名物店主のお買い物日記 no.24
心も癒える。深呼吸したくなるハンドクリームの話 ―CDC 小松ともこさのカバー画像

心も癒える。深呼吸したくなるハンドクリームの話 ―CDC 小松ともこさん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、今の季節にやさしく爽やかにケアしてくれるハンドクリームのお話。その香りには、小松さんの大切な思い出が秘められていました。

375
2022年04月25日作成
小松ともこ
CDC GENERAL STORE
小松ともこ
1968年1月生まれ、富山市在住。“ウキッ”ときたものはOLD・NEW問わずとりあえず購入!「CDC」のバイヤーとして洋服、雑貨のバイイングを担当。オリーブ世代で、スタイリスト・岡尾美代子さんのファン。好きなのは台所、食べること、作ること、焼き菓子(特にバームクーヘンは最強と思っている)。ボールペンは0.3mm派。取説を読むのが苦手。
心も癒える。深呼吸したくなるハンドクリームの話 ―CDC 小松ともこさん
心も癒える。深呼吸したくなるハンドクリームの話 ―CDC 小松ともこさん
初めて薫玉堂(くんぎょくどう)の香りに触れたのは、友人から頂いた老山白檀のお線香でした。お線香というとどうしても連想してしまうのが、仏壇・老人・お葬式……と、なんとなく寂しいイメージがついてまわります。もちろん私も例にもれず、いただいたときは「なぜ?」と思ったものでした。

イメージが先行してなかなか使えず、初めて使用したのはずいぶん経ってから、父の法要のときでした。火をつけたとたん、部屋中に香る爽やかで甘い白檀の香り。故人を偲んで集まってくれた人たちも、口々に「いい香りだね」と言ってくれました。そのあとは、白檀の香りに包まれて終始穏やかな雰囲気に。スーッと深呼吸して、目を閉じる。そこに居たすべての人が感じた香りの力。

あの頃の私は仕事の悩みに疲れ、人間関係も少しぎくしゃくしていたかもしれません。それを気遣ってのお線香、なんて粋で素敵なプレゼント。友人は法要ではなく、日々の生活で使って欲しかったに違いない。そのことに気づいてからは手放せなくなりました。今もリラックスしたいときは、そっと火を灯します。
心も癒える。深呼吸したくなるハンドクリームの話 ―CDC 小松ともこさん
前置きが長くなりましたが、私が大好きな薫玉堂の香りをデイリーに楽しめるハンドクリームが、2017年に登場しました。

「四季の香り」をコンセプトに、京都で採れた素材から抽出したエキスをお香の天然香料と配合してあります。手のケアと情緒のケアが一緒にできるハンドクリーム。毎日楽しみに愛用しています。ちなみにお気に入りの香りは「LEADEN SKY」。酒粕エキスと乳香の気品のある香りです。

今回紹介したアイテム

次回の“名物店主”は4/28更新予定です。お楽しみに!

バックナンバー

アプリ限定!
12星座占い、天気予報と気温に合わせたコーデをお楽しみいただけます

お買いものも
キナリノアプリで◎

キナリノアプリ

「これが好き」「これが心地よい」と感じてもらえるお買いもの体験と情報を。自分らしい暮らしがかなう、お買いものメディア

App Store バナーGoogle Play バナー