暑さのピークは過ぎたもののまだまだ残暑もきびしく、起き抜けに「今日はいい一日になりそう！」と思えるような爽やかな朝を迎えられることは少ないのではないでしょうか。私たちは毎日のように睡眠をとりますが、実は朝の迎えかたということで言えば「失敗」しているケースが多いともいえます。

掃除のコツは先手を打ってそもそもの汚れを減らす「予防掃除」にあったり、バランスの良い食事を毎日キープするためには時間のあるときに副菜をまとめて準備しておく「常備菜」が常識になってきていたり。暮らし上手さんの基本は「準備上手」にあります。
睡眠も同じ。これまで寝る前にわざわざ意識的に準備をすることはなかったかもしれませんが、ちゃんと準備をすることで気持ちのいい朝を迎えることに成功する確率は高まります。

朝から颯爽としている女性になるには、寝る前の準備「ナイトケア」が欠かせません。

起きて一日を過ごすと、重力の影響でどうしても血液も老廃物も脚にたまりがち。横になって眠ることで解消されますが、寝る前に少しのケアをして補ってあげましょう。毎日のことだからあまり凝ったことは必要ありません。リラックスしながらふくらはぎと太ももを伸ばすストレッチと、手のひらでリンパの流れを促すようにマッサージ。これだけで寝覚めのスッキリ感が全然違います。

なかなか寝付けなかったり途中で起きてしまったり。眠りにつくのに体力を使ってしまう、なんてジレンマもあるかもしれません。睡眠はまず夢をみるレム睡眠から始まり、熟睡状態のノンレム睡眠へというサイクルを繰り返します。だから入眠時のコツは、上手に夢に入ること。夢の世界は無秩序なものですから、単調に羊を数えるよりは、その羊が空を飛んだり街に出かけたり、無秩序な連想に任せていればそのまま気づけば夢の中。

おやすみ前に歯磨きをする人は多いと思いますが、そこにもう一工夫するのが「朝美人」へのコツ。歯磨き後はお口の細菌は減っていますが、実は殺菌作用のある唾液が減る睡眠中に少しずつ増えて、起きる頃には細菌数が歯磨き前の倍以上に増えてしまいます。朝の息が気になるのもそのせい。
細菌が繁殖すると、プラーク（歯垢）ができ、気づかないうちにハグキの炎症を引き起こします。すると、なんとお口の中では見えない出血が起こり、それを栄養としてさらに細菌が増えてしまうのだとか。唾液の減少は止められませんから、そもそものお口の細菌を減らしておくしか対策はありません。

日本人はキレイ好きだと言われていますが、このお口のケアに関しては途上国。実は欧米では6割がマウスウォッシュやデンタルリンスをしているのに対して、日本人は3割程度。予防美容が一般化し、基礎化粧品や肌に触れるものは若いうちからケアをしようという意識が高まってきているにも関わらず、お口のケアは盲点となっています。

穏やかな入眠のためにも、寝る前の洗口液選びは低刺激な『ガム ナイトケア』（医薬部外品）がオススメ。いつも通りのブラッシングのあと、約20秒間お口をすすげば朝美人への準備は完了です。

翌朝の爽快感はもちろん、欧米では常識となっている予防的デンタルケアの習慣としても『ガム ナイトケア』はおすすめ。気持ちいい朝を迎える準備上手さんになって、素敵な朝美人になりましょう。