街を歩けば、明るいカラーリングの洋服や雑貨が目に付く。
神戸が誇るスイーツも春の新作が目白押し、どこのお店も妥協せず腕を競うように多くの人を愉しませてくれる。
神戸と名の付く雑誌を開けば、色とりどりのケーキに、見るからに香ばしい焼き菓子がズラリ。
この街には、「ループバス」という山側から海側までを走る緑の愛らしいバスも走っているので、気になるお店を巡るのもおすすめ。少しメインストリートから離れたとっておきを見つけた時の感動ったらありません。
山の麓と港付近のスイーツショップ2店舗
昔ながらの釜で焼かれるスイーツはおかわり必至だし、港に残る先人から譲り受けた風情のある建築物を覗けば、清新な空間に平成の最後を彩るような今どきおやつが並びます。
Petit Fleur(プティ・フルール)
40年以上、洋菓子の世界で腕をふるってきたオーナーパティシエの新展開のシフォンケーキ専門店。
神戸の玄関口である新神戸駅にほど近い閑静な住宅街に佇む隠れた名店。
生地は兵庫産の新鮮な赤玉の卵黄とメレンゲを、しっかりとかくはんして密閉性に優れた南蛮オーブンでふっくらと焼き上げていて、ふわふわでありながらしっとり感も残る見事な口あたり。
ベーシックなミルクをはじめチーズや紅茶、ドライフルーツをたっぷりと入れたものまで12種類が揃う。
3日間日持ちをするという点は、手土産にも最適なので、新幹線に乗る前にぜひ立ち寄ってみて。
別売りの生クリームを添えると、すこしリッチに変身!
こちらもマイルドな味わいで、いくらトッピングしてもシフォンケーキの個性を引き立ててくれる名脇役。
どこか懐かしい出立のプリン。
程良い弾力と香ばしいカラメルソースのコンビに惚れてしまう。
こちらもふわっふわの生地がたまらないロールケーキ。
お父さんが家族への手土産にしたくなるであろうシンプルでありながら食べ応えのあるお品。
お誕生日ケーキのオーダーも可能だなんて頼もしい。
フルーツやクリームなどを好みでトッピングして、特別な日を演出してみませんか?
COMPARTIR VALOR(コンパルティール ヴァロール)
2017年初夏にオープンした同店は、70年以上この街で愛される「ママがえらんだ元町ケーキ」を手がける大西 達也シェフの新しい試み。
シックな装いの店舗には、「おいしい時間を共有したい」という想いが詰まっていて、シェフが表現したい限りの秀麗な菓子類がラインアップ。
ギフトにも最適な箱詰めのブラウニーは、チョコレートそのものの風味を大切にしながらも、しっかりとした食べ応え。
他にも、ケース入りのフレーバーチョコレートも並び、これからの新作も楽しみになる。
時間を掛けて仕上げられる繊細な生菓子は、様々な食材の長所が活かされた味わい深い仕上がりで、どれも濃厚な口あたり。
テイクアウトに用意してくれる、趣向の凝らされた淡いグレーの色合いのショッパーも大切に持ち歩きたくなる。訪れる人に特別な時間をくれる。
珈琲、紅茶類はもちろん、ジュース類までがスタンバイ。
セルフサービスという気軽にスイーツを楽しめる計らいも心強い。
■タルトショコラ
フランスのコンクールで優勝したという見事な逸品。
チョコレートの芳醇な香りに程良い酸味は、大人のスペシャルなティータイムにもおすすめ。
■コンシスタンス
手土産にも嬉しいなきらびやかな装いで、その口溶けのよさには驚き。
■エサンヌ
珈琲ベースのほろ苦さを包み込むように、ヘーゼルナッツとオレンジのフレーバーが広がる。
トップに添えられた珈琲豆のチャーミングさにも注目!
■フレサ
たっぷりの生クリームといちごを贅沢に使用した王道ながらも、こだわりの詰まったケーキ。
ホールでお祝い事にもおすすめ。
帰り道には、重厚感のある外観にもうっとりしてしまう。
- 住所
- 神戸市中央区栄町通4-4-8
- 営業時間
- [月]
12:00 - 18:00
[火]
12:00 - 18:00
[水]
定休日
[木]
定休日
[金]
12:00 - 18:00
[土]
12:00 - 18:00
[日]
12:00 - 18:00
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
春のスイーツをご堪能あれ!
神戸のパティスリーも旬の食材で、とっておきのお菓子をスタンバイ。
ちょっと休憩にはイートインでおいしい体験をして、心も軽やかに。
そして、持ち帰ったお菓子をお供におうちでも甘い口福に包まれてみてください。
ベーシックなミルク風味は子供から大人まで幅広い層に人気。やさしい甘さでミルクのコクが際立つ。