おうちの中でも忘れずに!室内でできる、これからの”紫外線対策”のこと

おうちの中でも忘れずに!室内でできる、これからの”紫外線対策”のこと

紫外線が気になる季節は、お部屋の中でも紫外線対策が必要です。とは言っても、外の紫外線対策と何が違うのでしょうか?そこで今回は、室内での紫外線対策として、適切な日焼け止めの選び方と、日焼け止め以外の対策についてまとめました。これを機に、室内での紫外線対策を見直してみましょう。2020年07月01日作成

カテゴリ:
美容・ケア
キーワード
スキンケア悩み・効果紫外線対策日焼け対策日焼け止め
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おうちでの紫外線対策、できていますか?

おうちの中でも忘れずに!室内でできる、これからの”紫外線対策”のこと
出典:www.instagram.com(@tominaga002)
外出する時はバッチリという方も、おうちの中だとつい油断してしまう「紫外線対策」。おうちの中で過ごす時は、どのような紫外線対策が適切なのでしょうか。今回は「室内の紫外線対策」をテーマに、日焼け止めの選び方と、日焼け止め以外の対策もあわせてご紹介していきます。

目次

紫外線と日焼け止めのキホン

「UVA」と「UVB」について

地表に降り注ぐ紫外線には「UVA」と「UVB」の2種類があります。「UVA」は全紫外線量の約9割を占め、肌へ蓄積的なダメージを与える紫外線で、長時間浴びると、肌のしみ・しわ・たるみなどを引き起こす光老化の原因になってしまいます。また、メラニン色素を酸化させてしまうので、肌が黒くなる原因にもなります。
出典:unsplash.com

地表に降り注ぐ紫外線には「UVA」と「UVB」の2種類があります。「UVA」は全紫外線量の約9割を占め、肌へ蓄積的なダメージを与える紫外線で、長時間浴びると、肌のしみ・しわ・たるみなどを引き起こす光老化の原因になってしまいます。また、メラニン色素を酸化させてしまうので、肌が黒くなる原因にもなります。

もう一方の「UVB」は、肌への影響が大きい紫外線です。その多くがオゾン層などで吸収されるため、地表に降り注ぐ量は全紫外線の約5~約10%と、UVAよりもかなり少ないですが、日焼け・炎症・しみの原因になったり、肌の細胞やDNAを傷付けて皮膚がんの原因を作ったりと、悪影響を与えます。
出典:unsplash.com

もう一方の「UVB」は、肌への影響が大きい紫外線です。その多くがオゾン層などで吸収されるため、地表に降り注ぐ量は全紫外線の約5~約10%と、UVAよりもかなり少ないですが、日焼け・炎症・しみの原因になったり、肌の細胞やDNAを傷付けて皮膚がんの原因を作ったりと、悪影響を与えます。

室内にも紫外線は降り注いでいます!

この2種類の紫外線のうち、物質の影響を受けにくいUVAは、窓ガラスを通って室内に入ってきます。一部はガラスやカーテンによってカットされるため外よりも量は少ないですが、油断しているとダメージが蓄積することに。対策は必須です!
出典:unsplash.com

この2種類の紫外線のうち、物質の影響を受けにくいUVAは、窓ガラスを通って室内に入ってきます。一部はガラスやカーテンによってカットされるため外よりも量は少ないですが、油断しているとダメージが蓄積することに。対策は必須です!

日焼け止めの「SPF」と「PA」について

「SPF」とは「Sun Protection Factor」の略で、主にUVBを防ぐ指標を表しています。15・30・50などの整数値で表され(50以上は50+)、数字が大きくなるほどUVBを防ぐ効果が高くなります。
出典:unsplash.com

「SPF」とは「Sun Protection Factor」の略で、主にUVBを防ぐ指標を表しています。15・30・50などの整数値で表され(50以上は50+)、数字が大きくなるほどUVBを防ぐ効果が高くなります。

「PA」とは「Protection grade of UVA」の略で、UVAを防ぐ指標を表しています。効果の高さは「+」で表され「PA+」から「PA++++」の4段階に分けられています。「+」が多いほど、効果が高いことを示しています。
出典:www.photo-ac.com

「PA」とは「Protection grade of UVA」の略で、UVAを防ぐ指標を表しています。効果の高さは「+」で表され「PA+」から「PA++++」の4段階に分けられています。「+」が多いほど、効果が高いことを示しています。

シチュエーションに合った日焼け止め選びを

室内で使う日焼け止めは【SPF15前後/PA++】を目安に

室内で過ごす時間が長く、洗濯物を干したりご近所に買い物に行ったりするくらいであれば、SPFは15前後、PAは+~++くらいの日焼け止めで十分といわれています。化粧下地やファンデーションでSPFやPAの表示があるものも効果的なので、組み合わせながら使っていきましょう。
出典:unsplash.com

室内で過ごす時間が長く、洗濯物を干したりご近所に買い物に行ったりするくらいであれば、SPFは15前後、PAは+~++くらいの日焼け止めで十分といわれています。化粧下地やファンデーションでSPFやPAの表示があるものも効果的なので、組み合わせながら使っていきましょう。

屋外での軽いレジャーには【SPF20~35/PA+++】

紫外線の少ない季節や、短い時間の屋外でのレジャーには、SPF15~35、PA++~+++くらいの日焼け止めがおすすめです。季節や天気、外にいる時間などを考慮して選んでみてください。
出典:unsplash.com

紫外線の少ない季節や、短い時間の屋外でのレジャーには、SPF15~35、PA++~+++くらいの日焼け止めがおすすめです。季節や天気、外にいる時間などを考慮して選んでみてください。

強い紫外線下で長時間過ごす時は【SPF30~50+/PA++++】

紫外線の強い時期に屋外で長時間過ごすという時は、SPFは30以上、PAは+++または++++の日焼け止めを使用しましょう。夏場のレジャーだけでなく、スキーやスノーボードなど冬場にも必要になります。海やプール、汗をかくレジャーシーンでは、水に濡れても落ちにくいウォータープルーフタイプも効果的です。
出典:unsplash.com

紫外線の強い時期に屋外で長時間過ごすという時は、SPFは30以上、PAは+++または++++の日焼け止めを使用しましょう。夏場のレジャーだけでなく、スキーやスノーボードなど冬場にも必要になります。海やプール、汗をかくレジャーシーンでは、水に濡れても落ちにくいウォータープルーフタイプも効果的です。

散乱剤タイプと吸収剤タイプ

日焼け止めには、紫外線を防ぐための成分(紫外線防止剤)が含まれています。この紫外線防止剤には、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があります。

吸収剤は、紫外線を吸収し熱エネルギー等に変えて放出することで肌を守っています。塗った時白っぽくならないところが魅力ですが、ケミカル成分のためまれにアレルギー反応が出る方も。
出典:www.instagram.com(@kotochoki)

日焼け止めには、紫外線を防ぐための成分(紫外線防止剤)が含まれています。この紫外線防止剤には、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があります。

吸収剤は、紫外線を吸収し熱エネルギー等に変えて放出することで肌を守っています。塗った時白っぽくならないところが魅力ですが、ケミカル成分のためまれにアレルギー反応が出る方も。

散乱剤は、肌をコーティングして紫外線を反射・散乱させ、紫外線が肌に届くのを防いでいます。アレルギー等が出ることも少なく、子ども用や敏感肌用の日焼け止めは、吸収剤を使わず散乱剤のみを使用したものが多いです。
出典:www.instagram.com(@aoyagiiii)

散乱剤は、肌をコーティングして紫外線を反射・散乱させ、紫外線が肌に届くのを防いでいます。アレルギー等が出ることも少なく、子ども用や敏感肌用の日焼け止めは、吸収剤を使わず散乱剤のみを使用したものが多いです。

室内でも、紫外線対策は「塗り直し」がカギ

日焼け止め選びも大切ですが、選んだ日焼け止めを正しく塗ることも大切です。特に重要になってくるのが「塗り直し」。2~3時間に1回塗り直すのが良いと言われています。汗で流れるだけでなく、手や衣類に触れて落ちることもあるので、室内で過ごしていても塗り直しは必要です。
出典:www.instagram.com(@kotochoki)

日焼け止め選びも大切ですが、選んだ日焼け止めを正しく塗ることも大切です。特に重要になってくるのが「塗り直し」。2~3時間に1回塗り直すのが良いと言われています。汗で流れるだけでなく、手や衣類に触れて落ちることもあるので、室内で過ごしていても塗り直しは必要です。

塗り直しはパウダーが便利◎

自宅での日焼け止めの塗り直しは、パウダーが便利です。室内に適したSPF・PAの値のものが多く、メイク直しと日焼け止めの塗り直しが同時にできちゃいます!日焼け止めや日焼け止め成分の入ったコスメは、重ね塗りすることで効果が高まるので、自宅では日焼け止めを塗るだけという方は、ぜひパウダーをプラスしてみてください。
出典:unsplash.com

自宅での日焼け止めの塗り直しは、パウダーが便利です。室内に適したSPF・PAの値のものが多く、メイク直しと日焼け止めの塗り直しが同時にできちゃいます!日焼け止めや日焼け止め成分の入ったコスメは、重ね塗りすることで効果が高まるので、自宅では日焼け止めを塗るだけという方は、ぜひパウダーをプラスしてみてください。

日焼け止めだけじゃない!室内でできる紫外線対策

UVカットカーテンやフィルムを使う

窓に紫外線対策を施せば、室内に入ってくる紫外線の量を減らすことができます。具体的には、紫外線をカットしてくれるカーテンに替えたり、窓にUVカットフィルムを貼ったり。まずは日中過ごしている部屋の窓から試してみてください。
出典:unsplash.com

窓に紫外線対策を施せば、室内に入ってくる紫外線の量を減らすことができます。具体的には、紫外線をカットしてくれるカーテンに替えたり、窓にUVカットフィルムを貼ったり。まずは日中過ごしている部屋の窓から試してみてください。

服装も気にかけて

外での紫外線対策と同様に、室内でも肌を覆う服を着るよう意識してみましょう。気温の高い時期でも快適に過ごせるアイテムはたくさんあります。UVカット加工を施したお洋服もおすすめですよ。
出典:

外での紫外線対策と同様に、室内でも肌を覆う服を着るよう意識してみましょう。気温の高い時期でも快適に過ごせるアイテムはたくさんあります。UVカット加工を施したお洋服もおすすめですよ。

室内のレイアウトを見直そう

日の当たらない場所で過ごすことが、1番簡単な対策かもしれませんね。紫外線が強くなる季節は、お部屋のレイアウトも見直してみましょう。ソファや椅子はできるだけ日の当たらない場所へ。日がよく当たる窓の近くには、観葉植物を並べてみてはいかがでしょう。
出典:unsplash.com

日の当たらない場所で過ごすことが、1番簡単な対策かもしれませんね。紫外線が強くなる季節は、お部屋のレイアウトも見直してみましょう。ソファや椅子はできるだけ日の当たらない場所へ。日がよく当たる窓の近くには、観葉植物を並べてみてはいかがでしょう。

おうちでもしっかり紫外線対策を

おうちの中でも忘れずに!室内でできる、これからの”紫外線対策”のこと
出典:www.instagram.com(@mikitakami)
紫外線対策は油断が大敵です!おうちでのんびり過ごす時間も、しっかり対策しましょう。日焼け止めを適切に使用するだけでなく、日焼け止め以外の対策も合わせて取り入れてみてくださいね。
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