今日の『疲れ目』明日もそのまま?


また夏の暑い時期は、紫外線でダメージを受けてしまい充血してしまうことも。そんなさまざまな『疲れ目』に合わせた、対処法や和らげ方をお教えします。
まずは疲れ目のセルフチェック!

目が痛い、乾燥する、肩凝りなどの症状があれば、それは疲れ目かもしれません。まずは自分で診断してみましょう。疲れ目が酷くなると、頭痛を起こすことも。症状が酷い場合は、眼科で診てもらう必要があります。
自分の『疲れ目』に合った和らげ方を知ろう

疲れ目の原因はいろいろ。自分の疲れ目に合った対処法や和らげ方を知っておくと、ちょっぴり疲れてしまった目もその日のうちにスッキリ快適でいられますよ。
デスクワークによる疲れ目さん

長時間細かい文字や数字を見続けている、デスクワークによる疲れ目さんには…
こまめな休息

こまめな休憩を入れて、パソコンとの適度の距離をとるように心がけましょう。集中しすぎた気持ちの切り替えにも◎です。1時間ごとに必ず休憩を入れるなど、決まりを作っておくのがおすすめです。
ツボ押しマッサージやストレッチ
デスクでもできる、目の疲れをとるマッサージが効果的です。近いところにピントを合わせ続けていたことで、目のピントを調節する部分が疲れています。目をくるくる回して、こりをほぐしましょう。目元はデリケートなので、目の周りのマッサージをする際は、強く押しすぎないように注意しましょう。
動画で分かりやすく解説された目の疲れを取る体操です。

疲れ目に効くおすすめのツボ
目頭の先端のくぼみには「睛明」というツボがあります。親指と人差し指でつまむようにしたり、両手の人差し指でゆっくり押します。
紫外線による疲れ目さん

夏の楽しいレジャーで目からも疲れを感じる、紫外線による疲れ目さんには…
UV加工のあるサングラス

UV 加工のあるサングラスを必ず着用しましょう。UV加工していないサングラスは、目に紫外線が入り、脳が紫外線を浴びたと勘違いしてしまい、全身の日焼けの原因につながってしまうのです。そのため、サングラスは必ずUV加工してあるものを選びましょう。
目に良い食べ物を取り入れる

疲れ目に効く食べ物を食事に取り入れてみませんか?
ブルーベリー
ニンニク
青魚
加齢による疲れ目さん

近くのものが見えにくくなる加齢による疲れ目さんには…
視力にあった眼鏡を作る
冷・温目元マスク

目がショボショボして充血しているようなら、冷・温マスクが効果的です。熱めのお湯でしぼったタオルで優しく目の周りを温めた後、氷水でしぼったタオルでひんやり目を覆うようにしましょう。これを交互に行うとすっきりしますよ。
日常生活でもできる、ちょこっと対策
目薬を取り入れる
目薬は手軽に疲れ目をケアできるアイテムです。ドライアイに潤いを与えたり、充血を和らげる効果があります。
目薬は、先端のノズルが目に入らないように少し離してさすようにしましょう。目薬をさしたら、流れないように目を閉じて目頭を押さえます。
【おすすめの目薬成分】
目の傷み…グリチルリチン酸二カリウム、アラントイン
乾燥…塩化ナトリウム、塩化カリウム、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
充血…塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン
これらの成分が入った目薬を選べば、より効果を感じられるでしょう。
テレビやパソコンと適切な距離を

テレビやパソコンの画面からは、適度な距離を取って見るように。また画面が目線より上の位置にあると、疲れやすくなるので、目線より下の位置にくるように高さの調整をしましょう。
まばたきの回数を増やす

集中していると、一点をついつい凝視しがちになり、知らず知らずのうちに目を酷使することになります。意識してまばたきの回数を多くすることで涙の分泌を増やしましょう。
部屋を適切な明るさにする

部屋が暗いと目は疲れやすくなってしまいます。目を使うような作業をする時は、部屋全体を明るめにするか、手元を明るくしてくれるライトを活用しましょう。
疲れ目に効くおすすめアイテム
アイピロー
サプリメント

ブルーベリーに多く含まれているルテインや、ビタミンの入ったサプリメントを使うのも、疲れ目の治し方の一つです。効果には個人差がありますので、自分にあったものを見つけましょう。
ブルーライトカットメガネ

パソコンやスマホの液晶から発生するブルーライトは、疲れ目の原因になると言われています。ブルーライトをカットできるメガネをパソコンやスマホを見るときにかけると、疲労感を軽減できます。
疲れ目改善、少しずつはじめましょう

しょぼしょぼしてしまった『疲れ目』は、目の血管が血行不良になってしまった合図です。
疲れを明日に残さないために、ホットタオルや自宅でできるでケアを積極的に行うようにしましょう。
デスクワークで一日パソコンとにらめっこしていると、夕方には目がしょぼしょぼして目薬が欠かせない!なんて人も多いんじゃないでしょうか?