野菜・肉・魚などの冷凍保存は、忙しい自炊派さんの強い味方。食材を冷凍することで、長持ちはするのはもちろん、ほかにもメリットがいっぱい。そこで今回は、冷凍の優れた点や、おいしさ・栄養を損ないにくい冷凍・解凍のコツをご紹介します。また、冷凍した野菜・きのこ・こんにゃく・豆腐・卵などを使ったおいしい料理や、肉・魚の下味冷凍レシピなどもいろいろと集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。2019年02月03日作成
上手な冷凍テクニックを覚えると、素材の味を損なわず、おいしい料理を時短で作ることができます。
お休みの日などに冷凍作業をしておけば、平日は楽ラク仕上げの調理のみ。仕事から帰ってからでも、ごちそうを食卓に並べられます♪
食材を冷蔵庫保存すると、次第に味も栄養も落ちていきますが、冷凍することである程度鮮度を保つことができます。また、下ごしらえの手間が減るのもうれしい点。きのこなども数種をミックスして冷凍しておけば、時短調理にもかかわらず、食感や香りの違いが楽しめて重宝します。
また、冷凍すると組織が破壊されるため、たとえば飴色玉ねぎも大幅に調理時間を短縮できます。食材につけた下味もしみ込みやすく、食感も柔らかくなるなどのメリットもあります。
乾燥と冷凍やけを防ぐには、野菜は下ゆでしてから冷凍室に。また、肉などは下味を付けてから冷凍するのがおすすめです。調味液で覆うことで、パサつかずしっとり。味もしみやすくなります。さらに、保存袋に入れる際は、空気をよく抜くことも必須。庫内の温度も一定に保ちましょう。
解凍は、冷蔵庫内に移しての解凍、加熱解凍、氷水解凍の3つの方法がおすすめ。急いでいるときは、氷水解凍・流水解凍、あるいはレンジの解凍機能を活用します。常温解凍は、細菌が繁殖しやすいので避けましょう。
しじみは、砂抜きをして洗ってから冷凍し、使う時は凍ったまま出汁に入れて、殻が開くまで火を通します。しじみは、冷凍することでうまみも栄養価も高まるといわれますので、ぜひお試しを。
冷凍オクラの保存袋に調味液を入れて、解凍と漬け込みを同時に行うおひたし。凍ったまま調味液に浸すとこで、より早く解凍ができ、味もしみ込みやすくなります。
トマトはまるごと冷凍でき、流水で皮をつるりとむくこともできますので、ラタトゥイユなどにおすすめ。ミニトマトも、ヘタだけ取ってそのまま冷凍できます。
冷凍きのこを、なるべく動かさないように炒めて水分を飛ばし、お米とともに炊き上げます。数種のきのこをミックスして冷凍しておくと、とても便利。きのこは、冷凍することでうまみが凝縮します。
こんにゃくは、冷凍することでこりっとした独特の食感に。きんぴらなどにするととても面白いお惣菜になります。冷凍こんにゃくの中の水分をしっかり絞ってから調理するのが、おいしさのポイントです。
時間がかかる大根の煮物も、大根を冷凍しておくことで短時間でとろとろに柔らかくなります。時間がないけれど、味のしみた煮物が作りたいという方におすすめです。
冷凍豆腐なら水切りも簡単。味もよくしみ食べ応えもあるので、ぜひ定番にしたいですね。栄養バランスのいいおかずとして、ダイエット中の方にもおすすめです。
冷凍卵は、卵を殻ごとラップにくるんで保存袋に入れ、冷凍室に1日以上置けばOK。自然解凍すると、黄身がかたくなって不思議な食感に。この黄身を醤油とみりんの調味液に漬け込みます。10分程度であっという間に味がしみますよ。
にんじんを塩もみしてマリネしてから冷凍庫へ。そうすることで味もよくしみ、シャキシャキ感の保たれたおいしいマリネになります。解凍は、ボウルに水を張って保存袋ごと浸ければOK。
タレに漬け込んでから冷凍すれば、味もしみしみ。あとは焼くだけですから、お弁当にも重宝します。時間がなくても本格的な味に仕上げたい方にいいですね。
下味冷凍は、肉だけでなく、魚にもおすすめ。かじきに下味をつけて冷凍したら、あとはそのままフライパンへ。ふたをして両面焼いたら完成です。調味液でコーティングして冷凍することで、パサつかずしっとりした仕上がりになります。
サワラに調味料を加えた西京味噌をぬって冷凍するだけ。お弁当にぴったりのおかずです。前夜に冷蔵庫に移して解凍。朝は、味噌を落としてフライパンで焼くのみです。
臭みの出やすい塩サバをいったん冷凍することで、よりおいしく調理。千切り野菜もいっしょに漬け込んで冷凍しておけば、仕上げの手間と時間がかかりません。栄養バランスも抜群です。
具材を醤油やみりんなどの調味料につけて冷凍し、食べるときに水を加えて煮込むアイデア。薄めない調味料に浸すことで、より味もしっかりしみます。
塩麹とともに下味冷凍することで、うまみたっぷりのジューシーなタンドリーチキンになります。鶏むね肉を使いますが、とてもしっとり柔らかくなるのもうれしい点です。
ひき肉といっしょに、細かく切った野菜や調味液もいっしょに漬け込むキーマカレー。あとは炒めるだけですから、仕事から帰ってからでも楽ラク調理できます。
ハーブ&スパイスをいっしょに漬け込んで冷凍することで、風味が豊かになり、少ない調味料でおいしくなります。冷凍する際に、お酒を入れるとしっとり仕上がりますので覚えておいてくださいね。
食材を上手に冷凍保存すれば、下ごしらえの手間も省け、時間がなくてもおいしい料理が楽しめます。下味もしみやすいというメリットも活かしながら、ぜひ時短とは思えないメニューを作りましょう。
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上手な冷凍テクニックを覚えると、素材の味を損なわず、おいしい料理を時短で作ることができます。