お正月の縁起菓子
割るとほら。こんなにかわいい人形がでてきます。
砂糖菓子や土を焼いて作った七福神、打出の小槌などの縁起のいいものばかり！
【石川】久寿玉（くすだま）
直径１０センチほどのもち米の久寿玉。
昔ながらの金沢お菓子が詰まってます。
【京都】伏見の辻占煎餅
元祖フォーチュンクッキー。
おみくじの結果は１８０種類もあるんですって！
【石川】辻占 諸江屋
お正月のお楽しみ。
一年の運勢を運試し。
女の子の縁起菓子
【京都】ひな菓子
桃の節句にちなんだ様々なモチーフが賑やかに盛りつけられた可愛らしい干菓子です。
【岩手】ひなまんじゅう
「ひな菓子」のひとつで「花まんじゅう」「花だんご」とも呼ばれてます。
女の子の成長を喜ぶかわいい縁起菓子なんです。
それぞれのお家で手作りするのが習わしなんですって。
結婚・出産の縁起菓子
【香川】讃岐のおいり
「心をまるく持って、まめまめしく働きます」意味が込められた縁起菓子。香川地方ではお嫁さんのお土産や引き菓子として婚礼の際に配られるそうです。
【石川】五色生菓子
金沢ではこの【日】・【月】・【山】・【海】・【里】と天地の自然の恵みを表した五色の生菓子を婚礼の際に贈る風習があるんですって。
他にも建前、出産、開店など、人生の節目となる祝いの場でも引き出物として贈られるそうです。
【石川】ころころ餅
コロコロと丸く器量のいい子が生まれてくるようにと安産祈願の思いを込めて、9ヶ月目に入った戌の日に親しい親族に「ころころ餅」が配られるんだそうですよ。
お餅のようなころころかわいい赤ちゃんが生まれてくるのが待ち遠しくなりそうですね。
【石川】加賀八幡 起上もなか
起上りこぼしみたいなかたちが可愛らしい！
おくるみを巻いた赤ちゃんのようにも見えるので、子供たちの育成と多幸を願った縁起菓子とされています。
福を招く縁起菓子
【京都】 福だるま
玉子ボーロみたいな素朴な味わい。
見た目も可愛らしい縁起菓子です。
【京都】福ハ内
節分の招福菓子。
「お多福」のかたちによく似ていることから福を呼び込むとされています。箱に書かれた「福」の文字も縁起がよさそう！
【東京】招福餅
亀屋万年堂 さんの招福餅。
やわらかな羽二重餅を大納言あずきを使用したあんで包んであります。熱々のお茶といただきたいですね。
願いを叶える縁起菓子
【長野】開運堂の白鳥の湖
口に入れて溶ける前に「ポルポロン」と３回唱えると幸せになれるんですって。
いろいろな縁起菓子
【大阪】岩おこし
「身をおこし、家をおこし、国をおこして服をおこす」言葉遊びが大阪らしい縁起菓子です。
【長崎】とんぴんかん
長崎の方言で「おちょうし者」っていう意味なんですって。
長崎市の花、紫陽花、名産・びわの実、南蛮菓子の有平の千代結や焼き菓子…いろんな形があって楽しい！
【広島】杓子せんべい
シンプルだけどインパクトのある杓子形のおせんべい。
「敵をメシ取る」という意味で勝利祈願の縁起菓子とされています。商売繁盛、家内安全の縁起物としても人気なんですよ。
【長野】門前 鳩合せ
平和と幸せのシンボルの鳩。
幸せを重ねるように二羽の鳩を重ね合わせていただきます。
【京都】亀屋良安の宝ぽち袋
京都にあるテキスタイルブランド「SOU・SOU」のかわいいぽち袋の中に、米俵や梅などの和三盆糖の押しものが入っています。
華やかな贈り物に最適です。
縁起菓子でお祝いの気持ちを伝えよう。
季節の行事やライフイベントを彩ってくれるものとして、地元に根付いて愛されているものが多いようです。
縁起物としてお土産やお使いものにしても喜ばれそうですね。
あなたの町にもきっと昔から伝わる縁起菓子があるはず。ぜひ探してみてくださいね。
【石川】福徳せんべい
金沢のお正月には欠かせない縁起菓子。
打ちでの小槌や俵の形をした最中の中にはお正月用人形が入っているんです。