果ですね。国産品種のグレープフルーツは『さがんルビー®』しかありませんし、唯一無二の組み合わせなんです!」
「サニーサワー デュオ」のアイテムは、その素材や爽やかな香りから、説明がなくても使ったときの心地よさがイメージできる製品だと語ってくださった大倉さん。送り出した製品への愛情が強く感じられました!
おかげさまで『サニーサワー』が人気商品となり、さらなる高みを目指そうと考えたときに『さがんルビー®』が仲間に加わりました。レモンと並んで見劣りがしないものを探し求めて出会った原料です。スターである瀬戸田レモンに負けないスターを探した結果ですね。国産品種のグレープフルーツは『さがんルビー®』しかありませんし、唯一無二の組み合わせなんです!」
「サニーサワー デュオ」のアイテムは、その素材や爽やかな香りから、説明がなくても使ったときの心地よさがイメージできる製品だと語ってくださった大倉さん。送り出した製品への愛情が強く感じられました!
IGNISのていねいで愛情たっぷりのものづくりはこれからも続きます!
スキンケア製品は肌につけるものだからこそ丁寧に作られたものを使いたい。そう思う女性は多いはずです。日差しも強くなるこれからの季節は、爽やかな香りとともに「サニーサワー デュオ」アイテムで、肌に自然の恵みと愛情をたっぷり与えてみませんか?
次回(後編)は…
「サニーサワー デュオ」アイテムの使い方をご紹介します!
園芸家・レモン研究科/国吉純さん
「楽しく簡単に華やかに育てる」をモットーに、園芸講座・執筆・造園などを通して家庭園芸の普及に力を注いでる。