“スキンケアのクセ”に気づいていますか?
自己流で行うスキンケアには、もしかしたら独自の“クセ”がついてしまっているかもしれません。人から言われて初めて気付く事が多いクセは、なかなか自分では直しにくいもの。いけないと分かっていてもついやってしまう…なんて事もありますよね。
スキンケアでやりがちな5つのクセ
【クセその1】力が入りすぎてしまっている
クレンジングも洗顔もその後のタオルオフも、顔をゴシゴシこするのは色素沈着やたるみを引き起こす原因に繋がるためやってはいけないこと。
そう分かっていながらも、遅くなってしまった夜や忙しい朝などについやってしまいがちなクセですよね。
自分の力なら少々強くても痛くはないし、むしろちょうど良い力加減に感じているものです。でも自身で感じている以上に、お肌に負担をかけてしまっているのです。
■見直しポイント
自然に力が抜けてやさしい手加減になれると同時に、ゆっくりした動作になります◎
【クセその2】クレンジングは全部の指を使っている
メイク汚れはしっかり落とさなくちゃ!ついでにマッサージも!なんて、つい頑張り過ぎていませんか?
全部の指を使う事で、早く汚れを落とそうとする気持ちが働いてしまうのかもしれません。でもそれでは汚れ落ちにムラができてしまいます。
親指と人差し指は自然と力が入りやすい指です。逆に中指と薬指は力を入れようと思ってもあまり入らない指なのです。
この二本の指の腹を使うことで余計な力が入らず、小鼻や目の周りなど細かいところのメイク汚れもしっかり落とせますよ。
■見直しポイント
【クセその3】 出し過ぎてしまったクリームやジェルを容器に戻している
マッサージクリームやジェルに多いジャータイプの容器に入ったものは、専用のスパチュラが付いているものもありますが、指ですくって取る場合、つい取り過ぎてしまう事ありますよね。
そんな時、また容器に戻していませんか?
防腐剤が入っていたとしても、やはりこれは衛生的とはいえません。容器のフタを開けっぱなしにするのもしかりです。
■見直しポイント
平らなヘラタイプのスパチュラはクリームやジェルなど、適量をすくう時にとても便利で衛生的なのでオススメです。
【クセその4】乳液もクリームもこってりつけ過ぎ
乾燥によるトラブルを防いで、健やかな肌状態にすることがスキンケアの目的です。
肌にはバリア機能があり、余計な水分や外からの侵入物がバリアゾーンよりも体内に入らないような仕組みになっています。
つまり、たくさんつけたからといってたくさん浸透するというものではなく、つけ過ぎた分はメイク崩れの原因にもなるほか、空気中の浮遊菌が肌に付着しやすくなり、肌トラブルの原因にもなってしまうのです。
■見直しポイント
ベースクリームをつける前に軽く押さえる程度のティッシュオフをしてからメイクを始めましょう。
【クセその5】スキンケアの度に鏡の前でため息、眉間に力が入っている
これをやってしまう方、多いのではないでしょうか?
まじまじと鏡を見ながら「こんなところにシミが…」「くすみが…」「目の下のクマが…」などなど。気づかないうちに表情が険しくなっているかもしれません。
女性の肌は繊細です。ホルモンバランスやライフスタイル、心因性、外因性など様々な原因によって肌状態も変わりやすいものです。鏡の前ではリラックス!ため息は深呼吸に変えましょう。
■見直しポイント
目の周りもスッキリして、表情も柔らかくなりますよ。メイク前のお手入れやおやすみ前のケアにオススメです。
お肌にダメージを与えてしまうスキンケアのクセとは、いったいどんなものがあるのでしょう。ひとつずつみていきましょう!