秋の肌寒さを感じることも多くなりましたね。体調がいまひとつという人もちらほら…。そこで、これからの季節にぴったりの、秋から冬にかけての味覚を使った酵素シロップをご紹介します。カラダを内側から元気にしてくれると話題の酵素シロップで、ひと味違った季節のの実りを楽しみましょう!基本の作り方やコツ、保存方法をはじめ、さまざまなアレンジレシピもご紹介しましたので、ぜひ参考になさってみてください。初心者さんにもおすすめです♪2017年08月14日更新
酵素シロップって、梅シロップなどの砂糖漬けとはどう違うんでしょう?一番のポイントは、「人の手に棲んでいる常在菌の力を借りて、果物や野菜を発酵させる」ということ。時間をかけて熟成させたシロップには、酵素や乳酸菌がたっぷり含まれています。
秋には、ぶどう、柿、りんご…。旬のくだものや、お芋や大根などの野菜も美味しい季節。秋仕様の酵素ジュースで、秋の実りをたっぷりといただきましょう。今回は、酵素シロップの基本の作り方や、旬の素材をはじめとするさまざまな酵素シロップのレシピをお届けします♪
酵素シロップは、カラダを内側から整えて、元気にしてくれるといわれています。なんだか調子がいいなという実感は、酵素シロップのせいかも。皆さんはもう試しましたか?
煮沸消毒した保存瓶に、食材と白砂糖を交互に詰めていきます。埃や虫が入らないようガーゼなどで蓋をして、直射日光の当たらない場所に置きます。室温は20〜25℃がベストです。
翌日、水分が出て来たところで混ぜ始めます。よく洗った手で、底の方からしっかりと。お砂糖が完全に溶けるまでの2〜3日は一日2回、その後も毎日必ず1回は混ぜながら約1〜2週間育てましょう。
ヨーグルトメーカーを使って簡単に作ることもできます。3日ほどかけて、エキスを抽出。途中、混ぜて底にたまった砂糖を溶かしましょう。
夏場は1週間くらい、冬場なら2週間くらいが目安です。かき混ぜた時に細かい泡がシュワッとあがるようになれば出来上がり。竹ざるにあけ、さらにガーゼなどで漉して果肉分を取り除いた方が長持ちします。
出来上がった酵素シロップは、煮沸消毒した密閉容器に。シロップの中では酵素が生きていますから、完全には密閉せず隙間をあけておくか、穴をあけたラップ、ガーゼなどで蓋をしましょう。
そして、冷蔵庫などの冷暗所で保管します。保存環境が良ければ長く保ちますが、だいたい2〜3ヶ月を目安に飲みきりましょう。
甘みを控えたいからと砂糖の量を減らすのはNG。発酵しにくくなり、カビがはえやすくなります。お砂糖は白砂糖。精製度が高い分、上手に発酵できます。黒砂糖などはミネラルや不純物が邪魔をして発酵に時間がかかり、腐敗のもとになるとか。
水や炭酸などで10倍程度に割って飲むのが一般的。また、ヨーグルトやアイスクリームにかけるのもいいですね。朝食にもおやつにも活用できます。
ヨーグルトメーカーを使って気軽に作れる酵素シロップ。シュワシュワ感が爽やかな天然炭酸飲料のよう。美しいビタミンカラーも元気が出ますね。
手に入りやすく、しかも相性のいいりんごとオレンジの組み合わせ。5倍程度に薄めて飲んだり、フルーツはヨーグルトやグラノーラなどにのせて。
りんごの甘酸っぱさに、ゆずの酸味。爽やかさがたまらない酵素シロップです。仕込んで10日ほどで出来上がり。シロップ漬けのフルーツは、トーストにのせたり、紅茶に入れたり。
ビタミンCたっぷりのみかんを酵素シロップに。みかんは、皮が厚すぎない、果汁の多いものがおすすめ。みかんの糖度が高すぎる場合は、レモンなどを入れると飲みやすくなります。
国産キウイの旬は、秋。季節のおいしいキウイをたっぷり使った酵素シロップがおすすめ。パインを合わせることで、甘さもプラスされます。
国産レモンの旬は、冬。キウイとともに、安心な国産キウイを使って、酵素シロップを作るのもいいですね。すっきりと飲みやすい味。朝食にもぴったりです。
彩りもきれいなレモンとトマトの組み合わせ。柑橘類は苦味が出やすいので、皮をむくのがおすすめだとか。
栄養豊富なザクロを酵素シロップに。りんごを合わせて、秋色シロップが出来上がります。
冬が旬の金柑をたくさん使って酵素シロップを作りましょう。冬の健康づくりにとても役立つようですよ。
上品な味わいのゆずの酵素シロップ。水か炭酸水で4~5倍に割って飲むのがおいしいそうです。お部屋の温度によっても左右されますので、毎日様子を確認しましょう。
冬になるとたくさん出回るいちご。見た目も可愛らしいいちごをどっさり使って、酵素シロップを作りましょう。シンプルないちごの酵素シロップを作っておくと、ハーブを混ぜたりアレンジがききます。
こちらは、ヨーグルトメーカーを使って、終了2時間前にミントを加えた酵素シロップ。パンケーキに添えたり、アイスにかけたり、用途はさまざま。
さまざまな果物を使った、フルーツミックスの酵素シロップ。それぞれの果物のおいしさが一体となって、味わい深いおいしさに。
ハーブ&フルーツ&エディブルフラワーを使った、なんとも美しい酵素シロップ。眺めているだけで、幸せな気分。甜菜糖を使っています。
すももをメインにした、フォトジェニックな酵素シロップ。すももが出回る季節にぜひ作ってみたいですね。
数種のフルーツのほかにトマトやにんじんなどの野菜を加えた酵素シロップ。よりヘルシー感が高まりますね。
スイカ酵素シロップに、タピオカやチアシードなどを混ぜたヘルシーなドリンク。おいしさはもちろん、食感も楽しいジュースです。
梅シロップとはひと味違う、梅酵素シロップ。手でしっかり混ぜ合わせると、その味は?違いを確かめてみるのも楽しいですね。
エルダーフラワーの酵素シロップに、チアシードなどを混ぜたフレスカ。フレスカは、ベトナムなどで親しまれる飲み物だとか。体に良さそうですね。
仙草ゼリーやフルーツに、りんごの酵素シロップをかけて。それだけで、ひと味違う素敵なスイーツになります。
酵素シロップは、ドレッシングにすることもできます。酵素シロップと生野菜の相乗効果で、栄養抜群。色もきれいですね。
酵素シロップのレモンをたっぷり使ったサラダ。酸味は抜けて、甘くて爽やかな味わいだとか。貴重なサラダですね。
はっさく酵素シロップのはっさくの実をジャムに。煮詰めていくうちに、実がほぐれますので、薄皮をできるだけ取り除いているそうです。
りんごとレモン酵素で作る、おしゃれなコンフィチュール。甘さと爽やかさの調和がいいですね。朝食におやつに、出番が多そう。
ゆずジャムのゆずに、クリームチーズを合わせてトーストに。コクも加わって、本当においしい!
酵素シロップのりんごを使って、ちょっとミルキーな味わいのジャムに。トーストはもちろん、パンケーキやワッフルなどに添えてもおいしそう。
酵素シロップのジンジャーは、クッキーに混ぜるのもおすすめ。紅茶などにとてもよく合いますよ。
酵素シロップの魅力に目覚め、ワークショップを精力的に行っている杉本雅代さん。会に参加してみるのも楽しいですし、また本も出されていますので、そちらをチェックするのもいいですね。
こんな本もあるようです。酵素シロップに興味をお持ちの方は、1冊読んでみるのも参考になりそうですね。
人それぞれの、世界にひとつだけの酵素シロップ。瓶の中で育っていく様子に、とても愛着がわきますね。あなたが作った酵素シロップは、きっとあなたの体に一番合うはず。大切に作って、大切に使いたい宝物です♪
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酵素シロップって、梅シロップなどの砂糖漬けとはどう違うんでしょう?一番のポイントは、「人の手に棲んでいる常在菌の力を借りて、果物や野菜を発酵させる」ということ。時間をかけて熟成させたシロップには、酵素や乳酸菌がたっぷり含まれています。