チークの入れ方で雰囲気をチェンジ♪

チークの基本的な使い方を見直してみよう
チークブラシの選び方

チークを購入した時、多くはブラシとチークがセットになっていますが、チークの良さを引き出すには同梱されているブラシではなく、チーク用ブラシを別に用意すると良いでしょう。チークブラシの種類は多く、ブラシの毛の素材によってもチークの入り方が違ってきます。密度があって丸いやわらかな毛のチークブラシが基本的なタイプで、初心者にも扱いやすいチークブラシです。毛がやわらかいので、仕上がったチークはふんわりとしたやわらかな印象になります。
チークを入れる場所は?

チークを入れる位置は、基本的には笑顔を作った時に「頬の一番高くなる場所」に乗せると良いでしょう。頬の一番高い場所から、耳の上辺りに向かって外側へとチークを入れていきます。ただ、チークの場所が鼻よりも下(ほうれい線辺り)に入ると老けた印象に見られてしまうので注意しましょう。
【顔型別】チークの入れ方のポイント
「たまご型さん」にオススメの入れ方

基本形となる顔型がたまご型です。基本の入れ方である「笑顔を作った時に頬の一番高くなる場所」にチークを乗せつつ、チークの濃さやふんわり感で毎日のメイクに差をつけてみると良いでしょう。
「丸顔さん」にオススメの入れ方

全体的に優しい印象を持つ丸顔タイプ。丸く円を描くようにチークを入れてしまうと、チークの幅が横に広くなってしまい、のっぺりとした平たい顔の印象を与えてしまいます。ポイントは、縦に入れることです。縦と言っても頬の一番高い場所(耳の上辺り)から小鼻の辺りに向けて斜めに入れます。“ライン”を意識したチークの入れ方をすることで、シャープで立体感のある小顔メイクが完成しますよ♪
「面長さん」にオススメの入れ方

面長な顔立ちの人は、幅を持たせたチークの入れ方をすることででふんわりとしたやわらかな印象に変わります。丸顔の人と逆の考え方になるのですが、基本の入れ方に従ってチークを縦に入れるとシャープさが余計に際立ってしまいます。面長さんのチークの入れ方のポイントは、頬の位置をやや下にすることで顔の長さをカバー。チークを乗せる場所は頬骨より下辺り、さらに横にふんわりとチークを乗せることで、顔が横に広がって見え面長が目立ちにくく丸く優しいメイクになります。
「逆三角形さん」にオススメの入れ方

スッキリとしたシャープな顔立ちの逆三角形タイプ。シュッとした顔立ちからクールな印象を持たれることが多いと思いますが、そんな印象をチークの効果で解消しましょう。逆三角形タイプの人はチークを大きく、そしてふんわりと乗せるとやわらかな印象を与えます。頬骨の上辺りから鼻に向かって平行にチークを入れます。幅広のチークを入れ、丸みを持たせ可愛らしさをが出るぐらいでも大丈夫♪ただ、あまり濃い色のチークだと顔の印象がきつくなってしまうので、優しい色味のチークでふんわりと乗せることがポイントです。
チークの種類によっても雰囲気は変わる!

チークと言えばパウダータイプのチークが一番に浮かぶかと思いますが、チークにも種類があります。チークの種類によって発色の仕方、雰囲気、質感など違ってきます。自分が扱いやすいチークや好きな雰囲気のチークを見つけてみましょう♪
パウダーチーク
ミネラルチーク
クリームチーク
チーク&ハイライト
肌の色から似合うチークカラーを探す
「ブルーベースさん」に似合うチークカラー

色白で肌に青みがかった印象のある人は、ブルーベースの肌になります。透明感のある肌を活かして、淡いやわらかな印象のカラーがおススメ。逆に鮮やかな色味だとチークが協調されてしまうので注意が必要です。

上品さや知的さのあるピンクベージュは年代問わず人気のあるカラーです。ピンクだと少し幼い印象を与えてしまいますが、ピンクとベージュの良い部分を持ち合わせた落ち着きのあるこちらのカラーは、ブルーベースの肌をより美しく見せてくれます♪

ブルーベースの肌は透明感のある白い肌が特徴ですが、顔色が悪く見られることもしばしば…。そんな時に肌をぱっと明るくさせるのがパステルピンクのチークです。鮮やか過ぎないパステルカラーが肌に自然な血色を与えます。
スモーキーカラーはトレンドでもあり、どんな人でも取り入れやすいカラーです。ちょっとくすんだピンクが子どもっぽくならず、いつもの自分とは少し違う大人の女性を演出することができますよ♪
「イエローベースさん」に似合うチークカラー

イエローベースの肌は、血色のある健康的な肌色といったタイプの肌です。ブルーベースとは対照的になり、黄色味がかった色、オレンジ系などの暖色系がイエローベースの肌には自然と馴染みます。

アプリコットとは薄いオレンジやベージュ系の色味です。そんなアプリコットピンクはイエローベースには肌馴染みが良く、自然な血色を与えツヤ感を出してくれます。青みを持つピンク系のカラーは、イエローベースの肌をくすんで見せてしまうので注意してくださいね。

コーラル系とはオレンジとピンクとの中間的な色で、落ち着きのある上品なカラーです。

日本人には多いイエローベースの肌に自然と馴染むのがオレンジ系。青みがかったカラーだと顔全体がくすんでしまうので、暖色系の色味が含まれたカラーを選ぶと肌との相性◎
自分のベースカラーや骨格を知るこることが大切

チークとは肌に色味をプラスする役割だけではありません。普段何気なく入れているチークもチークの種類やカラー、入れ方次第で顔の印象がグッと変わります。また、雰囲気をふんわりさせたり、シャープにみせたりと骨格のコンプレックスもカバーすることもできるんです♪自分に合ったチークを選んで、毎日のメイクに変化をつけてみませんか?
春を意識したメイクといっても、どこを変えたらいいの分からない…。そんな人は、まずチークから始めてみませんか?普段何気なく使っているチークの入れ方やカラーを変えるだけでも、印象が変わりふんわりとした春メイクになるんです。