美しい髪は武器になる

【1】シャンプー前のブラッシングは丁寧に
シャンプー前にはブラシで丁寧にブラッシングをしましょう。できれば静電気を発生させない豚毛や猪毛のもので、特に毛先が柔らかいものが◎ シャンプー前のブラッシングは、絡まりなどを取る目的もありますが、髪についた汚れなどを先に取っておくことでシャンプーの効果を高める役割も果たしてくれます。
また、マッサージするようにブラッシングを行うことで、頭皮の血行が良くなり美しい髪の発育を促してくれます。髪が乾いていない状態でのブラッシングは逆に髪を傷めてしまいますが、寝起きなど髪が絡まった時、シャンプー前・ドライヤー後などは丁寧にブラッシングするのがおすすめです。
おすすめのブラッシングブラシ
【2】枝毛を裂かない
キレイに伸ばしていても日々のダメージで枝毛ができることも。特にロングヘアは毛先まで栄養が行き渡らず枝毛になりやすいです。できれば定期的にヘアサロンに通って毛先を整えてもらうのがべストです。なかなか通えないからといって、手で無理やり裂いたり抜いたりは絶対NG!どうしても気になる方は、出来るだけ切れ味のいいハサミを使って枝毛になっている少し上から切るようにしてくださいね。
【3】トリートメントで髪に栄養を

サロンでのトリートメントはスペシャルケアとしてもちろんおすすめですが、大切なのは日常のヘアケアです。自宅でもトリートメントは忘れずに行ってくださいね。
トリートメントをする際のポイント
1.シャンプー後、水分をとってからトリートメントを塗布
2.目が粗めのコームでとかす(トリートメントが均一に馴染んでいきます)
3.各トリートメントのおすすめ時間おく(すぐ流していいものはすぐ流してOKです)
自分の髪質に合ったトリートメントで正しいケアを心掛けましょう。
おすすめのトリートメント

クセ毛だけどストレートに憧れる…そんな人におすすめのアイテムがローランドオーガニックウェイから発売されているこちら、「silk'n glow hair bath(シルクアンドグローヘアバス)」です。乾燥したスーパーダメージヘア、クセ毛に向けて開発されたもの。本国イタリアではウェービーで強いクセを持つ人を対象としているので、毎日ではなく週2回ぐらいの使用が推奨されています。
【4】シャンプー後はすぐに乾かす
お風呂上りしばらく髪をタオルで巻いて少し休んでから乾かす人は多いと思います。でも、この状態を長く続けるのは髪にはNGなんです。髪の毛を折りたたんだ状態で蒸して乾かしているようなものなので、ドライヤーをかける時になかなかうねりが取れない、なんてことも。そうならないためにも、なるべく早く乾かすようにしてくださいね。
【5】乾かす時にはアウトバストリートメントを
いわゆる「洗い流さないトリートメント」です。軽くタオルドライした状態で、毛先を中心にトリートメントを馴染ませてからドライヤーでしっかり乾かせば、ツルツルサラサラのストレートヘアに。
おすすめアウトバストリートメント

おすすめは「N.(エヌドット)」のポリッシュオイル。ヘアだけでなく、ボディにも使える万能アイテムです。重めの質感が苦手、自然なサラっとしたストレートに憧れる。そんな人にピッタリの軽やかなオイル。何もつけていないような気持ちで美しい髪を作れる。大人のこなれ感の演出にも一役かってくれそうです。
【6】ドライヤーの風の当て方も重要

早く乾かしたい一心であらゆる方向からバサバサっと適当に乾かしていませんか?じつはドライヤーの当て方にもコツがあるんです。それは、毛流れに沿って(髪の根元から毛先に向かって)ドライヤーの風を当てること。キューティクルの向きは根元から毛先に向かっているので、それに沿って風を当てることが大切なんです。
【7】寝る時は髪を結んで

髪の長い人は寝ている間に摩擦で絡まりやすく、ダメージの元となることがあります。それを防いでくれる、ナイトキャップというアイテムがありますが、家族や彼氏の前だと抵抗のある人もいるかもしれません。そこでおすすめなのが髪を結んで寝ること。特にロングの方は、左右半分に分けて、ゆるめのゴムで、跡が残りすぎない程度にゆるく三つ編みするのがおすすめです。表面の摩擦を減らしてくれるので、切れ毛などが減りますよ。
【8】スタイリング前にもトリートメントを
朝起きてスタイリングをする時、そのまま熱を入れていませんか?寝ぐせをスプレーで直したら、洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤー or ヘアアイロンをするようにしましょう。
【9】ヘアアイロンは長時間当てない

美しいストレートヘアを作ってくれるストレートヘアアイロン。しかし、高温を髪に当てているので、キレイにストレートになって見えても髪はかなりのダメージを受けています。少しでもダメージを減らすため、アイロンの温度は高すぎない設定(~170℃まで。クセの強い人は~180℃まで)で使用するように心がけてください。同じ場所に長く当てずに滑らせるようにして使用しましょう。

あえて部分的にヘアアイロンを使用して、ナチュラルに仕上げるのもおすすめです。表面はそのままで、内側の髪をストレートに伸ばすだけで動きのある自然なストレートヘアに。
(クセが強めの人は表面にも軽くアイロンを滑らせるようにしましょう)
また、ボリュームが気になる人はヘアアイロンの前にセットスプレーを振るのもおすすめ。ヘアアイロン前にセットスプレーを振ることでストレートの持ちが良くなる上に、髪をセット剤がコーティングしてくれるのでダメージ軽減にも役立ちます。やり方は、髪全体の真ん中あたりにセットスプレーを離し気味に軽く振りかけてからヘアアイロンを滑らせるようにしましょう。髪が固まらないように少しずつ振るのがポイントです。
【10】仕上げのひと手間もきっちりと

美しく整えたら最後にスタイリング剤をオン。外気の湿度をカットするためにオイルを塗ってキューティクルを守ればうねりにくくなります。
おすすめ仕上げヘアオイル
おすすめ仕上げスタイリングアイテム
いかがでしたか?

髪は女の命――そして“いかに美しく保てるか”がポイント。丁寧にケアしてきた人はもちろん、サボり気味だった人も今日からケアを見直して、しっとりとツヤのある美しいストレートヘアを目指していきましょう。
髪が美しいだけで美人度は3割増しになります。見た目の美しさはもちろんですが、それだけ手をかけているということの証明になるからです。自分自身をケアすることを怠らない女性は美しいもの。
そこで今回は「美しいストレートヘアを保つためにしたい10のこと」をご紹介します。
早速今日から美髪ケア、始めてみませんか?