ピリリと辛い♪ ジンジャーシロップの作り方＆アレンジレシピ

本格的なジンジャーシロップは、唐辛子・シナモン・ローリエ・カルダモンなどのスパイスを加えて煮詰めて作りますが、色んなアレンジを楽しみたいなら、生姜・砂糖・水だけのシンプル素材で作るのがおすすめ。

自家製なら、甘みも好みで調整できるのも魅力です！

煮沸消毒した瓶に詰めて、冷蔵庫で１週間程度の保存が可能。更に、残った生姜もアレンジレシピで全部使い切れるので、便利な上にムダなし！

中国、インドなど、古来から使われてきた香辛料の「生姜」。みなさん親しみ深い、体を温める食べ物です。
かーっと喉がしびれた後に胸がぽかぽかするような独特の辛い味と、すーっとしたスパイスの香り成分が、大きな特徴ですよね。

「冷え性には、生姜紅茶を飲むと効く」と言われるように、生姜の代表的な効能といえば、血流、血行促進効果。体の深部から熱を作り出し、ぽかぽかさせるので、温活にもってこいです。

香りだけでも発汗促進作用があり、それに伴い、疲労回復効果も。体が冷えがちな冬のみならず、外が暑い夏バテのシーズン（また、エアコン冷え）においても、体の調子を整えてくれます。

生姜の成分名を挙げると、主に「ジンゲロール」「ジンゲロン」「ショウガオール」の３つです。「ジンゲロン」が、上で述べたとおり「発汗を促すスパイスの香り」の成分になります。

注目したいのは、もともと生の生姜が多く含む「ジンゲロール」。これは加熱することで、生の生姜にはあまり含まれていなかった「ショウガオール」という成分に変身します。（80～100℃内のじっくり加熱が良い温度の目安／または加熱乾燥）

つまり・・・生の生姜を「ジンジャーシロップ」としていただくことで、生の生姜よりも「ショウガオール」を摂ることができ、より一層、温活の効果が期待できます。

手足が冷える季節には、身体の芯から温まりそうなお湯割りが美味しい♪ スパイスやブランデーを加えて、大人の味を楽しむのもいいですね。

三温糖で作ったシロップは、キレイな琥珀色。シロップを作った後の生姜は、グラニュー糖をまぶして生姜チップスとして楽しめます。

砂糖ではなく「はちみつ」を使ったジンジャーシロップ。冷蔵庫で２～３日の保存ができます。

レモン果汁を加えて作ったジンジャーシロップは、爽やかな辛味でドリンクに最適。定番の味わい方は、やはり炭酸で割った自家製ジンジャーエールですが、紅茶で割っても美味しい♪

こちらは、シナモンや唐辛子、レモングラスなどを加えた、ほんのり大人味のジンジャーシロップ。お酒との相性がバツグンです！

こちらは生姜、砂糖、水に、好みのスパイス類とレモン汁を加えて煮込む、香りと風味豊かな一品。生姜が辛いという方は、砂糖ではなくハチミツなど加えると、よりまろやかに調整できるはず。

フルーツをたっぷり入れて作ったマチェドニア・ジンジャーシロップ。ヨーグルトやアイスクリームのトッピングにしても美味しい♪

スライスした新生姜で作るシロップは、透明感のあるピンク色。生姜は刻んで、料理にも使えますよ！

新生姜をすりおろして、途中で唐辛子を加えたスパイシーなシロップ。レモン汁を加えてピンクに色づく瞬間に感動♪

優しい甘さの豆乳プリンに、黒糖のジンジャーシロップをかけて大人味に変身！

黒糖のジンジャーシロップを作ったら・・・プリンと合わせてみると美味しいですよ。

こっくりした甘さのかぼちゃプリンにも、黒糖のコクとスパイシーなジンジャーがよく合います。

濃厚なエスプレッソと意外なマッチング。ジンジャーシロップ→エスプレッソ→スチームミルクの順でそっと注ぐのが、キレイな３層に仕上げるコツ♪

牛乳・ティーバッグ・ジンジャーシロップを鍋に入れて温めるだけで、王道メニューのチャイも簡単に♪
スパイスを加えたシロップを使うと、より本格的な味わいです。

フルーツ入りのジンジャーシロップを使えば、サングリアも簡単に作れます♪ ワインは白でも赤でもOKです。

フレッシュミントとパイナップル、ピリッとしたジンジャーの刺激が好相性！ ノンアルコールのモヒートだから、お酒が飲めない人にもおすすめです♪

ビールをジンジャエールで割って、ほんのり甘い定番カクテル「シャンディガフ」。
スパイス入りのシロップを使えは華やかな味わいに。やさしい口当たりで、お酒が強くない方にもおすすめです。

ジンジャーシロップ＋醤油のタレにしっかり漬け込んだ手羽元焼き。アウトドアでも活躍しそうなレシピです。

こちらは、ジンジャーシロップにタマネギも一緒に漬け込んだ照り焼きチキン。ふっくらと肉厚な食欲のそそられる一品です。

ご飯がすすむ豚肉の生姜焼きも、ジンジャーシロップを使えば味付けが簡単。ジンジャーシロップに醤油を加えるだけでも、美味しい生姜焼きのタレの出来上がり♪

ジンジャーシロップは、お刺身との相性が◎ こんなオシャレなカルパッチョも失敗なしです。生姜と粒マスタードのピリッとした辛さで、食欲がすすみます。

鮮魚と相性も良いから、こんな丼も美味しそう♪ シャキシャキの水菜と半熟玉子を豪快にまぜて頂きます♪

料理の下味にも使いやすいジンジャーシロップ。スパイスを加えていない自家製シロップなら、和風の料理にも使いやすいですね。

根菜料理に欠かせない生姜も、ジンジャーシロップを使えば簡単＆スピード調理♪ 黒糖の濃厚なコクが決め手です。

中華の定番スープにも！ トロミのあるスープに溶け込んだ生姜パワーで、冷えた身体もポッカポカ。

メープルシロップの代わりにジンジャーシロップをトロリ♪ スパイシーなフレンチトーストは、甘さが苦手な人にもおすすめです。

スパイシーな生姜と爽やかなヨーグルトの組合せが、予想外のハーモニー♪飽きのこない甘さが魅力です。

ハーブ×ジンジャーの爽やかなゼリーは、汗ばむ季節やホッと一息入れたい時におすすめ！

ジンジャーシロップと残りの生姜を使ったクッキー。チョコと生姜の風味が、紅茶にピッタリ◎

濾したあとの生姜を、低温のオーブンでじっくり焼き上げたぬれ生姜。余分な甘さを追加していないので、料理にも使いやすいですね。