三つ編みパーマとは、夜寝る前に三つ編みをして眠ることでつくれる手軽なパーマ。コテなど電気を使わず自然につくるパーマであることから、別名“貧乏パーマ”とも呼ばれます。

三つ編みパーマを「やってみたい！」「気になる！」と思っている方のために、まずは三つ編みパーマの魅力をご紹介していきますよ。

パーマ液を使ったパーマや、高温度に熱したコテやアイロンなどを使ったカールはどうしても髪にダメージを与えやすく、枝毛が増えたり、艶がなくなってしまうことも。三つ編みパーマなら、髪へのダメージも最小限でヘアスタイリングが出来ます。

忙しい朝や約束前、ヘアスタイルはしっかり凝りたくても、時間がかかってしまうのが悩みどころ。三つ編みパーマなら、起きて三つ編みをほぐして整えるだけで、おしゃれな無造作ヘアスタイルに♪

アップへアや編み込みをする時には、髪を軽く巻いておくとアレンジがしやすいですし、こなれた雰囲気になります。ただ、巻いてからアレンジをするのは時間がかかります。三つ編みパーマで寝ているうちに土台をつくっておくとスムーズにヘアアレンジ出来ますよ。

もちろん編み込みをせずに、耳下から三つ編みをするだけでも素敵なパーマになりますよ。顔回りがすっきりとした印象で、ナチュラルなパーマヘアになります。

先ほどの動画で紹介した編み込みを、トップのあたりからやっていくと、ほぐした時に顔回りからふんわりとするエアリーパーマになります。ただ結んで寝るだけなのに、とても凝ったヘアスタイルになりますね。

三つ編みをする時に、きゅっと締めつけずあえてゆるめに三つ編みしてみると、しなやかなウェーブになります。ただ、ゆるめ三つ編みは寝ている間に取れやすいので、お団子にするなどほどけないように工夫することがポイントです。

左右に三つ編みをしたあと、お団子をつくるのもほどけにくくなるコツ。また、寝ている間に髪が邪魔になりません。ロングヘアの方におすすめです。

細かい三つ編みパーマのミディアムヘアに、前髪周りの少し毛束をとってねじり、金色のピンでとめたシンプルアレンジ。簡単なのに、金色ピンがキラリと良く映えてとってもキュートです♪

ゆるめにかけた三つ編みパーマは、ラフな雰囲気のアレンジにぴったり。ざっくりとまとめて前髪を少し出したら、無造作感でこなれた雰囲気のポニーテールに。

ゆるめに三つ編みパーマをかけたら、後ろでシニヨンをつくり、全体的にほぐしていきます。最後に顔回りや耳後ろなど、後れ毛をたっぷり出したら、どこか無防備な色気漂う大人ヘアに。

トップからしっかりと三つ編みパーマをかけたら、高めの位置にお団子をつくります。三つ編みパーマをかけたあとのお団子は、ふんわり感が増してかわいいですよ。お団子をした束の毛先はまとめずにそのまま出しておくと、さらにラフ感たっぷりに。

華やかなヘアアレンジの際は、寝ている時の癖付けの三つ編みはトップからしっかりとウェーブかけます。ふわっとほぐしたら、低めの位置で三つ編みをつくり、髪を大きめに引き出していきます。三つ編みパーマでつくったしなやかウェーブが、華やかさを際立たせます。

三つ編みパーマの魅力やコツをご紹介しました。三つ編みパーマは、簡単・時短・髪に優しい・電気代も節約出来るなど良い事尽くしなのに、なによりとってもおしゃれなヘアスタイルが完成する素敵なスタイリング術です♪
三つ編みパーマで、いつもの朝にちょっとでも余裕が出来れば嬉しいです＊