体が元気に働いてくれない…どうして?

こんな不調、ありませんか?
不調の症状は様々ですが、足のむくみは気になりませんか?もしくは、暑いのに手足が冷えて困っていませんか?
むくみや冷えの他、肩こりなどの病気ほどではない不調の原因の一つに「血行が悪い」という理由が考えられます。
血行が悪いとなんだか調子が悪い訳は?
血液は体中に酸素や栄養を届ける働きをしています。ところが血行が滞ると血液の移動がスムーズに行えません。そのため余分な水分が下半身にたまったままになり、むくんだり、冷えや肩こりに繋がっていくのです。
血行を良くするにはどうしたらいい?

血行=温める、という対策を取られる方が多いかもしれません。確かに冷たい物の飲み過ぎを控えたり冷え取りする事も効果的ですが、もう一つ見逃してはいけない基本があります。
それは自律神経を整える事。血行は自律神経の働きで血管が拡張と収縮を繰り返す事で調節されています。そのため、自立神経の働きが乱れていると血行も乱れてしまうのです。

自律神経は過度に緊張したりストレスを受けると、体がリラックスモードに入れず呼吸が浅くなり、常に神経を尖らせている状態が続きがちです。そうすると血管が収縮している時間が長くなってしまい、しめつけた服を着ているように血行も滞りやすくなります。
自分で自分の体をコントロールする方法は「深呼吸」にあり
一番簡単に、自分の意志で自律神経を整える方法は深呼吸です。ゆっくり呼吸する事で神経の興奮をなだめ、体がゆるんで血行がスムーズになります。

また、出先でイライラしたり緊張して辛い時は、Googleで「深呼吸」と検索してみて下さい。検索結果のトップに「1分間の深呼吸エクササイズ」が表示され、再生すると一分間、吸って吐くタイミングを指示してくれます。気分を切り替えたい時にもおすすめです。
おうちでできる!むくみ解消+血行改善の運動
ポイントは「足を上げる」事と「足の筋肉を動かす」事

血行を改善するためにはハードな運動は必要ありません。起き抜けにちょっと足を上げてみたり、横になった時に高さ(5~10センチ程度)をしばらくキープしてみましょう。クッションなどを足首の下に置くとちょうどいい高さになりますね。そのまま寝てもOKです。
リラックスしながら体を温める方法
アイスでもホットでも楽しめる「生姜シロップ」もおすすめ
無理をせず、ちょっと意識してみる事から始めましょう。

血行が悪くなっている時、原因は突き詰めると「心身共に疲れている」という事かもしれません。「血行を良くするために◯◯しないと」と義務感を持ってしまうとそれだけでもストレスが増えてしまいます。まずは「なんとなくの不調には理由がある」という事を意識するだけでも違ってきます。
なんとなく調子が悪い…という時は、「一回だけストレッチしてみようかな」くらいのゆるさで取り組む所から始めてみて下さい。そして気づいた時には深呼吸を。そんな風にしていけば少しずつ体が少し楽になっている、と感じられるかもしれません。
厳しい暑さも落ち着いてちょっと一息のはずが、体が思うように動かない…、病気というほどではないけれど調子が悪い…など、なんとなく続く体の不調を改善したいですね。