前髪のうねりやくせ毛、悩むより上手く活かしてみませんか?

くせ毛やうねりの原因はどんなことが考えられる?

汗や湿気によるうねり

髪がうねる原因というと、まず思い浮かぶのが「汗や湿気の影響」ではないでしょうか。せっかくキレイにスタイリングして出かけても、雨の日はあっという間にクルクルとうねりが出てしまいがち。またお天気の日でも気温が高いと、頭皮やおでこなどに汗をかき、それによって湿度が上がりうねりに繋がってしまうことも。
髪の毛の乾燥

次に「髪の乾燥」です。乾燥によって髪の内部の水分が失われてしまうことで、コシやハリがなくなり髪がうねりやすくなってしまいます。
繰り返すパーマやカラーリング

湿気や乾燥以外にも、パーマやカラーなどによるダメージも考えられます。髪が傷むと表面を覆うキューティクルが剥がれ、髪内部の栄養や水分が失われてしまうと言われています。それが原因で髪の毛がうねるようになってしまうことも。
シャンプー後の自然乾燥

入浴後、濡れた髪にタオルを巻いてそのままにしてはいませんか?
確かにこのままの状態でもタオルが水分を吸い取り、ある程度まで髪は乾きます。ですが髪にとってはNG!この自然乾燥は髪にダメージを与えて、うねりの原因になってしまう可能性大です。

髪が濡れている状態というのは、髪を保護する表面のキューティクルが開いたままの状態になります。
髪を乾かさない状態が長ければ長いほど、髪の内部の水分を失い、摩擦によるダメージなどを受けやすくなってしまうことに。

それだけでなくタオルを長時間巻き続けることで、髪にタオルの跡が付き、その結果前髪にくせがついてしまう…という悪循環も。
ドライヤーでの髪の乾かし方

髪のうねりはドライヤーの乾かし方が肝心と言われています。ドライヤーでの乾かし方が間違っていると、髪は簡単にうねってしまうので要注意です。
どんな対策をしたらいい?
《対策1》トリートメントで髪に栄養補給をしよう

髪の毛の乾燥やダメージを防ぐためには、お肌と同じようにきちんと保湿してあげることが大切。髪の内部にまで栄養や水分を行き届かせるためにも、トリートメントを使ってケアをしてあげると良いでしょう。

ヘアトリートメントには、洗い流すものから洗い流さないタイプのものまでさまざまな種類がありますが、自分の髪の状態にあったトリートメントを選ぶことが大切です。
美容師さんに自分の髪質に合うのはどんなトリートメントか、相談してみてもいいですね。
《対策2》入浴後は素早くドライヤーで髪を乾かす

入浴後髪は15分以内を目安に乾かすようにしましょう。
濡れている状態が長ければ長いほど、髪はダメージを受けやすくなってしまうため入浴後は素早くタオルドライで水気を取り、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

特に前髪や顔回りの髪は、くせが出やすい部分です。毛先から髪を乾かすのではなく、髪の根本や内側から乾かして、くせの出やすい部分を先に乾かしていきます。根元や内側が乾いたら髪の表面や毛先を乾かすと良いでしょう。
正しいドライヤーのかけ方をおさらい
うねりやくせ毛の直し方をご紹介*
ひどいうねりやくせ毛を直すにはどんな方法がある?

朝のスタイリング時にやっかいな前髪のくせ。「前髪さえまっすぐなら…」そんな時、ありますよね。でも大丈夫!前髪のくせを抑えて直す方法を、いくつかご紹介していきます。
1. ヘアミストを使って前髪をブロー
前髪のくせがある部分にヘアウォーターを吹きかけて、軽く湿らせてからドライヤーとブラシでブローをすると、くせがのびやすくなりおすすめです。
前髪を引っ張りながら乾かすと◎

髪は濡れた状態から乾く時に形状を記憶するので、ミストで湿らせた状態から乾かす時が肝心!
手の指を開き前髪を掴んで、ゆっくりと前髪を引っ張りながらドライヤーで根本から乾かします。
手グシである程度乾かしたら、次は目の細かなブラシやロールブラシを使って髪をとかしながら乾かしましょう。
手グシの時と同様に、引っ張りながら伸ばすようにして乾かすと前髪のくせが直りやすくなります。
2. ドライヤーの温風と冷風を使い分ける
ドライヤーの温風と冷風を使い分けてくせを直します。素早くくせを直すには、温風で8割程度髪を乾かし仕上げは冷風を使うように温風と冷風を使い分けると良いでしょう。
3. 時間がない時はストレートアイロンで伸ばす
ブローの時間がない時は、ストレートアイロンを使うとすばやくくせを伸ばし、まっすぐな前髪にすることができます。
1.ヘアアイロンを150度程度に温めます。
2.前髪の表面をすくい、クリップで留めてブロッキングします。
3.指ですくうことができる量の前髪をとり、前髪の根元にヘアアイロンを入れ、毛先に向かって弧を描くようにアイロンを滑らせます。
4.内側が終わったら、クリップを外して表面の髪にも同様にヘアアイロンをあてましょう。
4. カットを工夫する

専門家である美容師さんに、髪の毛の状態やつむじの位置、生え癖などをみてもらい、どういったカットだとくせが出にくいのか、パーマをあてることで解消するのか、などを見極めてもらうと良いでしょう。今よりもスタイリングが楽になり、くせ毛というストレスから解消されるかもしれません。
くせ毛を活かしたヘアスタイル&ヘアアレンジ集

くせを活かしたヘアスタイルやヘアアレンジの方法を、いくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
思い切って無造作オン眉

眉の上でカットしたオン眉前髪。きれいな一直線のオン眉だと少し個性的な印象になりますが、ざくざくと無造作なオン眉だとカジュアルでおしゃれな雰囲気に。思い切ってオン眉にして無造作感を出すことで、くせ毛を活かしたキュートなスタイルに。
前髪を巻いてオン眉風アレンジ

前髪のくせが気になる人は、コテで前髪全体をくるんと巻くのもおすすめです。前髪を巻いてオン眉風にすることで、ちょっぴりレトロで可愛らしい雰囲気に。ワンピースに合わせたり、スカーフを巻いたり、クラシカルな装いとも合いますよ。
ピンでねじってすっきり前髪

くせ毛前髪をピンでねじって留めてしまいます。額を出してすっきりと見せて爽やかに。少し残した後れ毛も、くせがあることによって動きがでて、雰囲気あるスタイルに仕上がります。
薄く残したシースルーバング

前髪を薄く残して、毛束間を作るのが特徴のシースルーバング。こちらもくせ毛さんにおすすめのスタイル。前髪を少量残したら、両サイドをピンで留めてシースルーバングを作ります。トレンドのスポーツミックスコーデとも相性◎です。
ゆるっとした雰囲気のアップヘアに

くせのある前髪の両サイドを後れ毛として残せば、ゆるっと女性らしい雰囲気のお団子ヘアに。くるんと巻いたようになるので、くせ毛を活かして後れ毛で遊んでみて。

少なめにして残した前髪は長さがあるので、くせでうねっていても野暮ったい雰囲気にはならず、こなれた仕上がりになります。ハーフアップのお団子にまとめて、全体の広がりを抑えてあげると◎
くせ毛の原因には遺伝など、もともとの髪質の問題も考えられますが、その他にも私たちが何気なくやってしまっている日々のヘアケアにも原因があるようです。
具体的にどんな点に注意すれば良いのでしょうか。ひとつずつみていきましょう。