夏の楽しみ♪キリリと冷えたアイスコーヒー
水出しコーヒーに合う豆って?
特別な道具がなくても大丈夫?
カフェ等で見られる水出しコーヒーは、専用サーバーを使うことがほとんどです。ポタポタと1滴ずつ抽出していくもので、見た目にも楽しいアイテムなのですが、家庭で揃えるのはなかなか大変です。
でも、専用サーバーがなくても、家庭にある道具で水出しコーヒーを淹れることは可能です。いくつかの方法をご紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
お家でできる水出しコーヒーの作り方
ポットにコーヒー粉を直接入れる
一番簡単で道具が要らない方法がこちら。ポットやピッチャーに直接コーヒー粉を入れて抽出する方法です。
8時間ほど冷蔵庫に入れておいたものを、ペーパードリッパーや茶こしで濾せばOK!
かき混ぜすぎると濁りや雑味が出てくるので、抽出したあとはあまりかき混ぜないのがポイントです。
中にフィルターがついた水出しコーヒー用のポットを使用すれば、濾す必要がないのでさらに簡単です◎
この方法はダッチコーヒーと言われるもので、酸味やえぐみの強いコーヒー豆を美味しく淹れる方法として考え出されたもの。深煎りの豆をたっぷり使うのが、美味しい水出しコーヒーを入れるポイントです。
氷が溶けたしずくを使って淹れる
ウォータードリップサーバーの原理を家庭で再現できる方法がこちら。
コーヒー粉を入れたペーパードリップの上に氷をたくさん置いて、溶けたしずくがコーヒー粉をゆっくりと通るようにする方法です。
いつもコーヒーを淹れている道具で水出しコーヒーにできるのが嬉しいですね。
冷蔵庫に入れてもOKですが、氷が溶けにくいので最初の1時間程度は室温で溶かしたほうが良いようです。
専用のコーヒーパックを使う
耐熱ガラスなら、急冷する手も
厳密には水出しコーヒーとは言えなくなりますが、濃いめに淹れたコーヒーをたっぷりの氷をいれたグラスに一気に注ぐ方法もあります。
水出しのものに比べて苦味が多少出やすくなりますが、香りを維持しつつ冷たいコーヒーを飲むなら、この方法がいいと言われています。
氷で薄まることを考慮して、豆の量はいつもの1.5~2倍使うことがポイント。
冷たいグラスに一気に熱いコーヒー液を注ぐので、かならず耐熱ガラスの器を使うようにしましょう。
水出しコーヒー用におすすめのジャー
KINTO/PLUG アイスコーヒージャグ
イワキ ジャグ 1L
キントー カプセル ウォーター カラフェ
ハリオ フィルターインコーヒーボトル
まとめ
朝食と一緒に、一日の終わりのリラックスタイムに、冷たい水出しコーヒーで夏の疲れを癒しましょう♪
コーヒーを水で抽出することで、カフェインや苦味のもとになるタンニンという成分が溶け出しにくい傾向があります。
水出しコーヒーの場合は、苦味の強い深煎りの豆が美味しく飲めると言われています。
目安として、フレンチローストや、イタリアンローストと呼ばれるまで煎った豆です。
逆に、水出しの場合、浅煎りの豆、中焙煎の豆は、酸味が強くなり過ぎてしまう傾向があります。