日焼けケアは、マスクに頼っても大丈夫?
きちんとした日焼けケアを知り、紫外線対策をしましょう。こちらでは、日焼け止めの選び方や日焼け止めの正しい扱い方についてお伝えします。
日焼けってどうしてするの?


紫外線は日焼けだけでなく、シワ・たるみの原因にもなります。日焼けだけでなく、将来の健やかな肌のためにも日焼けケアは必要です。
「紫外線の種類」と「肌へのダメージ」

1つ目はUV-A波です。こちらの紫外線は別名「生活紫外線」とも呼ばれています。季節に関係なく、一年中降り注いでおり、紫外線全体の約95%と言われています。紫外線の力は比較的弱いですが、肌の奥(真皮層)まで届くのが特徴です。肌の弾力やハリを保つエラスチンやコラーゲンなどに少しずつダメージを与えます。そのため、すぐにダメージは現れませんが、加齢とともにシワ・たるみの原因となります。

日焼け止めの選び方
◇肌質によって選ぶ

顔の皮脂が気になる方
ニベア(NIVEA)|サン ウォータージェル SPF35
ビオレ(Biore) |UVさらさらブライトミルク SPF50+
こちらの日焼け止めはパウダー配合!脂性肌の敵であるテカり・ベタつきをパウダーが予防してくれます。さらに、そのパウダーが光補正もしてくれるため、自然と肌もトーンアップ(メイクアップ効果による)!汗・水にも強く、落ちにくいので、暑い季節の強い味方になりそうです。
肌への刺激が気になる方

選び方のポイントとしては「紫外線吸収剤不使用」の日焼け止めを選ぶこと。このタイプは肌への負担が少なく子供のデリケートな肌にも使えると言われていますので、日焼け止め選びにお役立てください。
ウルンラップ(URUN WRAP) |ノンケミカル UV クリーム
紫外線吸収剤不使用でノンケミカルな日焼け止め。SPF28と少し低めに感じられるかもしれませんが、敏感肌の方はこれくらいの数値のもので、気になるなら日中に塗りなおすのがおすすめです。7種類のオーガニック成分配合で、さらに虫の苦手なレモングラスとラベンダー油が配合されているため軽い虫よけクリームとしても使えて便利です。
花王 キュレル(Cure)| UVエッセンス
キュレルシリーズの中でも赤ちゃんや乾燥性敏感肌の方でも使える日焼け止め。軽いつけ心地のエッセンスにはセラミド機能成分が配合されており、肌を乾燥などの刺激から守ります。乾燥は全ての肌トラブルの原因と言われているくらい肌へのダメージが大きいもの…。日焼け止めで潤いをチャージできるのは嬉しいですね。
◇外にいる時間で選ぶ

外にいることが多い方

ビオレ(Biore) |UV アスリズム スキンプロテクトエッセンス
ウォータープルーフタイプの日焼け止めでありながら、せっけんえ落ちる処方。ヒアルロン酸やローヤルゼリーなどの保湿成分も配合されており、乾燥から肌を守ります。この日焼け止めの最大の特徴は「ミクロディフェンス処方」。ミクロサイズのUVカプセルが肌の凸凹にフィットし、スキマをガードすることで”うっかり焼け”を予防できる効果があると言われています。
ポーラ(POLA) |ホワイティシモ薬用UVブロック シールドホワイトプラス【医薬部外品】
紫外線対策をしながら美白ケアとエイジングケア(年齢に応じたケア)ができる優秀なアイテム。外にいる時間が長いと美白ケアも気になるところですが、こちらの日焼け止めであればその悩みもカバーできます。美容液のような軽いつけ心地で保湿力も申し分なし。最高数値のSPF・PA値なのでレジャーのお供としてもおすすめです。
室内にいることが多い方

オルビス(ORBIS) |サンスクリーン(R)オンフェイス モイスト (クリームタイプ)
紫外線だけでなく、大気汚染物質もブロックするお肌のお助けアイテム。オイルフリー・紫外線吸収剤フリーで肌への負担も軽減されています。また、自然なカバー力があるため、化粧下地としても使える優秀なアイテム。外出しない日はこれ一本で十分かも!?
エリクシール(ELIXIR) |バランシング おしろいミルク
SPF・PA値、共に最高値の日中用乳液。年齢に応じた潤い成分が配合され、紫外線による乾燥を予防します。おしろい効果でテカりを予防しながら毛穴も目立ちにくくしてくれます。メイクはしたくないけどオンライン会議がある…なんてときの強い味方となるでしょう。
日焼け止めの正しい塗り方
手順1:適量を手に取る
日焼け止めの適量は意外と多め。いつもより少し多めの量を心掛けてみてください。日焼け止めを薄く伸ばして使うとその効果は半減してしまい、日焼けの原因に…。しっかり日焼けケアをするためにもいつもより多めを手に取る気持ちで。
手順2:両頬・鼻の3点置き×2

両頬と鼻に3点置きをします。それを2回行ってください。余った日焼け止めは額とあご先に塗布します。その後、指の腹を優しくクルクルさせ日焼け止めを肌に馴染ませます。ムラなく塗ることがポイント◎
手順3:骨の高い位置は2度付けを
骨の高い位置はシミ・そばかすのできやすい部分。日焼け止めの種類にもよりますが、パール一粒分くらいを目安に手に取り2度付けするのがおすすめです。額や頬骨など、骨の高い位置に日焼け止めを点で置きます。
手を卵型にして顔の曲線に沿って指を滑らせるように馴染ませます。このとき、同じ方向に手を動かすのと、力を入れすぎないのがポイントです。
日焼け止めの塗りなおしはできる?

メイクをしていない場合は余分な汗と皮脂を取り除いてから日焼け止めを塗り直したら良いですが、メイクをしている場合はどうでしょう?実は日焼け止め自体をメイクの上から塗布しようと思うとメイクがヨレテしまいます。日焼け止めに変わるもので日焼けケアができる簡単な方法をお伝えします。
方法1:UV効果のあるファンデーションを使う

方法2:UV効果のあるパウダーを使う

日焼け止めの落とし方
洗顔だけでOK?クレンジングは?

「ダブル洗顔不要」と記載があっても、クレンジングで日焼け止めを落とすのがおすすめ。クレンジングはメイクなど、油脂汚れを落とすのに優れているため、日焼け止めもきれいに落としてくれます。
特に水で落ちにくいウォータープルーフタイプの日焼け止めはクレンジングを使いましょう。
マスクでも日焼けケア万全で毎日過ごそう

ジェルの日焼け止めなので、リキッドよりも軽いテクスチャ。化粧水感覚でさっぱりと使えるので皮脂が気になる方におすすめです。潤い成分も配合されているため、紫外線による乾燥を予防できます。SPF35なので、室内で活動されることが多い方にピッタリです。