ナチュラルなたたずまいのなかに、一筋「凛」とした雰囲気をまとっている。同じような内容を話しているのに、その人の方が魅力的に聞こえる。みなさんは「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。素敵な人といえばついついファッションや髪型に目がいきがちですが、実は「声」が印象の4割を占めているといわれています。凛とした気をまとった魅力的な女性は、その「第一声」から人を惹きつけます。思わずひきこまれてしまう、「チャームボイス」の持ち主になるにはどうすればよいのでしょうか。

父兄との会議などでテキパキと自分の考えを述べられたら素敵です。理路整然と話がまとまっていなくても、「第一声」で結論をまず明確にして、次にその背景を説明すると意味はしっかり伝わります。それよりも説得力を左右するのは「声の調子」。プレゼンテーションが盛んな欧米のインストラクターは、話し方や振り付けよりもまず「ボイストーン」を徹底的に指導するそうです。日本人の女性の場合、一般的に呼吸が浅く少し上ずった声になると言われているため、ボイストーンを抑え目にする意識を持てば説得力を強めることができます。
また人前で話す時、急に声が出にくくなって咳払いをしたり、しわがれ声になることもあるかもしれません。体調が悪いわけでもなくそのような症状が出るときは、緊張や日頃のストレスが原因のこともあるそうです。

ママ友からの電話はいつも突然。いつも直接話している仲だと、電話との声の違いは気になります。「あれ、つかれてる？」なんて余計な気遣いをかけられないためにも、第一声に注意するようにしたいもの。表情が見えない電話のやりとりは「声」が表情になります。電話での第一声は直接会うときよりも少し明るめにするのがコツです。
でも、あまりに多忙な日が続くと、いつもの声が出せなくなるという人もいるのでは。ストレスがたまり過ぎても、喉に何かつまっているような感じがして声が出にくくなることがあります。

家事や子育てのストレスでこのところずっと調子が悪い。熱は出ていないけど、喉にちょっと違和感を感じる。この季節はそういうことがありがちです。でもその喉のイガイガ・喉の違和感は、風邪ではなく「ストレス」が原因かもしれません。
漢方では、人間の体は「気・血・水」の3要素が滞ることなく体内を巡ることによって、健康が維持されていると考えられています。そのため、逆に「気・血・水」のいずれか一つでも、不足したり、滞ったりすると、不調が起こりやすいとされています。過度なストレスは、この「気」の巡りを滞らせます。そして気の巡りが喉の辺りで滞ると、喉に何かつかえたような感じが現れるのです。
そんな時に風邪薬をのんでも改善されません。必要なのは、気の巡りをよくすることです。

ストレスなどによって起こる「気」の滞りを改善してくれるのは、「半夏厚朴湯（はんげこうぼくとう）」と呼ばれる漢方です。のみ続けることで「気」の巡りが改善し、なんとなく続いていた喉のイガイガやつかえがいつの間にかやわらいでいます。ただ、漢方というと独特の味や匂いが気になる、という人もいるのでは。そんな人にオススメのアイテムがあります。

漢方の独特の匂いや味が苦手な方にオススメなのは、タケダの『ストレージ タイプＨ』（第2類医薬品）。顆粒タイプで水で流し込めますし、個包装なので持ち歩きにも便利。漢方薬は自然界にある複数の生薬から作られているので、ケミカルな薬はあまりのみたくないという自然派の人にもうれしいアイテム。ストレスからくるのどのイガイガやつかえを感じている人は、一度ためしてみては。

「第一声」が素敵なチャームボイスを目指すなら、前提として自分本来の健康な声を出せることが必要です。のどのつかえなどがあり本来の声を出しづらいと感じている人は、まずは『ストレージ タイプＨ』で気の巡りをよくしましょう。